編集局 rss

次期米政権人事、国際社会への関与強めよ

 トランプ次期米大統領は、国務長官に国際石油資本(メジャー)の一つ、エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)を起用することを明らかにした。  トランプ氏は「ティラーソン氏の経歴はアメリカンド…

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憎悪犯罪が増加、リンチ司法長官がモスクを訪問 Attorney General Loretta Lynch visits Virginia mosque amid spike in anti-Muslim hate crimes

 リンチ司法長官は12日、バージニア州北部のモスクを訪問した際、イスラム教徒に対する憎悪犯罪が増加していることに注目し、人々がこれまで何世代にもわたって差別を乗り越えてきたことを例に挙げながら、一つのグループへの攻撃は社…

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冬鳥の飛来する季節である。東京・板橋区にある…

 冬鳥の飛来する季節である。東京・板橋区にある浮間公園の大きな池にも、ユーラシア大陸から日本海を渡ってやって来た鳥たちが、疲れを癒やすように浮かんでいる。  オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロなどカモ科の鳥たちのほか…

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基地負担軽減考える議員の会

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄の基地負担軽減を考える議員有志の会の初めての協議会が3日、那覇市で開催され、沖縄と米軍基地が所在する本土の市町村など17自治体から54人の議員が参加した。  若宮健嗣防衛副大臣…

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まだ足取りがおぼつかないペロシ Still out of step

 「今日は特に足が弾む」とナンシー・ペロシ下院議員は、議会少数派の民主党のリーダーに再選されたことに歓喜して言った。「なぜなら、このチャンスは、下院の民主党員をリードし、皆を団結させて私たちが前進するのに特別なものだから…

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米国国内の鉄道網は、20世紀までに大陸横断鉄道…

 米国国内の鉄道網は、20世紀までに大陸横断鉄道をはじめほぼ完成した。ところが、この10年ほど経済効果と省エネ対策のため、高速化と鉄道網の新たな整備を進める機運が出ている。  その実現に一歩踏み出したのが、米南部テキサス…

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日教組委員長、露見した「教師失格」の体質

 日本教職員組合(日教組)の岡本泰良委員長が週刊誌で女性問題や組合費の私的流用疑惑を報じられ、「社会的責任」を痛感したとして先月辞任した。不祥事が生じるのは単に岡本氏個人の問題とは思われない。日教組は教師の組合として必要…

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ロシアのハッキングは「十分把握していない」-情報長官 NEWS STORY/DNI Clapper: We ‘don’t have good insight’ into alleged Russian hacking

 米情報機関のトップ、ジェームズ・クラッパー氏は連邦議会で11月17日、ウィキリークスと、ロシアが民主党員とヒラリー・クリントン陣営からハッキングで盗み出したと思われる電子メールが、直接関係あるかどうかについて米情報機関…

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1年のニュースを振り返り、日本の今年を…

 1年のニュースを振り返り、日本の今年を総括する師走半ばである。今年は気象・自然災害が列島を揺るがせた。4月14日に熊本県で観測した震度7の地震(マグニチュード=M6・3)は実は「前震」。  本震は翌々16日に襲った震度…

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バイクタクシー配車アプリ

地球だより  東南アジアを旅する時、足に困ることはまずない。暑い所だから現地の住民も、だらだら歩くことを嫌う。よって乗り合いタクシーなどが繁盛する。ベトナム南部のメコン川流域では、橋をフェリーで渡ると自転車タクシーがちょ…

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「戸の隙におでんの湯気の曲り消え」(高浜虚子)…

 「戸の隙におでんの湯気の曲り消え」(高浜虚子)。知人からおでんの差し入れがあった。味がよく具に染み込んでいて久しぶりに懐かしい思いをした。  おでんは俳句の冬の季語でもある。稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「もとは…

