編集局 rss

「元朝(がんちょう)や神代の事も思はるゝ」…

 「元朝(がんちょう)や神代の事も思はるゝ」(守武)。明けましておめでとうございます。きょうから2017年。元朝とは、元日の朝のことである。毎年のことながら新年の朝を迎えると、そのたびに生まれ変わったような気持ちになるの…

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シリア、全土で停戦発効

ロシアとトルコが仲介  シリア全土で30日午前零時(日本時間午前7時)、同国政府軍と反政府勢力との停戦が発効した。  イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)や、国際テロ組織アルカイダから分離独立した「シリア征服戦線(旧…

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16年の日本、政治の安定が存在感高めた

 1年のニュースを振り返り今年の日本を総括する時、改めて政治の安定が、内外から押し寄せるさまざまな困難を克服し、未来に明るい展望を拓(ひら)く力であることを痛感させられる。参院選で、その冷静な選択をしたのは国民であり、安…

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小紙に昨日掲載された「今年の10大ニュース」…

 小紙に昨日掲載された「今年の10大ニュース」国内編と海外編を見ながら、改めて大きなニュースの多い年だったと思う。米大統領選挙ではまさかのトランプ氏勝利。そして、これも大方の予想を裏切っての英国民投票での欧州連合(EU)…

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日本からも第二のセガール?

地球だより  プーチン大統領のロシアでは国の元首と個人的な関係を築けば、どんなことでも起こり得る。  ハリウッドスターのスティーブン・セガール氏が11月に、アメリカ国籍以外に、セルビア国籍を持ちながらも 、プーチン大統領…

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政治家の妄言が幅を利かせる残念な時代

韓国紙セゲイルボ  「バカは黙っとけ」。ギャングの言葉ではない。ロドリゴ・ドゥテルテ比大統領の発言だ。  相手はザイド・アル・フセイン国連人権高等弁務官。麻薬との戦争を進めているフィリピンの状況に国連が介入した。ドゥテル…

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首相真珠湾訪問 「和解の力」で日米同盟強化を

 安倍晋三首相はオバマ米大統領と共にハワイの真珠湾を訪れ、75年前の日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する「アリゾナ記念館」で献花した。  戦後に一つの区切り  1941年12月、日本海軍は真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦…

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焼き鳥を串から外して食べる客が最近増えて…

 焼き鳥を串から外して食べる客が最近増えているそうだ。それに対し、店側がインターネット上で「やめてほしい」と強く要請したことが話題になっている。「わざわざ串に刺したのだから、そのまま食べてほしい」というのが店側の要望だ。…

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プーチン露大統領の年次教書、トランプ次期米政権に期待感

 プーチン大統領は1日、連邦議会議員をクレムリン大宮殿に集め年次教書演説を行った。1時間余りの演説の内容は具体性に乏しいものだった。トランプ次期米政権への移行に伴い米露関係の改善を期待しているものの、現段階では明確な方針…

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聖誕節の乱数放送

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  古今東西を問わずスパイがいなかった時はない。歴史とは切っても切れない存在だ。とすれば、それを疎(おろそ)かにしてはひどい目に遭うことになる。  スパイをなめてかかって身と国を滅ぼし…

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防衛費を国際水準まで上げよ

トランプ・ショック 再考・日本の国防(5) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 尖閣諸島をめぐる日本と中国の攻防のシナリオはどうなるか。  大きくは中国の台湾侵攻作戦が発動されて、それに連携して尖閣に来る場合と、尖…

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現実に目を逸らし続けた1年 英のEU離脱、トランプ現象

韓国紙セゲイルボ  2016年も残りわずか、国際部記者として記憶に残ることを思い出してみた。  英国民が欧州連合(EU)離脱を選択するとは予想できなかった。6月23日の投票直前までも「英のEU離脱は現実化するか」という周…

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中国空母、警戒要する遠洋展開能力向上

 中国海軍の空母「遼寧」が率いる艦隊が西太平洋を経由し、南シナ海を航行した。遼寧の太平洋進出は初めてである。  中国国防省は活動の目的が「遠洋訓練」だと公表しているが、要警戒である。  初めて太平洋に進出  中国は九州南…

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共和党の州司法長官ら、オバマ氏の気候変動政策を廃止へ Republican attorneys general eager to dismantle Obama climate agenda under Trump

 共和党員の州司法長官らは、8年間にわたってオバマ政権の気候変動政策と戦ってきたが、共和党のドナルド・トランプ氏が1月20日に大統領になるとすぐに、この政策を廃止するための大統領の複雑な法的戦いを支援するという新たな使命…

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東京の今を捉えた写真展「東京・TOKYO」…

 東京の今を捉えた写真展「東京・TOKYO」が東京都写真美術館で開催されている。総合開館20周年を記念した企画で、将来性のある作家に注目した「日本の新進作家vol.13」。  6人が出品している。そのイメージを「混沌」と…

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日米同盟軸に中国包囲網形成へ

トランプ・ショック 再考・日本の国防(4) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 中国による尖閣諸島侵攻の危険性が高まっているという指摘もあるが。  中国の人民解放軍は、共産党の軍であって国軍ではない。党軍事委員会主…

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慰安婦合意1年、少女像問題含め着実な履行を

 日韓両政府がいわゆる従軍慰安婦問題をめぐり合意してからきょうで1年になる。この間、日本は被害者の名誉・尊厳の回復や心の傷の癒やしのため10億円を拠出したが、韓国は在ソウル日本大使館前に設置された、慰安婦を象徴する少女像…

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刑務所改革のやり方を改革する Reforming prison reform

 刑事司法改革をするというのは良い考えだが、どうやって改革するかについての案は必ずしも、全部が良いとは限らない。私たちが今持っている制度は危険なくらい機能不全を来している。それなのにオバマ政権、そして左派のそこの仲間たち…

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評論家の小浜逸郎さんが「老人運転は危険か」…

 評論家の小浜逸郎さんが「老人運転は危険か」(Voice1月号)の中で、世の“常識”に反し「若者より高齢者のほうが事故を起こす割合ははるかに低い」という資料を紹介している。  これによると、免許保有者のうち65歳以上の高…

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地元産に限る野菜、果物

地球だより  週末にはスーパーに足を運ぶ。肉類を避けて新鮮な野菜、果物を中心に買うが、野菜や果物ではイタリア産やスペイン産が多いことに気がついた。  見た感じではスペイン産の果物が新鮮に見えるが、食べてみるともうひとつ、…

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他力本願の防衛転換点に

トランプ・ショック 再考・日本の国防(3) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 日米新ガイドラインでは、日本が他国の攻撃を受けた時には、まず自衛隊が主体的に作戦を実施し、それを米軍が支援および補完すると明記されてい…

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糸魚川大火、木密地域の防災策が急がれる

 新潟県糸魚川市の大火災は、木造住宅密集(木密)地域の災害に対する脆弱(ぜいじゃく)性を改めて浮き彫りにした。  安倍政権は「強靭(きょうじん)な国土」づくりを目指しているが、その課題の一端を示したと言えそうだ。  焼失…

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イスラム教徒の登録制廃止急ぐオバマ政権 Obama’s team cancels Muslim registry to foil Trump’s ‘extreme vetting’ plans

 オバマ政権は22日、同時多発テロを受けて設けられた計画を突然、中止した。この計画は、不法移民のイスラム教徒とアラブ人を監視し、国外退去させるためのものだ。オバマ政権は、イスラム教徒の入国者に「非常に厳密な審査」を行うと…

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