編集局 
対北制裁決議、圧力高め核開発を阻止せよ
国連安全保障理事会は9月に5回目の核実験を行った北朝鮮を強く非難し、制裁を強化するための決議を全会一致で採択した。核・ミサイル開発への資金流用を減らすため、最大の外貨収入源である石炭輸出に厳しい上限を課している。国際社…

シリア反政府勢力への訓練・支援の継続を主張―米軍司令官 Commander pushes to keep Syrian rebel training, aid program under skeptical Donald Trump
中央軍のボテル司令官は30日、トランプ次期政権が方向転換し、オバマ政権が進めているシリアの穏健派反政府勢力を訓練し、装備を提供する計画を継続するよう求めた。シリアでは現在、ラッカを奪還する軍事作戦が進められている。 …

「帰る気になかなかならず山車に従き」。高浜…
「帰る気になかなかならず山車に従き」。高浜虚子の孫で「ホトトギス」名誉主宰の稲畑汀子さんが昭和51年、能登半島の七尾市を訪れた時の句である。市内の小丸山公園に句碑が立っている。 「山車」は普通「だし」と呼ぶが、この句…

「戦争と平和」と愛国心
地球だより NHKで放映された、ロシア文学の巨匠レフ・トルストイの「戦争と平和」(英国BBC製作)を見て、ロシアでいう祖国戦争の、ナポレオンのロシア遠征の足跡をたどりたくなった。 モスクワからバルト3国の一つリトアニ…


コロンビア和平が成立
議会が承認、半世紀の内戦終結へ コロンビアで30日、政府と同国最大の左派ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の間で調印した新和平合意案が議会下院で130対0の賛成多数で承認された。上院はすでに承認しており、半世紀以上…


愛子殿下、両陛下に御あいさつ
皇太子殿下御夫妻の長女愛子殿下(15)は誕生日の1日、皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下にあいさつされた。 愛子さまは午後5時ごろ、半蔵門から車で皇居内へ。集まった人々から「おめでとうございます」と声が上がると、笑顔…

中国の韓流規制は危機とともに良い機会だ
韓国紙セゲイルボ 最近、中国内の韓流コンテンツ放送に対する規制と禁止が公式に施行されたという便りが聞こえてきた。「限韓令」(禁韓令)である。 数年前から中国は単純に韓流コンテンツの消費市場に留まらずに、直接コンテンツ…

医療費抑制、「終末期」への意識変革を
高騰し続ける医療費の抑制が喫緊の課題となっている。さまざまな医療コスト削減案が検討されているが、医療費の膨張を招く要因の一つに終末期医療がある。国の制度改革を進展させる一方で、国民が死をタブー視せず、終末期医療の在り方…

去年芥川賞を受賞した又吉直樹氏は、受賞者…
去年芥川賞を受賞した又吉直樹氏は、受賞者として極めて特異だ。受賞者は、その後作家として小説を発表するのが通例だが、又吉氏にその動きはない。ポイントは「芸人」だ。又吉氏は、芥川賞を取っても芸人を辞めない。芸人が小説を書い…


対日経済協力担当の閣僚拘束の背景
「シロビキ」がリベラル派に攻勢 ロシアの捜査委員会は11月15日、石油会社の買収をめぐり200万㌦(約2億1600万円)の賄賂を受け取った疑いで、日露経済協力を担当してきたウリュカエフ経済発展相(60)の身柄を拘束し、…

龍山公園への期待
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 龍山(ヨンサン)は周辺の山の形が龍に似ているといって付けられた地名だ。昔から名勝地で、ソウルの中心部につながる道の要所として戦略的な要衝地だった。 13世紀に高麗に侵入した蒙古軍…


愛子殿下、15歳に
授業に復帰、来春は高校生 皇太子殿下御夫妻の長女愛子殿下は1日、15歳の誕生日を迎えられた。現在、学習院女子中等科(東京都新宿区)の3年生で、来春からは高校生となられる。8月には公的な式典に初出席したほか、「山の日」の…


プロ選手搭乗機墜落事故 「サッカー王国」に衝撃
特報’16 シャペコ市民の「夢絶たれる」 追悼と支援の輪広がる ブラジルのサッカー1部シャペコエンセの選手と報道関係者ら77人を乗せた飛行機が、コロンビアのメデジン近郊で墜落した事故から一夜明けた29日、強豪クラブを襲…


シンガポール大統領夫妻、皇居で歓迎の晩餐会
国賓として来日したシンガポールのトニー・タン大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が30日夜、皇居・宮殿で開かれた。 皇太子殿下御夫妻や秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方のほか、安倍晋三首相夫妻ら計147人が出…


韓流の足引っ張る国政マヒ
韓国紙セゲイルボ ダイナミックコリア蘇るか 25日、東京の韓国文化院では「コリア・メディア・アソシエーション・ジャパン」(KMAJ)発足式が開かれた。日本で韓流を中心に活動している主要メディアと企画会社などが結集したネ…

朴大統領辞意、一刻も早い政情の安定を
韓国の朴槿恵大統領は「与野党が議論して安定的に政権移譲する方策を作ってもらえば、その日程と法手続きに従って大統領職から退く」と述べ、2018年2月の任期満了前に辞任する意向を表明した。 大統領が任期途中で辞任すれば、韓…

タリバンの攻勢に苦しむアフガン・連合軍 Attacks by Taliban stifle progress by Afghan and coalition forces
アフガニスタン軍はこの数カ月間、反政府組織タリバンの攻勢を受けているが、米軍を増強しなければ反撃できない。15年にわたる紛争の分析から明らかになった。 この2カ月間タリバンによる米軍、アフガン軍、連合軍への攻撃が頻発…

台湾での日本語は、日本統治時代末期には…
台湾での日本語は、日本統治時代末期には義務教育とされて、初等教育の就学率は70%を超えた。だが、第2次大戦後、国民党政権下では公の場での日本語が禁止され、暗黒時代が十数年続いた。 私立学校に日本語学科ができるのは19…


秋篠宮殿下、51歳に
陛下のお気持ち表明「大変良かった」 秋篠宮殿下は30日、51歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、同妃紀子殿下(50)と宮邸で記者会見。退位を示唆された天皇陛下の8月のビデオメッセージの放映を御家族そろって見たことを明…

ミサイル防衛、北の挑発に備え強化急げ
防衛省はミサイル防衛(MD)システムの強化に向け、若宮健嗣防衛副大臣をトップとする検討会を設け、議論を開始する。 今年に入り、北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次いでいることを考えれば、当然のことである。 防衛省が検…

アリーナ建設の是非問う村長選
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 任期満了に伴う北中城村長選が12月4日、投開票される。11月29日に告示され、元村役場企画振興課長の比嘉孝則氏(62)と現職の新垣邦男氏(60)が出馬した。 北中城村は2010年…

米軍事力の回復 Restoring American arms
背後から指導するのでは大統領は何も成功しないし、それは犯罪的愚行とほぼ変わらない。8年過ぎて、「指導のやり方」についてのオバマ・ドクトリンは、当然の経過をたどっており、そして米軍事力を衰退させた。ドナルド・トランプ次期…

「冤罪の防止のため、取り調べの可視化を」…
「冤罪(えんざい)の防止のため、取り調べの可視化を」と日本弁護士連合会が訴え、2006年から運用が始まった「取り調べ録音・録画」。今年5月に成立した改正刑訴法では、裁判員裁判と検察独自捜査事件で取り調べ全過程の録音・録…
