編集局 
慰安婦合意1年、少女像問題含め着実な履行を
日韓両政府がいわゆる従軍慰安婦問題をめぐり合意してからきょうで1年になる。この間、日本は被害者の名誉・尊厳の回復や心の傷の癒やしのため10億円を拠出したが、韓国は在ソウル日本大使館前に設置された、慰安婦を象徴する少女像…

刑務所改革のやり方を改革する Reforming prison reform
刑事司法改革をするというのは良い考えだが、どうやって改革するかについての案は必ずしも、全部が良いとは限らない。私たちが今持っている制度は危険なくらい機能不全を来している。それなのにオバマ政権、そして左派のそこの仲間たち…

評論家の小浜逸郎さんが「老人運転は危険か」…
評論家の小浜逸郎さんが「老人運転は危険か」(Voice1月号)の中で、世の“常識”に反し「若者より高齢者のほうが事故を起こす割合ははるかに低い」という資料を紹介している。 これによると、免許保有者のうち65歳以上の高…

地元産に限る野菜、果物
地球だより 週末にはスーパーに足を運ぶ。肉類を避けて新鮮な野菜、果物を中心に買うが、野菜や果物ではイタリア産やスペイン産が多いことに気がついた。 見た感じではスペイン産の果物が新鮮に見えるが、食べてみるともうひとつ、…


他力本願の防衛転換点に
トランプ・ショック 再考・日本の国防(3) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 日米新ガイドラインでは、日本が他国の攻撃を受けた時には、まず自衛隊が主体的に作戦を実施し、それを米軍が支援および補完すると明記されてい…

糸魚川大火、木密地域の防災策が急がれる
新潟県糸魚川市の大火災は、木造住宅密集(木密)地域の災害に対する脆弱(ぜいじゃく)性を改めて浮き彫りにした。 安倍政権は「強靭(きょうじん)な国土」づくりを目指しているが、その課題の一端を示したと言えそうだ。 焼失…

イスラム教徒の登録制廃止急ぐオバマ政権 Obama’s team cancels Muslim registry to foil Trump’s ‘extreme vetting’ plans
オバマ政権は22日、同時多発テロを受けて設けられた計画を突然、中止した。この計画は、不法移民のイスラム教徒とアラブ人を監視し、国外退去させるためのものだ。オバマ政権は、イスラム教徒の入国者に「非常に厳密な審査」を行うと…

ハワイ・ホノルルにきょう未明(現地時間…
ハワイ・ホノルルにきょう未明(現地時間26日午前)到着する安倍晋三首相は明朝(同27日午前)、オバマ米大統領と会談後に、真珠湾攻撃で海に沈んだ米戦艦アリゾナの上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」をそろって訪問。犠牲者を慰…


曲がり角にあえぐ仏政治
次期大統領選、既存大政党離れ加速 高い失業率と治安問題に苦しむフランスは、史上最低の支持率を更新する左派のオランド大統領への失望感だけでなく、中道右派のサルコジ前政権への失望感も消えていない。そのため、既存政党離れが加…


したたかな国、ロシア
抑留問題とロシア外交 元経済企画庁長官(財)全国強制抑留者協会会長 相沢英之氏に聞く 今月中旬、安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談は、北方領土問題で進展があるのではという一部にあった甘い観測は吹き飛んだ。北…


米抑止力低下で前方防衛に空白
トランプ・ショック 再考・日本の国防(2) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く トランプ氏のアジア太平洋地域における戦略をどう占うか。 誰とでも話に応じると言っているが、外交交渉ですべての物事を進めたり、孤立…

ビーチでの物売り
地球だより タイは外国人観光客の書き入れ時を迎えている。「ホット・ホッター・ホッテスト」の3季しかないとされる南国タイでも、雨期が終わり乾期が始まる11月から2月まで、早朝だけは日本の初秋のような天気が続く。 とりわ…


日台で「海の万里の長城」築け
インサイト2016 中国の膨張と蔡英文氏の課題 前参議院議員・PHP研究所前社長 江口克彦 中国が、西に東に、その勢力を伸ばしつつある。中国は、共産主義と言っても、それは 衣裳のようなもので、服を脱げば、紛れもなく中華…

17年度予算案、内需主導の自律成長に十分か
2017年度の政府予算案が閣議決定された。国の基本的な予算規模を示す一般会計総額は、97兆4547億円と5年連続で過去最大を更新した。 子育て支援や研究開発の促進など脱デフレに向けた経済再生策に重点配分した形だが、厳…


根岸小で講演「学習指導要領はこう変わる」
21世紀を生きる子供に身に付けさせたい力とは 台東区立根岸小学校で行われた区教育委員会研究発表会に併せ、「学習指導要領は こう変わる 21世紀を生きる子供に身に付けさせたい力とは」と題し、文部科学省初等中等教育局視学官…

声かけ禁止の時代
スーパーに立ち寄った時のこと。レジで支払い中、次のような店内放送が流れた。 「3歳くらいの女の子を探しています。姿を見かけた方は、店員にお知らせください」 レジそばのサービスカウンターを見ると、お母さんらしい女性が…

強風、木造建築の密集、消防の不備などの…
強風、木造建築の密集、消防の不備などの悪条件が重なった新潟・糸魚川大火だが、死者が出なかったことは不幸中の幸いだった。菅原進一・東京大名誉教授(建築防災学)は「消防だけに頼るのでなく、住民も消火や延焼防止の訓練をしてお…


再考・日本の国防 対テロ戦見据えた軍事プロ抜擢
トランプ・ショック 再考・日本の国防(1) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く トランプ次期米大統領は、日米同盟の片務性を批判し、日本の核武装にも言及するなど、わが国の防衛論議に大きな一石を投じた。中国による尖閣…

ソ連崩壊25年、領土返還へ取り組み強めよ
東西冷戦の一方の盟主として共産・社会主義陣営に君臨したソビエト連邦が崩壊して25年となった。ソ連の継承国のロシアではエリツィン時代の混乱を経てプーチン大統領が登場し、欧米との対立を強めている。わが国は日米同盟を基軸とし…

「枝深きにもまたゝきて聖樹の灯」(小路生雅)…
「枝深きにもまたゝきて聖樹の灯」(小路生雅)。きょうはクリスマス。この季節、浮き立つような気持ちになるのは、少し前からクリスマス・ソングが盛んに流されるからだろう。街で目立つのも、ケーキを販売する店や街路のイルミネーシ…

出生100万人割れ、若者の未婚率下げる対策を
厚生労働省が近く発表する2016年の人口動態調査推計で出生数が100万人の大台を割り込む見通しとなった。 このままでは少子化が止まらず、将来の日本の国力全般に衰退をもたらす恐れがある。これまで以上に官民を挙げた対策を…


陛下「明るく穏やかな年に」
皇居で天皇誕生日の一般参賀 平成最多、3万8588人 天皇陛下の83歳の御誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われ、陛下は「来年が明るく穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と述べられた。 退位…

アレッポで「残忍な戦争犯罪」を犯すイラン Iran brutalizing Aleppo, executing ‘most atrocious war crimes’ of 21st century
残忍なことで知られるイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)クッズ部隊は、シリアのアレッポの蹂躙(じゅうりん)に大きく加担し、周辺に基地のネットワークを築き、レバノン、イラク、アフガニスタンから来た民兵らに殺人の指示を出…
