編集局 

21世紀を生きる、新しい時代を拓く教育課程の創造
根岸小学校が教育研究発表、深く能動的な学び目指して 台東区立根岸小学校は平成27、28年度の区教育委員会研究協力校の指定を受け「21世紀を生きる 新しい時代を拓く教育課程の創造」を主題にカリキュラム・マネジメントの視点…

自尊感情には二つある
「日本の子供たちの自己肯定感(あるいは自尊感情)が低い」と言われて久しい。政府の教育再生実行会議は、子供たちの自己肯定感が低い現状を改善するためにどうすべきか、議論を開始した。 自己肯定感や自尊感情というと、ほめたり…

福沢諭吉の著書に『痩我慢の説』がある。…
福沢諭吉の著書に『痩我慢の説』がある。明治24年、勝海舟と榎本武揚について論じた同名の草稿が、諭吉の主宰していた「時事新報」で後に公表されまとめられたものだ。 その中で諭吉は、敵に対して旗色がよくない場合でも、力の限…

「リフレ派」敗北とマクロ政策転換
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 限界に来た金融緩和 財政拡大に重点シフトへ 2008年のリーマン・ショックに伴い、世界経済が同時不況に陥ったあと、日本を含む先進各国・地域では、金融緩和政策によって政策金…

国連加盟60年、日本は安保理改革を主導せよ
日本が国連に加盟してから、きょうで60年を迎える。 国連創設から70年以上が経過し、加盟国は当初の51カ国から193カ国に拡大した。だが、世界平和実現のために大きな責任を負う安全保障理事会の構成や意思決定の方法などは…

「満天の枯野の星のみなうごく」(松本浮木)…
「満天の枯野の星のみなうごく」(松本浮木)。公園の木々の枯れ葉が落ち、明るい空が広がっている。敷石の道には、時々ハトが舞い降りて来てエサをついばむ。この冬枯れの中で虫が活動しているのかどうかは分からないが、ハトがせっせ…

日露首脳会談、領土問題置き去りを懸念
安倍晋三首相は来日したロシアのプーチン大統領と会談し、領土問題を含む平和条約締結に向け、日露双方の法的立場を害さない形で、北方四島での共同経済活動に関する協議を始めることで合意した。 だが、4島の帰属問題では実質的な…

中国で元軍人らが抗議デモ China military unrest
ドナルド・トランプ次期大統領の米中関係をめぐる最近の発言に、中国共産党指導者らは懸念を抱いているが、その一方で、職に就けないことに不満を持つ、何万人もの元軍人らが騒動を起こし、不安が高まっていることに懸念を強めている。…

ロシアの民芸品にマトリョーシカ人形がある…
ロシアの民芸品にマトリョーシカ人形がある。日本のこけしに似ているが、一番の特徴は中が空洞になっていて小さな人形が入っていること。それを開けるとさらに小さな人形が出てくる。 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の会談が…

治安悪化で観光業不振
地球だより 2010年の暮れから始まった「長期独裁政権打倒、民主主義の確立」を目指した「アラブの春」の運動以降、中東諸国ではテロの多発により治安の悪化が進んだが、それは観光業を直撃し、観光が主要な外貨獲得源のエジプトで…

対決民主主義から合意民主主義への転換図れ
韓国紙セゲイルボ 国会での朴槿恵(パククネ)大統領弾劾以後、憲法裁判所は決定を最大限操り上げなければならない。今回の事件は関連疑惑が多く、しかも、朴大統領が疑惑内容の相当部分を認めていないので、事実関係で激しい攻防が予…

景況感の好転、内需の着実な回復に生かせ
米連邦準備制度理事会(FRB)が14日に利上げを決めたことを受け、外国為替市場は1㌦=117円台のドル高・円安が進行している。日本の輸出企業にとっては追い風である。 14日発表の12月日銀短観では、大企業製造業が1年…

インターネット上の記事の信頼性が高いと…
インターネット上の記事の信頼性が高いと思ったことはない。大隈重信を大隅重信と表記し、信じ難いことだが、「おおすみ」と振り仮名が振ってある記事を目にしたことがある。「隈」と「隅」は似ているが別の文字だ。ネットを使い始めた…


ロシアに振り回される欧米諸国
シリア政府軍、アレッポ制圧 内戦が続くシリアで、反体制派を支援してきた欧米諸国がロシアに翻弄(ほんろう)され続け、12月12日、ついに敗北した。一時、青息吐息だったシリア政府軍は、ロシア軍に支援されて形勢を逆転、反体制…

血涙を流すとは
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 『血の涙』。1906年に、文筆家の李人稙が自ら主幹を務める日刊新聞「萬歳報」に連載した、国内最初の新小説の表題だ。 清日戦争(日清戦争のこと)の混乱期に両親と別れた少女が、さまざ…


国益極大化に乗り出す中国
韓国紙セゲイルボ 混沌の韓国に光照らすデモを 大統領権限代行体制で運営される韓国の外交は一歩も前進できない現実に直面している。米国の政権交代期に北朝鮮の追加挑発の可能性が大きくなっているが、韓国は核心当事者にもかかわら…

次期米政権人事、国際社会への関与強めよ
トランプ次期米大統領は、国務長官に国際石油資本(メジャー)の一つ、エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)を起用することを明らかにした。 トランプ氏は「ティラーソン氏の経歴はアメリカンド…

憎悪犯罪が増加、リンチ司法長官がモスクを訪問 Attorney General Loretta Lynch visits Virginia mosque amid spike in anti-Muslim hate crimes
リンチ司法長官は12日、バージニア州北部のモスクを訪問した際、イスラム教徒に対する憎悪犯罪が増加していることに注目し、人々がこれまで何世代にもわたって差別を乗り越えてきたことを例に挙げながら、一つのグループへの攻撃は社…

冬鳥の飛来する季節である。東京・板橋区にある…
冬鳥の飛来する季節である。東京・板橋区にある浮間公園の大きな池にも、ユーラシア大陸から日本海を渡ってやって来た鳥たちが、疲れを癒やすように浮かんでいる。 オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロなどカモ科の鳥たちのほか…

基地負担軽減考える議員の会
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄の基地負担軽減を考える議員有志の会の初めての協議会が3日、那覇市で開催され、沖縄と米軍基地が所在する本土の市町村など17自治体から54人の議員が参加した。 若宮健嗣防衛副大臣…

まだ足取りがおぼつかないペロシ Still out of step
「今日は特に足が弾む」とナンシー・ペロシ下院議員は、議会少数派の民主党のリーダーに再選されたことに歓喜して言った。「なぜなら、このチャンスは、下院の民主党員をリードし、皆を団結させて私たちが前進するのに特別なものだから…

米国国内の鉄道網は、20世紀までに大陸横断鉄道…
米国国内の鉄道網は、20世紀までに大陸横断鉄道をはじめほぼ完成した。ところが、この10年ほど経済効果と省エネ対策のため、高速化と鉄道網の新たな整備を進める機運が出ている。 その実現に一歩踏み出したのが、米南部テキサス…

日教組委員長、露見した「教師失格」の体質
日本教職員組合(日教組)の岡本泰良委員長が週刊誌で女性問題や組合費の私的流用疑惑を報じられ、「社会的責任」を痛感したとして先月辞任した。不祥事が生じるのは単に岡本氏個人の問題とは思われない。日教組は教師の組合として必要…
