編集局
トランプ旋風、切り札に? 仏次期大統領に影響
右派政党を後押し EU離脱や移民排除に共通点 米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏が巻き起こした旋風が、来春に予定される仏大統領選挙へも少なからず影響を与えている。既得権益を持つ政治的エリートへの嫌悪や移民締め出し…
ファミマのドラえもん商法
地球だより 東南アジアでは日本のアニメや漫画は絶大な影響力を持っている。セーラームーンやドラえもんなど、若者であれば誰も知らない人がいないほどだ。 その漫画のキャラクターを使った商品でブランド化を図り、潜在的ニーズを…
イラン核問題、トランプ米次期大統領に期待
インタビューfocus 中東和平の行方と新提案 イスラエル国会副議長 イェヒエル・ヒルク・バール氏 イスラエルにとってパレスチナ問題は、喉に刺さったトゲのような存在だ。解決しようにも、抗する内外の勢力は手ごわい。「オリ…
憲法審査会再開、建設的な議論で合意点探れ
憲法審査会が衆参両院で再開された。7月の参院選で、憲法改正に前向きな勢力が衆参両院で発議に必要な3分の2以上の議席を占めて以降、初の開催となった。公布されて70年を迎え、内外情勢も変化する中、現憲法に限界があることは明…
学校トイレの進化
ロサンゼルスに出張した時のこと。日本に帰国する前日、現地で取材をアレンジしてくれた米国人の女性と日本人男性が筆者をねぎらいたいと、すし屋に招待してくれた。今年春に開店したばかりで、インターネットで調べて見つけたという。…
信州大教授が3月、子宮頸がんワクチンにより…
信州大教授が3月、子宮頸(けい)がんワクチンにより脳障害が起きる可能性があることを公表したが、マウスを使った実験結果に対して月刊誌「Wedge」が「捏造だ」と報じた件。その後、同大に外部調査委員会が設置され調査していた…
首相とトランプ氏、友好を同盟強化につなげよ
安倍晋三首相は米ニューヨークでトランプ次期大統領と会談を行った。次期米大統領と日本首相との会談は異例である。 国際社会を安定させる上で各国の首脳同士の個人的信頼関係は欠かせない。その意味で、首相とトランプ氏が良好な関…
「大空の深きに落葉舞ひ上る」(高浜虚子)…
「大空の深きに落葉舞ひ上る」(高浜虚子)。落ち葉が増える季節になった。空気が乾いている時は、踏むとかさかさと音を立てる。 この音が寂しいような、楽しいような不思議な気分にさせてくれる。それにしても、同じ落ち葉でも紅葉…
両陛下、私的旅行から御帰京
私的旅行のため16日から愛知、長野両県を訪問していた天皇、皇后両陛下は18日午後、JR名古屋駅から新幹線で帰京された。 同日午前は愛知県小牧市のメナード美術館を訪れ、天皇陛下はモチーフや描画の手法について質問しながら…
露閣僚失脚、領土問題の原点踏まえ対応を
12月中旬の山口県での日露首脳会談を控え、ロシアの捜査当局はウリュカエフ前経済発展相を収賄の疑いで刑事訴追した。ウリュカエフ氏に対し、プーチン大統領は「信頼を失った」として経済発展相の職務を解任した。ウリュカエフ氏は、…
上院共和党、トランプ氏の閣僚候補を拒否 Senate Republicans won’t commit to supporting Trump’s Cabinet nominees
ランド・ポール上院議員は16日、ドナルド・トランプ氏がジョン・ホルトン氏、ルドルフ・ジュリアーニ氏のような人物を国務長官に指名すれば、上院民主党の議事妨害に加わるなどできる限りのことをして、指名の承認を阻止すると語った…
安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談…
安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談した。まずは良いスタートが切れたのではないか。何より大統領選後、トランプ氏が初めて会談する外国首脳となったことが大きい。 スポーツの試合でも戦争でも、速攻がいいのか、相手の出方…
物価高騰抗議デモの不発
地球だより 11月11日の金曜日に、最近の物価高に抗議するデモが企画されたが、不発に終わった。シシ大統領による、過激派イスラム集団「ムスリム同胞団」を含む反体制派への監視体制が奏功した格好だ。 在エジプト日本国大使館…
“トランプ時代”の安保戦略に備えよ
韓国紙セゲイルボ 米大統領選でのトランプ勝利は、対外的には「米国優先主義」基調となり、国際的介入・役割を縮小する可能性が心配される。トランプは海外軍事介入縮小、同盟および友邦の防衛分担拡大、世界警察の役割の代わりに米国…
両陛下、満蒙開拓の記念館に
引き揚げ者と御懇談 飯田市のりんご並木も御見学 私的旅行で長野県に滞在中の天皇、皇后両陛下は17日午後、飯田市のシンボルとなっている「りんご並木」を見学し、木の手入れをしている地元の中学生と交流された。 並木は、19…
元女優大麻事件、危険伝える教育の徹底を
元女優の高樹沙耶容疑者が大麻取締法違反(所持)で起訴された。岡山と茨城両県では、高校生らが同じ容疑で相次いで逮捕されている。薬物乱用防止の啓発・教育に力を入れ、“大麻汚染”の拡大を食い止めたい。 若年層の乱用傾向増大…
「見しことのなき狼を恐れけり」(作者不詳)…
「見しことのなき狼を恐れけり」(作者不詳)。「見たことはないが、山へ入ると狼に出会うのではないか、という恐怖に襲われる」という意味だ。これは俳句なのだろうか?と思いながら歳時記を見ると、狼は冬の季語だった。立派な俳句作…
トランプ氏に期待する中東諸国
トランプ氏の勝利が中東各国に希望をもたらしている。理由は、オバマ氏が8年間、中東諸国に強いてきた「冷淡な仕打ち」にある。中東諸国は近年、オバマ米国を見捨て、露中に接近してきた。しかし本音は、米国との関係改善を望んでいる…
朴槿恵の義理
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 その時はまだ本当の意味をくみ取ることができなかった。孔子が強調した「無信不立」(信なくば立たず)という故事のことだ。 国家を立てるのに必要な要素は何かという弟子の問いに対し、孔子…
セゲイルボ、鄭允会関連文書を全面公開
韓国紙セゲイルボ 「序列1位崔、2位鄭、3位朴」 セゲイルボは2014年11月、「鄭允会(チョンユンフェ)文書」報道で、影の実力者の国政介入疑惑を提起したが、大統領府と検察はその実態糾明ではなく、文書流出だけを問題にし…
両陛下が愛知、長野訪問
2泊3日で私的御旅行 天皇、皇后両陛下は16日、私的旅行のため、愛知、長野両県を訪問された。2泊3日の日程で、滞在中は満蒙開拓の歴史を伝える記念館などを見学される。 新幹線でJR名古屋駅に到着された両陛下は、まず愛知…
駆け付け警護、国際常識に沿った活動を
政府は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する自衛隊に「駆け付け警護」任務を付与する。これで派遣部隊が現地で武装集団に襲われた際には救助してもらうが、他国部隊や人道支援組織が襲撃されても助けないという異常な状…
モスル奪還へのイラン系シーア派組織参戦で米指揮官苦境に Iran-backed Shiites join Iraqis in Mosul fight, put U.S. commanders in bind
米国の支援を受けたイラク兵が、モスル奪還作戦で初めて、イランの支援を受けるシーア派民兵組織と協力して戦っていることから、米国は、イラン政府が、イラク第2の都市モスルから「イスラム国」(IS)を排除する重要な戦闘で大きな…