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秋篠宮殿下御夫妻御鑑賞 明治神宮で催し

雅楽や武道の魅力紹介  雅楽や武道の魅力を紹介する「和の心~雅楽・武道~」(明治神宮主催)が10日、東京都渋谷区の明治神宮会館で行われた。  2020年の東京五輪に向け、日本の伝統文化を国内外に伝えようと企画され、秋篠宮…

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朴大統領弾劾、国政混乱で安保空白つくるな

 長年の友人だった崔順実被告による国政介入事件をめぐり退陣圧力を受けていた韓国の朴槿恵大統領に対する国会の弾劾訴追案が可決された。朴大統領は職務停止となり、黄教安首相が権限を代行するが、国政の混乱も憂慮されている。 「慰…

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厚木基地訴訟、公共性重視した妥当な判決

 米軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地(神奈川県)の周辺住民らが、騒音被害を理由に国を訴えた裁判で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は二審で認められた「自衛隊機の飛行差し止め」や「将来の被害への賠償」を認めない判決を言…

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戦力投射能力強化で新指針-中国 China upgrades force projection doctrine

 国防総省の情報当局者によると、中国は核・通常兵器の大規模な増強の一方で、急速戦力投射に関する指針を作成するなど軍事ドクトリンの向上に取り組んでいる。  人民解放軍(PLA)は最近、新指針を公表し、「急速戦力投射」の実行…

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開場50周年を迎えた東京・千代田区の国立劇場で…

 開場50周年を迎えた東京・千代田区の国立劇場で、記念の文楽「通し狂言仮名手本忠臣蔵」が上演されている。人形浄瑠璃の名作「仮名手本忠臣蔵」は、人気の六段目「早野勘平腹切の段」など、よく上演される。しかし大序から十一段目ま…

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まめな名刺交換が大切

地球だより  トランプ次期米大統領が新政権の中枢を担う人材集めを進める報道を見聞きしながら、ワシントンほどこまめな人脈づくりが大事な場所はないと改めて実感する。今まで名刺交換したり、取材・インタビューしてきた人たちが政権…

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皇太子妃殿下、53歳に

陛下の放送「厳粛に拝見」  皇太子妃雅子殿下は9日、53歳の誕生日を迎えられた。宮内庁東宮職を通じて感想を文書で御発表。天皇陛下が退位を示唆された8月のビデオメッセージについて、「テレビ放送を厳粛な思いで拝見し、陛下のお…

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内憂外患危機の韓国安保戦線に異常なし?

韓国紙セゲイルボ  韓国が直面している国政混乱と米国の政権交代期の状況を北朝鮮が軍事的挑発のチャンスと誤認する可能性がかつてなく高い。  歴史的に北朝鮮は米国の政権交代の時ごとに予想できない核実験や長距離ミサイル発射で新…

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国際学力調査、課題克服し一層の向上を

 経済協力開発機構(OECD)が2015年に実施した国際学習到達度調査(PISA)で、日本は「科学的応用力」が前回12年の4位から2位に、「数学的応用力」が7位から5位に順位を上げた。  一方、「読解力」は4位から8位に…

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日本の近代文学史上、第一の地位を占めるのは…

 日本の近代文学史上、第一の地位を占めるのは夏目漱石だ。森鴎外の存在も大きいが、漱石には及ばない。志賀直哉、芥川龍之介が読まれなくなり、谷崎潤一郎が躍進した事実はあるが、漱石は国民的作家として今でも多くの読者を集めている…

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“鮮明性”競争の逸脱

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『思美人曲』を書いた歌辞文学の大家、松江(ソンガン)・鄭澈(チョンチョル)(松江は号)。政治的には“鮮明性”を強調した西人の領袖だった。宣祖(朝鮮王朝14代の王)の即位後に官職生活…

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ウズベキスタンへの知的支援

慶應義塾大学特別招聘教授 柏木 茂雄 高まる日本への期待 財政金融分野で人材育成  米国のトランプ次期大統領による外交政策は米国とロシアのバランスを変化させ、世界中に地政学的影響を及ぼす可能性がある。特に9月初めにカリモ…

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