編集局 rss

アジア大会閉幕、「五輪精神」で体制立て直しを

 インドネシア・ジャカルタで開かれていたアジア競技大会が閉幕した。日本が獲得した金メダル数は40年ぶりに70個台の大台に乗り、連日、メダルラッシュに沸いた。  その一方でバスケットボール男子選手の買春行為が発覚し、大会期…

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中央省庁全体で障害者の雇用数を、実際より…

 中央省庁全体で障害者の雇用数を、実際より3460人多く計上していたことが分かった。その水増し分を修正すると、職員全体に占める障害者の割合は1・19%と法定雇用率(2・3%)を大きく下回っていたという。  企業に厳しく法…

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埋め立て「撤回」、辺野古の政治利用は無責任だ

 沖縄県は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐって、仲井眞弘多前知事による埋め立て承認を撤回した。  9月13日に告示される県知事選を前に「移設反対」の機運を高める狙いだろう。しかし、辺野古移設は普天…

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電子戦能力の向上が急務 米陸軍長官

ロシア軍、シリアで次世代兵器を実験  米陸軍は、ウクライナ東部で使用されているロシア製兵器をめぐって、電子戦と無人機への対応で困難な課題に直面している。マーク・エスパー米陸軍長官がワシントン・タイムズの記者らとの会合で明…

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可能性小さいトランプ氏の再選 Trump’s re-election chances look narrow

 トランプ米大統領が番狂わせを起こした2016年大統領選は、カギとなる三つの州で計7万7744票上回るという針に糸を通すような勝利だった。20年にこれをもう一度再現するのは、容易でなくなりつつあるようだ。  トランプ氏の…

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「水音も風の音にも九月かな」(副島いみ子)…

 「水音も風の音にも九月かな」(副島いみ子)。9月に入っても暑さが続き、なかなか秋の気配が感じられない。「九月の声を聞くと、大気が澄み爽やかな秋の感じがようやく深くなる」(稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』)という俳句の歳…

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「殺人ロボット」禁止阻止を主導する米露 Unlikely allies seek world ban against `killer robots’

 ジュネーブで、ロボットを持つ大国と持たない小国の戦いが繰り広げられている。  20カ国以上が、今週開かれている国連の重要会議の場で、完全自律型兵器の全面禁止を訴えている。この兵器は、反対グループの間では「キラー・ロボッ…

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夜遅く東京・新宿のラーメン店に入り…

 夜遅く東京・新宿のラーメン店に入りカウンターで料理が出てくるのを待っていると、隣に黒人の青年が座った。メニューを見ながら思案している風で、注文を取りに来た店員に、英語で「豚肉の入っていない料理はどれか」と聞いている。 …

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仏大物俳優に性的暴行疑惑

 世界的にも知られるフランスの大物俳優ジェラール・ドパルデュー氏(69)の性的暴行疑惑が浮上し、フランス捜査当局が予審捜査を開始した。捜査は、20代の女優が被害を告発したことを受けたものとしている。  複数の仏メディアに…

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防災の日、気象変動の脅威に備えよ

 きょうは「防災の日」。9月1日は95年前の1923年に関東大震災が起きた日だ。以来、壊滅的打撃を受けた首都東京の復興とともに、全国的な防災事業は営々と続けられてきた。  しかし、地球温暖化などの異常気象によって災害の規…

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3国境越えて海水浴

地球だより  トルコのイスタンブールから国際列車に乗り、ブルガリアに向かった。  乗り合わせたトルコ青年の旅行目的を聞いた。  「クロアチアで泳ぐのさ」  なんのてらいもなく彼は答えた。  「トルコには島もあるし、黒海も…

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相互不信変わらぬ韓中習氏の年内訪韓が目安

韓国紙セゲイルボ  24日、韓中国交正常化26周年を迎えたが、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する中国の報復が完全に解除されない上に、両国の不信感も消えず、越えなければならない山が多いという評価が多い。…

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帰省列車の切符

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「厳しい寒さの中を、二千里の果てから、別れて二十年にもなる故郷へ、私は帰った」。中国の作家、魯迅の小説『故郷』の冒頭の文章だ。  客地で暮らす子供が父母に会うため故郷を訪ねることを…

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児童虐待、痛ましい事件をなくしたい

 全国の児童相談所が2017年度に対応した児童虐待件数は、前年度比1万1203件(9・1%)増の13万3778件で、1990年度の統計開始以来、27年連続で最多を更新した。  児童虐待をめぐっては、今年3月に東京都目黒区…

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トランプVS金正恩 米、金融制裁で対北圧力強化か

世日クラブ講演要旨 トランプVS金正恩―北の非核化と拉致問題の行方 福井県立大学教授・島田 洋一氏  福井県立大学教授で拉致被害者を「救う会」全国協議会副会長の島田洋一氏は23日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(代表=…

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首都大学東京の名称が2020年4月、かつての…

 首都大学東京の名称が2020年4月、かつての「東京都立大学」に変更される。いったん変わった大学名が元に戻るという話はあまり聞いたことがない。結局、首都大学東京という名称は定着しなかった。  都民の声を聞いた上で当時の石…

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新しいアナウンスのわけ

地球だより  米首都ワシントンの周辺を結ぶ地下鉄には、2種類の車両が走っている。老朽化した旧型と比べ、日本の川崎重工が製造し、2014年から導入されている新型車両「7000系」は、快適で清潔感があり、運良く乗れるとありが…

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ベネズエラ、経済危機で難民大量流出

南米全体を揺さぶる恐れ  反米左派マドゥロ政権下で経済崩壊の危機に直面している南米ベネズエラ。食料や医薬品が慢性的に不足する状況は、南米発の「難民危機」につながりかねないと懸念されている。(サンパウロ・綾村悟) ブラジル…

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文政権は経済政策の失政を認めよ

韓国紙セゲイルボ 最低賃金上げで庶民の雇用減少  北朝鮮の非核化、所得主導の成長、不動産対策にもかかわらず天井知らずで急騰するソウル住居価格…。最近、韓国社会を揺るがすイシューだ。大統領府が野心的に推進した課題だが、外見…

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障害者水増し、雇用への関心がないのか

 中央省庁の2017年6月1日時点の障害者の雇用数が、実際より3460人多く計上されていたことが分かった。  水増し分を修正すると、職員全体に占める障害者の割合は1・19%で、障害者雇用促進法で定める雇用率(2・3%)を…

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露海軍、活動海域を拡大

米、第2艦隊復活で対抗  米海軍は、ロシアとの緊張緩和などを受けて解体されていた第2艦隊を24日、復活させた。ロシア海軍は、北大西洋・北極海海域で活動を活発化させており、米軍はこれら海域での優位性の維持へ対応を迫られてい…

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英語は今や世界語。自然科学はもちろん歴史学…

 英語は今や世界語。自然科学はもちろん歴史学でも文学でもその傾向は強い。経済史学者の玉木俊明さんは、2009年以降、日本人が国際学会で英語で発表する機会は飛躍的に増えたという(『歴史の見方』)。  中国出身で米国に移住し…

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防衛白書、踏み込んだ言及ないのは遺憾

 平成30年版防衛白書が閣議で報告された。米朝首脳会談後も核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を止めていない北朝鮮について「これまでにない脅威」と強調するとともに、地球規模での軍事力展開能力を強化している中国を「地域…

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