愛子殿下、15歳に
授業に復帰、来春は高校生
皇太子殿下御夫妻の長女愛子殿下は1日、15歳の誕生日を迎えられた。現在、学習院女子中等科(東京都新宿区)の3年生で、来春からは高校生となられる。8月には公的な式典に初出席したほか、「山の日」の記念全国大会では御夫妻の地方公務に初めて同行された。
疲労が原因とみられる体調不良のため、9月26日から約1カ月半、学校を欠席されたが、11月8日からは一部の授業に復帰。宮内庁東宮職によると、28日からは通常通り1時間目から登校されているという。
東日本大震災から5年となった3月11日には、御夫妻とともに黙とう。4月にあった学校の球技会ではソフトボールのチームリーダーを務められた。御夫妻とキャッチボールをされたり、皇太子妃殿下から打撃の指導を受けたりして練習を重ね、3試合連続で勝利。決勝戦ではサヨナラ負けしたが、安打数本を打ち打点を挙げるなど攻守で活躍された。
5月には兵庫、岡山、香川、広島各県を修学旅行。広島では原爆ドームや平和記念資料館などを見学され、語り部の被爆体験に耳を傾けられた。7月には初めて神武天皇陵(奈良県)を参拝され、京都御所も御見学。東宮御所では日頃から授業の予習や復習に励んでおられ、皇太子殿下とランニングをされたり、御一家でテニスをしたりするなどして過ごしておられる。