編集局
韓流の足引っ張る国政マヒ
韓国紙セゲイルボ ダイナミックコリア蘇るか 25日、東京の韓国文化院では「コリア・メディア・アソシエーション・ジャパン」(KMAJ)発足式が開かれた。日本で韓流を中心に活動している主要メディアと企画会社などが結集したネ…
朴大統領辞意、一刻も早い政情の安定を
韓国の朴槿恵大統領は「与野党が議論して安定的に政権移譲する方策を作ってもらえば、その日程と法手続きに従って大統領職から退く」と述べ、2018年2月の任期満了前に辞任する意向を表明した。 大統領が任期途中で辞任すれば、韓…
タリバンの攻勢に苦しむアフガン・連合軍 Attacks by Taliban stifle progress by Afghan and coalition forces
アフガニスタン軍はこの数カ月間、反政府組織タリバンの攻勢を受けているが、米軍を増強しなければ反撃できない。15年にわたる紛争の分析から明らかになった。 この2カ月間タリバンによる米軍、アフガン軍、連合軍への攻撃が頻発…
台湾での日本語は、日本統治時代末期には…
台湾での日本語は、日本統治時代末期には義務教育とされて、初等教育の就学率は70%を超えた。だが、第2次大戦後、国民党政権下では公の場での日本語が禁止され、暗黒時代が十数年続いた。 私立学校に日本語学科ができるのは19…
秋篠宮殿下、51歳に
陛下のお気持ち表明「大変良かった」 秋篠宮殿下は30日、51歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、同妃紀子殿下(50)と宮邸で記者会見。退位を示唆された天皇陛下の8月のビデオメッセージの放映を御家族そろって見たことを明…
ミサイル防衛、北の挑発に備え強化急げ
防衛省はミサイル防衛(MD)システムの強化に向け、若宮健嗣防衛副大臣をトップとする検討会を設け、議論を開始する。 今年に入り、北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次いでいることを考えれば、当然のことである。 防衛省が検…
アリーナ建設の是非問う村長選
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 任期満了に伴う北中城村長選が12月4日、投開票される。11月29日に告示され、元村役場企画振興課長の比嘉孝則氏(62)と現職の新垣邦男氏(60)が出馬した。 北中城村は2010年…
米軍事力の回復 Restoring American arms
背後から指導するのでは大統領は何も成功しないし、それは犯罪的愚行とほぼ変わらない。8年過ぎて、「指導のやり方」についてのオバマ・ドクトリンは、当然の経過をたどっており、そして米軍事力を衰退させた。ドナルド・トランプ次期…
「冤罪の防止のため、取り調べの可視化を」…
「冤罪(えんざい)の防止のため、取り調べの可視化を」と日本弁護士連合会が訴え、2006年から運用が始まった「取り調べ録音・録画」。今年5月に成立した改正刑訴法では、裁判員裁判と検察独自捜査事件で取り調べ全過程の録音・録…
パロられる朴大統領
地球だより 韓国を揺るがしている国政介入疑惑をめぐり朴槿恵大統領が会見で語ったある言葉が国民の間で流行している。この時、朴大統領は「何をもってしても国民の心情をなだめるのが難しいと思うと、私がこうしようと思って大統領に…
高齢運転者事故、運動能力の低下自覚したい
高齢運転者による交通事故が多発している。高齢になれば、運動能力や判断力の低下は避けられない。このことを強く自覚する必要がある。 改正法で認知症検査強化 高齢者が運転する車の事故が相次いでいる。先月28日には横浜市港…
カストロ氏死去でキューバ出身米議員らが声明 U.S. lawmakers with Cuban roots reflect on Fidel Castro’s death
26日に入りマイアミの通りに何千人もの人々が集まってフィデル・カストロ氏の死去を喜ぶ一方で、カストロ政権下のキューバ出身のキューバ系米国人政治家らは、独裁者の支配の記憶をよみがえらせるとともに、キューバが今後どうなるか…
横綱鶴竜が1年納めの九州場所を7場所ぶり…
横綱鶴竜が1年納めの九州場所を7場所ぶり幕内優勝(14勝1敗)で締めた。一昨年春場所の初優勝で横綱に昇進。推挙した当時の横綱審議委員長の内山斉氏は「(16歳で日本に来て)10年間で一気呵成に横綱になった。この後は、ゆっ…
儒教文化、日韓の起点に違い
士人の国、隣の国 朝鮮近代史、思想史家 姜在彦氏 韓国は日本と同じ東アジアに位置し、距離的に日本から最も近い国である。しかも同じ儒教文化圏にあるものの、融和と対立を繰り返しながら異なった歴史を歩んでいった。その根底に儒…
海外労働者の悲劇
地球だより 出稼ぎ大国として知られるフィリピン。海外で働く家族の仕送りで、豊かな生活を送っている家庭も少なくないが、家族と長期間にわたって離れ離れとなることで、家庭崩壊などの問題が起きるケースも少なくない。 最近、中…
中露緩衝地帯に戦略外交を
インサイト2016 カザフ大統領訪日に思う 中央アジア・コーカサス研究所所長 田中哲二 中央アジア、カザフスタンのナザルバエフ大統領が今月上旬来日し、天皇陛下と会見、安倍首相と首脳会談をもち、広島も訪問した。ちょうど米…
カストロ氏死去、カリスマ的指導者の功罪
キューバ革命を率い、同国の精神的支柱だったフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去した。カリスマ的指導者であるカストロ氏の死去は「一つの時代の終わり」と言えよう。 カトリック教徒へ弾圧も だが、現政権に与える影響は…
読書による“未知との遭遇”
まだ秋たけなわだった今月初め、久しぶりに神保町の古書店街を歩いて、かねて欲しかった本や思いがけず目についた本を仕入れてきた。ちょうど今年で57回を迎える神田古本まつりの期間中で、靖国通り沿いの歩道に作られた「本の回廊」…
豊臣秀吉が16世紀末に築いた初期の伏見城の…
豊臣秀吉が16世紀末に築いた初期の伏見城の石垣が京都市伏見区で見つかったと民間の発掘調査団体「関西文化財調査会」が発表した。城内を区画する堀の一部だった可能性が高い。 伏見城は3度築城されており、今回の発見は最初の城…
地方交通網、「住民の足」確保する将来像を
経営が悪化しているJR北海道は、単独での路線維持が困難な赤字の10路線13区間を公表した。対象は、全路線の約半分に相当する約1237㌔に上る。うち3区間は廃止を前提とし、8区間は路線維持の費用について沿線の自治体と協議…
「大空の片隅にある冬日かな」(高浜虚子)…
「大空の片隅にある冬日かな」(高浜虚子)。間もなく、一年の最後の月である12月を迎える。冬の日差しが辺りを静かに照らし、空気が澄み、空もどこか凍ったように見える。 同じ青空でも、季節ごとにそれぞれ色合いが違うと感じる…
トランプ氏TPP離脱宣言、米国と地域のためになるのか
トランプ次期米大統領が大統領選後初めて、環太平洋連携協定(TPP)から離脱する意向を表明した。 中国を牽制する狙いも TPPは、日米など12カ国が2月に署名した広域の自由貿易協定(FTA)。農産品・工業品の関税削減・…
コンピューター専門家、激戦州での再集計を要求 Electronic voting under scrutiny as computer experts lobby for recounts in swing states
「紙袋かビニール袋か」スーパーマーケットでのこの課題に、米国の選挙管理委員会が直面している。再び荒れ模様の大統領選となったことを受けて、当局者らはこの問題に取り組もうとしている。 紙の投票用紙は消滅に向かっているよう…