編集局
両陛下、天皇杯受賞者と御面会
天皇、皇后両陛下は23日午後、皇居・宮殿で、農産や畜産など農林水産業の七つの分野で優れた業績を挙げた農林水産祭天皇杯受賞者らと面会された。 天皇陛下は受賞者らの前で「さまざまな困難を乗り越え、研究や努力によって大きな…
各党代表質問、日本の未来のため切磋琢磨を
通常国会で安倍晋三首相の施政方針演説などに対する各党代表質問が衆院で始まり、23日は民進党の野田佳彦幹事長、大串博志政調会長、自民党の二階俊博幹事長が質問に立った。 野田氏は内外の情勢に「人類が培ってきた叡智(えいち…
世界中を揺さぶるトランプ氏 Donald Trump’s grand entrance on global stage rattles nerves around world
ドナルド・トランプ氏の北大西洋条約機構(NATO)への疑念、英の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)支持にEUのエスタブリッシュメントは憤慨した。「一つの中国」政策に異議を唱え、中国政府は「火遊び」だと警告した。北米自…
横綱白鵬は「強い者は大関になる。宿命の…
横綱白鵬は「強い者は大関になる。宿命のある者が横綱になる。彼には何か足りない」と苦言を呈したことがある。初場所千秋楽結びの一番。その白鵬の怒涛(どとう)の寄りを俵に足を掛けて必死に残し、左から押しつぶすように渾身(こん…
寄付文化、日本はこれから
難民支援 特定非営利活動法人・国連UNHCR協会ファンドレイジンググループ団体統括 中村 恵氏に聞く 紛争や迫害で避難を余儀なくされた人の数は第2次世界大戦後、6500万人を超えた。その半数は18歳未満の子供たちだ。避…
ヤシ3年、ゴム8年
地球だより タイはベトナムほどではないが南北に長い。気候や風土も北部のチェンマイと南部のハジャイではかなり違う。 雨期と乾期のリズムは、北部と中部ではほぼ同じだが、南部では様相を異にする。さらに南部でも山を隔てたアン…
刑法犯戦後最少、「家族再生」でさらなる減少を
刑法犯の認知件数が戦後初めて100万件を下回った。犯罪の約7割を占める窃盗が大幅に減ったほか、凶悪犯罪も少なくなった。官民挙げての防犯の取り組みの成果が表れている。だが、課題は残されている。 虐待など親族間の暴行事件…
晩婚と未婚が広がる時代に
昨年末、筆者の従弟が“ついに”結婚した。40代半ばでの初婚だ。今は晩婚も珍しくはないが、叔父たちはさすがにホッとしていた。 義理の弟も結婚は30代後半。20代の頃には「自分は一生結婚しない」と言って義父と義母を心配さ…
「子や孫、未来を生きる世代のための国創り」に…
「子や孫、未来を生きる世代のための国創り」に尽くすと、施政方針演説で安倍晋三首相。時宜を得た決意表明だ。 さらに、それには教育が重要で、「誰もが希望すれば、高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整えなければなら…
トランプ大統領 「米国第一」で繁栄できるか
ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任した。就任演説では「米国を再び強く、豊かにし、誇り高く、安全で偉大な国にする」と述べた。米国の再生を目指すトランプ大統領の強い決意を示す言葉であった。 民主党のオバマ大統領…
第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は…
第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は山下澄人さん、直木賞は恩田陸さん。それぞれ4回目と6回目の候補で栄冠をつかんだベテランだ。最近は複数回の候補を経て受賞に至るケースが少なくない。 もちろん、第153回の又吉直…
施政方針演説、立党の原点踏まえ未来拓け
通常国会が召集され、安倍晋三首相が2012年末の政権復帰から5回目となる施政方針演説を行った。 その最大のテーマは「新しい国づくりに挑戦する」ことだ。内閣支持率は高い水準を維持しているが、長期政権による驕(おご)りも…
トランプ氏、情報機関を改革へ Trump to reform intelligence
トランプ次期政権の国家安全保障政策の優先事項の一つに、官僚化され、一部で批判されているように政治化された米情報機関の改革がある。 トランプ氏は最近、英国の元情報当局者が作成したにせ文書の公開をめぐって、情報当局者らと…
アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって…
アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって、中国外務省が批判した問題が波紋を広げている。中国での反発を受け、冬季アジア大会の組織委員会は、札幌市内の同ホテルが選手団の宿泊先になっていることから、本の撤去などを打診したとい…
皇太子殿下、山と歴史を主題に御講義
皇太子殿下は19日、東京都新宿区の学習院女子大で、「歴史の山旅を楽しむ」と題して講義を行われた。 歴史学が専門で登山が趣味の皇太子殿下は、5歳の時の離山(長野県軽井沢町)への初登山で山歩きに興味を持ったことや、小学生…
両陛下、皇宮警察武道大会に
創立130周年を記念 天皇、皇后両陛下は19日午後、皇居内にある道場「済寧館」で開かれた皇宮警察創立130周年記念武道大会を観戦された。 両陛下は道場に設けられた玉座で、皇宮護衛官による弓道や柔道、剣道の決勝戦の様子…
北方領土交渉、ロシアの出方を見極めよ
ロシアのシュワロフ第1副首相は、安倍晋三首相のロシア訪問が4月になるとの見通しを示した。 安倍首相は北方領土問題の解決に強い意欲を見せ、ロシアとの経済協力にも積極的だ。しかし、ロシアは領土問題に関して厳しい姿勢を崩し…
都道府県魅力度ランキングというのが毎年…
都道府県魅力度ランキングというのが毎年発表される。2016年度は、北海道、京都、東京、沖縄の順。一方、45位は群馬、46位が栃木、47位が茨城だった。いずれも北関東だが、中でも茨城の最下位が印象的だ。 ランキングで気…
トランプ氏の早朝ツイッター
地球だより 20日にドナルド・トランプ氏が米大統領に就任する。全米に旋風を巻き起こしてきたトランプ氏は、既存の政治手法をそのまま踏襲しない型破りなスタイルが最大の特徴だ。それがよく表れているのが、ツイッターで意見や政策…
米で大麻合法化が加速
「200億㌦産業」か「有害薬物拡大」か 昨年11月の米大統領選では大麻(マリフアナ)合法化がさらに一歩進んだ。現在、米国では8州で娯楽用大麻が、28州で医療用大麻が合法化されている。大麻をめぐっては健康や社会に有害との…
選挙権年齢論争
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2003年、ドイツで“家族投票権”を導入しようという法案が提出された。赤ん坊はじめ全員に投票権を与え、12歳未満の場合は父母が代理行使できるようにする内容だ。12歳以上の子供は父母…
潘基文氏の大統領選出馬は資格違反か
韓国紙セゲイルボ 望ましくない「総長退任直後」 潘基文(パンギムン)前国連事務総長は大統領選を意識したパフォーマンスを演じる前に明確にすべきことがある。自身をめぐる二つの疑惑、すなわち大統領被選挙権と国連決議違反だ。 …
トランプ氏と中国、「関与」から「競争」の時代に
2017激動の世界を読む(14) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(下) トランプ次期米大統領は、台湾の蔡英文総統と異例の電話会談を行い、「一つの中国」原則にも縛られない姿勢を示した。トランプ氏の対中国…