編集局 
<幼子の静かに持ち来し折り紙のゆりの花手に…
<幼子の静かに持ち来(こ)し折り紙のゆりの花手に避難所を出づ>――天皇、皇后両陛下が昨年詠まれた御歌のうち、宮内庁が新年に当たり発表した計8首の中の一つ。天皇陛下が熊本地震の被災地を見舞われた際の思い出を御歌にされた。…


ポップで神秘なニッポン体験
コスプレ・忍者にハマる外国人 日本のアニメ・漫画文化が世界に広がり、アニメに登場するキャラクターの「コスプレ」や忍者に“ハマる”マニアックな外国人が増えている。コスプレイベントは全国各地で開かれ、忍者体験教室もある。ポ…


潜在力発揮すれば観光大国に
観光庁初代長官 本保芳明氏に聞く 国・地域の誇りと外交力強化につながる 外国人訪日客数が速いペースで伸びている。さらに外国人観光客を増やし、新たな目標である「2020年に4000万人」を達成し、「観光先進国」となるため…


野心的ビジョンで「先進国」へ
観光は「地方創生」の切り札 政府が昨年3月末、「明日の日本を支える観光ビジョン」を発表し、2020年の訪日外国人観光客数の目標を、それまでの2000万人から「4000万人」に倍増させるとともに、宿泊・飲食代などの消費額…


アジア安定へ日米が目標共有を
新春座談会「トランプ新米政権と日米同盟」(上) 昨年11月の米大統領選で勝利したトランプ氏が、1月20日に第45代米大統領に就任する。トランプ新政権の下、米国がどう変化し、世界に影響を及ぼしていくのかに注目が集まっている…


両陛下、今春ベトナムへ
愛子殿下は高校生に 天皇陛下御一家が新年 天皇陛下御一家は1日、新年を迎えられた。天皇陛下は即位以降毎年、年頭に当たっての感想を宮内庁を通じ発表されていたが、行事が相次ぐ年末年始の負担軽減のため、今年から取りやめとなっ…

「和力」で混迷の世界に光を
年頭にあたって 本紙主筆 竹林春夫 光と闇の交錯する新しい年を迎えた。国際秩序が大きく変化しようとしている。闇の中で右往左往するか、一筋の光に向かってひたすら前進するか。人類の英知が問われている。 昨年、世界の人々に衝…

「元朝(がんちょう)や神代の事も思はるゝ」…
「元朝(がんちょう)や神代の事も思はるゝ」(守武)。明けましておめでとうございます。きょうから2017年。元朝とは、元日の朝のことである。毎年のことながら新年の朝を迎えると、そのたびに生まれ変わったような気持ちになるの…


シリア、全土で停戦発効
ロシアとトルコが仲介 シリア全土で30日午前零時(日本時間午前7時)、同国政府軍と反政府勢力との停戦が発効した。 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)や、国際テロ組織アルカイダから分離独立した「シリア征服戦線(旧…

16年の日本、政治の安定が存在感高めた
1年のニュースを振り返り今年の日本を総括する時、改めて政治の安定が、内外から押し寄せるさまざまな困難を克服し、未来に明るい展望を拓(ひら)く力であることを痛感させられる。参院選で、その冷静な選択をしたのは国民であり、安…

小紙に昨日掲載された「今年の10大ニュース」…
小紙に昨日掲載された「今年の10大ニュース」国内編と海外編を見ながら、改めて大きなニュースの多い年だったと思う。米大統領選挙ではまさかのトランプ氏勝利。そして、これも大方の予想を裏切っての英国民投票での欧州連合(EU)…


日本からも第二のセガール?
地球だより プーチン大統領のロシアでは国の元首と個人的な関係を築けば、どんなことでも起こり得る。 ハリウッドスターのスティーブン・セガール氏が11月に、アメリカ国籍以外に、セルビア国籍を持ちながらも 、プーチン大統領…

政治家の妄言が幅を利かせる残念な時代
韓国紙セゲイルボ 「バカは黙っとけ」。ギャングの言葉ではない。ロドリゴ・ドゥテルテ比大統領の発言だ。 相手はザイド・アル・フセイン国連人権高等弁務官。麻薬との戦争を進めているフィリピンの状況に国連が介入した。ドゥテル…

首相真珠湾訪問 「和解の力」で日米同盟強化を
安倍晋三首相はオバマ米大統領と共にハワイの真珠湾を訪れ、75年前の日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する「アリゾナ記念館」で献花した。 戦後に一つの区切り 1941年12月、日本海軍は真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦…

焼き鳥を串から外して食べる客が最近増えて…
焼き鳥を串から外して食べる客が最近増えているそうだ。それに対し、店側がインターネット上で「やめてほしい」と強く要請したことが話題になっている。「わざわざ串に刺したのだから、そのまま食べてほしい」というのが店側の要望だ。…


プーチン露大統領の年次教書、トランプ次期米政権に期待感
プーチン大統領は1日、連邦議会議員をクレムリン大宮殿に集め年次教書演説を行った。1時間余りの演説の内容は具体性に乏しいものだった。トランプ次期米政権への移行に伴い米露関係の改善を期待しているものの、現段階では明確な方針…

聖誕節の乱数放送
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 古今東西を問わずスパイがいなかった時はない。歴史とは切っても切れない存在だ。とすれば、それを疎(おろそ)かにしてはひどい目に遭うことになる。 スパイをなめてかかって身と国を滅ぼし…


防衛費を国際水準まで上げよ
トランプ・ショック 再考・日本の国防(5) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 尖閣諸島をめぐる日本と中国の攻防のシナリオはどうなるか。 大きくは中国の台湾侵攻作戦が発動されて、それに連携して尖閣に来る場合と、尖…


現実に目を逸らし続けた1年 英のEU離脱、トランプ現象
韓国紙セゲイルボ 2016年も残りわずか、国際部記者として記憶に残ることを思い出してみた。 英国民が欧州連合(EU)離脱を選択するとは予想できなかった。6月23日の投票直前までも「英のEU離脱は現実化するか」という周…

中国空母、警戒要する遠洋展開能力向上
中国海軍の空母「遼寧」が率いる艦隊が西太平洋を経由し、南シナ海を航行した。遼寧の太平洋進出は初めてである。 中国国防省は活動の目的が「遠洋訓練」だと公表しているが、要警戒である。 初めて太平洋に進出 中国は九州南…

共和党の州司法長官ら、オバマ氏の気候変動政策を廃止へ Republican attorneys general eager to dismantle Obama climate agenda under Trump
共和党員の州司法長官らは、8年間にわたってオバマ政権の気候変動政策と戦ってきたが、共和党のドナルド・トランプ氏が1月20日に大統領になるとすぐに、この政策を廃止するための大統領の複雑な法的戦いを支援するという新たな使命…

東京の今を捉えた写真展「東京・TOKYO」…
東京の今を捉えた写真展「東京・TOKYO」が東京都写真美術館で開催されている。総合開館20周年を記念した企画で、将来性のある作家に注目した「日本の新進作家vol.13」。 6人が出品している。そのイメージを「混沌」と…


日米同盟軸に中国包囲網形成へ
トランプ・ショック 再考・日本の国防(4) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 中国による尖閣諸島侵攻の危険性が高まっているという指摘もあるが。 中国の人民解放軍は、共産党の軍であって国軍ではない。党軍事委員会主…
