編集局 
知事の竹島上陸、日韓関係悪化をあおる行為だ
日韓両国が領有権を主張している島根県の竹島(韓国名・独島)に、同島を管轄下に置いているとする韓国・慶尚北道の金寛容知事が上陸した。いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行に逆行する釜山日本総領事館前の少女像設置で両…

トランプ米新大統領は大統領選で「メキシコ…
トランプ米新大統領は大統領選で「メキシコとの国境に壁を造る」「イスラム教徒の入国禁止」などの政策を打ち出して旋風を巻き起こした。テロや不法移民に対する国民の危機感をあおって支持を集める狙いがあったのだろう。 トランプ…


露、トランプ大統領就任を歓迎
トランプ米大統領の就任を、最も歓迎している国の一つがロシアだ。シリア和平などで米国との協力を深め、ウクライナ危機を受け欧米が科す対露制裁の解除につなげたい考えだ。国内でも欧米を敵視するようなプロパガンダが消え、協調路線…

メモの功罪
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 記者は書き記すことが宿命の職業だ。記者研修の頃から書いた取材手帳が数十冊になる。何回か捨てる機会があったが、結局、一緒に引っ越した。結婚式の写真のように、自宅のどこかの箱に保管され…

米新政権始動、対米依存見直し契機に
韓国紙セゲイルボ 防衛分担増と戦作権移管要求か トランプ政府がスタートし、韓米関係は大きな不確実性に直面している。韓米同盟が相変わらず剛健で信頼できる同盟であることは明らかだが、トランプ政府が提起するイシューは多分に挑…

沖縄前副知事は不祥事について十分な説明を
沖縄県の安慶田光男前副知事が、教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教育委員会に口利きしたとの疑惑をめぐって、県教委は諸見里明前教育長から事実を裏付ける証言があったとして口利きがあったことを認めた。 安慶田氏は…

トランプ氏の軍再建案、人材確保が障害に Manpower shortage threatens Donald Trump’s hopes to rebuild military
トランプ大統領は、米軍は「空洞化」していると指摘、再建の意向を表明したが、軍再建には資金よりも人材という大きな壁が立ちはだかっている。 政府は野心的な軍備増強を提示、予算の捻出をめぐって協議しているが、その一方でトラ…

イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島…
イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島からさらに南西へ220㌔の所にある、人口5500人の漁村。この30年間、アフリカ大陸から船で逃れてきた難民の中継地になってきた。 ジャンフランコ・ロージ監督はこの島に1年半滞在…

「米国第一」の経済政策、米企業の競争力に悪影響も
トランプ政権始動(4) トランプ米大統領は20日の就任演説で、「きょうから新たなビジョンがこの地を支配する。これからは米国第一の方針だけだ」と、米国第一主義を打ち出した。米国第一主義が最も顕著に具現化されるのは経済政策…

文科省天下り、法令軽視の体質改善せよ
文部科学省が組織的に幹部の天下りをあっせんしていた。教育行政の公正性が疑われかねない事態だ。 組織ぐるみであっせん 天下りに関しては、国家公務員法が2007年に改正され、各省庁の職員による他の職員やOBの再就職のあっ…

反基地運動報道の真偽
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2日に放映された東京の地上波テレビ局、東京MXテレビの番組「ニュース女子」は、「沖縄基地反対派はいま」と題して、東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設の抗議行動について詳報した。これに対…

CNNにとっての厳しい教訓 CNN learns a hard lesson
ドナルド・トランプがいかなる人間であるにせよ、彼は新しいタイプの政治家である。彼は、報道陣を恐れない。彼は、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト――または、CNN(ケーブル・ニュース・ネットワークの略)ニュース―…

トランプ米新政権はエネルギー政策について…
トランプ米新政権はエネルギー政策について、自国の石油・天然ガス開発を支援し、石油輸出国機構(OPEC)などへのエネルギー依存からの脱却を公約に掲げた。 そのことで経済協力開発機構(OECD)諸国のうち8位の1次エネル…

潘基文氏は「油ウナギ」
地球だより こちらに赴任して間もない頃、毎週水曜日の日課は午前中に外交部の定例ブリーフィングに出席することだった。当時、盧武鉉(ノムヒョン)政権の外相だった潘基文(パンギムン)氏が自ら質疑応答に応じるのだが、日韓関係が…


両陛下、天皇杯受賞者と御面会
天皇、皇后両陛下は23日午後、皇居・宮殿で、農産や畜産など農林水産業の七つの分野で優れた業績を挙げた農林水産祭天皇杯受賞者らと面会された。 天皇陛下は受賞者らの前で「さまざまな困難を乗り越え、研究や努力によって大きな…

各党代表質問、日本の未来のため切磋琢磨を
通常国会で安倍晋三首相の施政方針演説などに対する各党代表質問が衆院で始まり、23日は民進党の野田佳彦幹事長、大串博志政調会長、自民党の二階俊博幹事長が質問に立った。 野田氏は内外の情勢に「人類が培ってきた叡智(えいち…

世界中を揺さぶるトランプ氏 Donald Trump’s grand entrance on global stage rattles nerves around world
ドナルド・トランプ氏の北大西洋条約機構(NATO)への疑念、英の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)支持にEUのエスタブリッシュメントは憤慨した。「一つの中国」政策に異議を唱え、中国政府は「火遊び」だと警告した。北米自…

横綱白鵬は「強い者は大関になる。宿命の…
横綱白鵬は「強い者は大関になる。宿命のある者が横綱になる。彼には何か足りない」と苦言を呈したことがある。初場所千秋楽結びの一番。その白鵬の怒涛(どとう)の寄りを俵に足を掛けて必死に残し、左から押しつぶすように渾身(こん…


寄付文化、日本はこれから
難民支援 特定非営利活動法人・国連UNHCR協会ファンドレイジンググループ団体統括 中村 恵氏に聞く 紛争や迫害で避難を余儀なくされた人の数は第2次世界大戦後、6500万人を超えた。その半数は18歳未満の子供たちだ。避…

ヤシ3年、ゴム8年
地球だより タイはベトナムほどではないが南北に長い。気候や風土も北部のチェンマイと南部のハジャイではかなり違う。 雨期と乾期のリズムは、北部と中部ではほぼ同じだが、南部では様相を異にする。さらに南部でも山を隔てたアン…

刑法犯戦後最少、「家族再生」でさらなる減少を
刑法犯の認知件数が戦後初めて100万件を下回った。犯罪の約7割を占める窃盗が大幅に減ったほか、凶悪犯罪も少なくなった。官民挙げての防犯の取り組みの成果が表れている。だが、課題は残されている。 虐待など親族間の暴行事件…

晩婚と未婚が広がる時代に
昨年末、筆者の従弟が“ついに”結婚した。40代半ばでの初婚だ。今は晩婚も珍しくはないが、叔父たちはさすがにホッとしていた。 義理の弟も結婚は30代後半。20代の頃には「自分は一生結婚しない」と言って義父と義母を心配さ…

「子や孫、未来を生きる世代のための国創り」に…
「子や孫、未来を生きる世代のための国創り」に尽くすと、施政方針演説で安倍晋三首相。時宜を得た決意表明だ。 さらに、それには教育が重要で、「誰もが希望すれば、高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整えなければなら…
