反基地運動報道の真偽


沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 2日に放映された東京の地上波テレビ局、東京MXテレビの番組「ニュース女子」は、「沖縄基地反対派はいま」と題して、東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設の抗議行動について詳報した。これに対して、沖縄の2紙や一部ジャーナリストが「沖縄ヘイト」と断じ、激しく抗議している。

 2日放送の同番組では、米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事や、米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古における反基地活動について軍事ジャーナリストの井上和彦氏がレポートした。その中で、反基地活動家の過激性・暴力性を暴き、県外・国外からも多数デモに参加し、中にはお金をもらっている人もいると伝えた。

 これについて沖縄2紙は「沖縄に対するヘイト」と批判する記事を掲載。ジャーナリストの津田大介氏と安田浩一氏は同局が放送する朝の報道番組への出演を辞退した。

 反論を受け、東京MXは同番組で、「さまざまなメディアの沖縄基地問題をめぐる議論の一環として放送した」と見解を公表。番組スポンサーのDHCは20日付けでウェブサイトに以下の見解を掲載した。

 <のりこえねっとのチラシを元に5万円の交通費が支払われていると紹介しましたが、これはその是非を問うものではなく、事実のみを紹介したものです。

 また、日当2万円の根拠についても、貰ったと証言されている方がおり、その茶封筒は反対派で占拠されている状態の基地ゲート前で拾われ、証言と茶封筒の金額が一致しているところからも合理的な疑いを持たざるをえません>

 何が正しくて間違っているのか。後は読者のメディアリテラシーに委ねたい。(T)