編集局 
トランプ大統領 「米国第一」で繁栄できるか
ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任した。就任演説では「米国を再び強く、豊かにし、誇り高く、安全で偉大な国にする」と述べた。米国の再生を目指すトランプ大統領の強い決意を示す言葉であった。 民主党のオバマ大統領…

第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は…
第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は山下澄人さん、直木賞は恩田陸さん。それぞれ4回目と6回目の候補で栄冠をつかんだベテランだ。最近は複数回の候補を経て受賞に至るケースが少なくない。 もちろん、第153回の又吉直…

施政方針演説、立党の原点踏まえ未来拓け
通常国会が召集され、安倍晋三首相が2012年末の政権復帰から5回目となる施政方針演説を行った。 その最大のテーマは「新しい国づくりに挑戦する」ことだ。内閣支持率は高い水準を維持しているが、長期政権による驕(おご)りも…

トランプ氏、情報機関を改革へ Trump to reform intelligence
トランプ次期政権の国家安全保障政策の優先事項の一つに、官僚化され、一部で批判されているように政治化された米情報機関の改革がある。 トランプ氏は最近、英国の元情報当局者が作成したにせ文書の公開をめぐって、情報当局者らと…

アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって…
アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって、中国外務省が批判した問題が波紋を広げている。中国での反発を受け、冬季アジア大会の組織委員会は、札幌市内の同ホテルが選手団の宿泊先になっていることから、本の撤去などを打診したとい…


皇太子殿下、山と歴史を主題に御講義
皇太子殿下は19日、東京都新宿区の学習院女子大で、「歴史の山旅を楽しむ」と題して講義を行われた。 歴史学が専門で登山が趣味の皇太子殿下は、5歳の時の離山(長野県軽井沢町)への初登山で山歩きに興味を持ったことや、小学生…


両陛下、皇宮警察武道大会に
創立130周年を記念 天皇、皇后両陛下は19日午後、皇居内にある道場「済寧館」で開かれた皇宮警察創立130周年記念武道大会を観戦された。 両陛下は道場に設けられた玉座で、皇宮護衛官による弓道や柔道、剣道の決勝戦の様子…

北方領土交渉、ロシアの出方を見極めよ
ロシアのシュワロフ第1副首相は、安倍晋三首相のロシア訪問が4月になるとの見通しを示した。 安倍首相は北方領土問題の解決に強い意欲を見せ、ロシアとの経済協力にも積極的だ。しかし、ロシアは領土問題に関して厳しい姿勢を崩し…

都道府県魅力度ランキングというのが毎年…
都道府県魅力度ランキングというのが毎年発表される。2016年度は、北海道、京都、東京、沖縄の順。一方、45位は群馬、46位が栃木、47位が茨城だった。いずれも北関東だが、中でも茨城の最下位が印象的だ。 ランキングで気…

トランプ氏の早朝ツイッター
地球だより 20日にドナルド・トランプ氏が米大統領に就任する。全米に旋風を巻き起こしてきたトランプ氏は、既存の政治手法をそのまま踏襲しない型破りなスタイルが最大の特徴だ。それがよく表れているのが、ツイッターで意見や政策…


米で大麻合法化が加速
「200億㌦産業」か「有害薬物拡大」か 昨年11月の米大統領選では大麻(マリフアナ)合法化がさらに一歩進んだ。現在、米国では8州で娯楽用大麻が、28州で医療用大麻が合法化されている。大麻をめぐっては健康や社会に有害との…

選挙権年齢論争
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2003年、ドイツで“家族投票権”を導入しようという法案が提出された。赤ん坊はじめ全員に投票権を与え、12歳未満の場合は父母が代理行使できるようにする内容だ。12歳以上の子供は父母…


潘基文氏の大統領選出馬は資格違反か
韓国紙セゲイルボ 望ましくない「総長退任直後」 潘基文(パンギムン)前国連事務総長は大統領選を意識したパフォーマンスを演じる前に明確にすべきことがある。自身をめぐる二つの疑惑、すなわち大統領被選挙権と国連決議違反だ。 …


トランプ氏と中国、「関与」から「競争」の時代に
2017激動の世界を読む(14) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(下) トランプ次期米大統領は、台湾の蔡英文総統と異例の電話会談を行い、「一つの中国」原則にも縛られない姿勢を示した。トランプ氏の対中国…

日本共産党大会、「本気の共闘」は望めまい
日本共産党が党大会を3年ぶりに開催した。「自共対決」時代の始まりとした前大会とは異なり、今大会は「自公政権とその補完勢力に、野党と市民の共闘が対決する新しい時代が始まった」と指摘。次期衆院選に共闘して勝利し、野党連合政…

米軍の覇権復活へ国防費増額求めるマケイン氏 McCain plans massive boost in defense spending to restore military dominance
マケイン上院議員は16日、今後5年間、国防予算を年間850億㌦以上増額するよう求め、これは米軍の覇権を取り戻すための第一歩に過ぎないと語った。 白書に詳細に記された上院軍事委員長マケイン氏のこの計画は、重要な指標であ…

フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー…
フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー洞窟は、クロマニョン人の描いた壁画で有名だ。1940年に発見されたが、バクテリアや菌類、藻類による劣化を防ぐため50年に入場制限され、63年閉鎖された。 訪れる観光客のために…

逆風の中で新政権発足
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 就任前から大統領気取り 焦点定まらない移行チーム 新たに選出された大統領は就任後の100日、好意的な扱いを受け、少なくとも高邁(こうまい)な理想を掲げることが許されてきた。だ…


トランプ外交、中東政策再構築へ対露接近
2017激動の世界を読む(13) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(上) トランプ次期米大統領の外交政策は、オバマ大統領と比べどう変わるか。 オバマ氏は内政目標の実現を優先するため、海外における米軍プ…

首相4ヵ国歴訪、米国と地域を結ぶ役割果たせ
安倍晋三首相はベトナムでの日程を最後に、フィリピン、オーストラリア、インドネシアなどアジア太平洋4カ国の歴訪を終えた。 今回の歴訪の最大の意義は、各国首脳との会談で「地域の平和と繁栄のためには、米国の関与が不可欠」と…

荒れる成人式と反基地運動
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県では今年、男性8908人、女性8272人の合計1万7180人(沖縄県調査)が成人の仲間入りをした。沖縄の成人式と言えば、毎年のように「荒れる成人式」が全国的に注目されてきた。…

希望の変化 A change of hope
時は矢のように飛ぶ。月ごとでは大した変化は無しに。しかし、変化のペースは早まって、一夜のうちに昔のすべてのことが、再び新しく見えたりする。2016年の大統領選は、突然の、息をのむような希望と夢の激変だった。米国人が、根…

日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の…
日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の国際会議で、出席者の一人、韓国の大手新聞社社長が「韓国がネット先進国なのは、民主主義がより進んでいるから」という内容の話をしていた。 韓国の今の混乱した政情を見ると、インタ…
