編集局 
米軍の恒久的駐留、ポーランド受け入れ意向
ロシア反発、報復示唆 ポーランド政府は28日、米軍の恒久的駐留を受け入れ、駐留施設の建設に最大20億㌦を拠出する用意のあることを明らかにした。ロシアはこれに強く反発し、報復を示唆。親米姿勢を強めるポーランドにロシアは警…


両陛下、古式馬術を御観戦 皇居の馬場で
天皇、皇后両陛下は29日午前、皇居内の埒(らち)馬場で、古式馬術の「打毬(だきゅう)」を観戦された。皇太子殿下と秋篠宮殿下御夫妻も同席された。 打毬は白と赤の2組に分かれた選手が網の付いた棒で毬(たま)をすくい、的に…

社会保障費推計、官民挙げての対策を急げ
政府は65歳以上の高齢者人口がピークを迎える2040年度時点の社会保障給付費が最大190兆円に達するとの試算結果を公表した。これは18年度(121兆3000億円)の約1・6倍に上る。官民を挙げての対策が急がれる。 必要…

安室さん受賞に県が安堵
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 9月の引退を表明した歌手の安室奈美恵さんが23日、沖縄県民栄誉賞を受賞し、沖縄県庁で翁長雄志知事から表彰状を受け取った。 翁長氏は授賞理由をこう説明した。 「15歳でメジャーデ…

商艦隊を持たないコスト The cost of not having a Merchant Marine
公海の自由は米国の経済的、政治的安全保障にとって極めて重要である。それは、世界のあらゆる所へ米国内で製造された商品の輸送を可能にし、また、国内では入手できないような物――年がら年中必要とするようなバナナのような物――を…

一時の苦境を脱し、業績回復に道筋を付けつつ…
一時の苦境を脱し、業績回復に道筋を付けつつある電機メーカー大手のソニー。先ごろ発表した中期経営計画によると、画像用半導体「CMOSイメージセンサー」を中心に3年間で約1兆円の設備投資を行う。 この半導体は人工知能など…

新賭博法めぐり国民投票
地球だより カジノの先進国スイスで6月10日、「新賭博法」をめぐる国民投票が実施される。スイスからの情報では、賛成派と反対派が激しい争いを展開。焦点は、賭博依存症対策と治安・マネーロンダリング(資金洗浄)対策の2点だ。…


マクロン仏大統領就任1年 支持率50%、改革に一定の支持
フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、今月14日に就任から1年を迎えた。外交では欧州連合(EU)を支え、国際協調路線を取る一方、内政ではフランス国鉄(SNCF)改革で反発する労組のストライキに直面している。1年目の…


コロンビア大統領選、右派と左派の決選投票へ
右派勝利なら和平見直しも 南米コロンビアで27日、ゲリラとの和平合意でノーベル平和賞を受賞したサントス大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施された。即日開票の結果、対ゲリラ強硬派の右派イヴァン・ドゥケ前上院議員(41)…


皇后陛下が「初繭掻」される
皇后陛下は28日午前、皇居内にある紅葉山御養蚕所で、蚕の繭をその年初めて収穫する「初繭掻(はつまゆかき)」の行事に臨まれた。皇居での養蚕は明治以降の歴代皇后が継承しており、来年の天皇陛下の退位後は皇太子妃雅子殿下に引き…

エネルギー計画、原発新増設への道筋付けよ
政府が今夏に改定する「エネルギー基本計画」の原案が示された。 2030年の最適な電源構成を原発比率20~22%などと定めた従来の目標を維持したが、原発の新増設や建て替えの明記を見送ったことは踏み込み不足だと言わざるを…

認知症は病気ではなく老耄(ろうもう)の表れ
東京大学名誉教授の大井玄氏が講演 東京都医学研究所が東京都千代田区の一橋講堂で開いた都民講座で。83歳になって、なお現役で臨床医を続けている東京大学名誉教授の大井玄氏は、これまでの臨床体験や研究を通じて「認知症は病気で…

子供の養育環境改善
先日、机まわりの資料を整理していると、昔の雑誌が出てきた。買ったことも忘れていたが、9年前の『週刊ダイヤモンド』(2009年7月25日号)だ。 この号の特集は「子ども危機―この国で産み育てるリスク」。子供をめぐる五つ…

黒海に臨むジョージアは、日本の約5分の1の…
黒海に臨むジョージアは、日本の約5分の1の約7万平方㌔に人口400万人(首都トビリシ)が住む。旧ソ連から1991年に独立したが、2008年にロシアとの武力衝突が起き、その反発からロシア語由来の国名「グルジア」から英語読…

日露首脳会談、北方領土交渉は拙速を慎め
安倍晋三首相はモスクワのクレムリン(大統領府)で、ロシアのプーチン大統領と会談した。懸案の北方領土問題について、共同経済活動の推進で一定の合意は得たものの、ロシアが領土返還に応じる兆しは見えない。拙速を慎み、腰を据えた…

波紋が広がるアメリカンフットボールの悪質な…
波紋が広がるアメリカンフットボールの悪質なタックルの問題で、識者らが一様に説くのは、日本大の初動対応のまずさだ。 テレビで繰り返し流される問題のタックルの映像を見ると、重大な反則行為であるのは一目で分かる。ところが、…


皇太子殿下御夫妻、「みどりの愛護」式典に
彦根城博物館も御視察 滋賀県を御訪問中の皇太子殿下御夫妻は26日午前、長浜市の県立長浜ドームで開催された第29回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された。 皇太子殿下はあいさつで「豊かな緑は、地球温暖化の防止や生物多…


ALD技術を広めたい スントラ博士
「ミレニアム技術賞」を受賞したスントラ博士に聞く 「持続可能な開発と生活の質向上を促進する技術革新」に対して贈られる国際的な賞、「ミレニアム技術賞」の授賞式が22日、フィンランドの首都ヘルシンキで行われ、フィンランドの…

国民投票法改正、投票機会拡大へ早期実現を
自民、公明両党は衆院憲法審査会幹事会で憲法改正手続きを定めた国民投票法の改正案を提示し、共産、社民両党を除く各党が基本的に賛同する立場を示した。改正されれば2014年に続いて2度目となる。前回の改正では投票年齢が「20…

GLAAD報告書、LGBTが登場する映画が減ったとハリウッドを非難 GLAAD report condemns Hollywood for decline in LGBT representation on big screen
ウォルト・ディズニー・スタジオが昨年公開した「美女と野獣」の実写リメーク版にゲイの登場人物を加えたことを、すべての人が大喜びしたわけではなかった。だが、LGBT活動家たちにとって、これは始まりにすぎない。 (LGBT…

「雨二滴日は照りかへす麦の秋」(高浜虚子)…
「雨二滴日は照りかへす麦の秋」(高浜虚子)。俳句の季語は「春」や「秋」という語があっても、その季節のものではない場合がある。例えば、「小春」というのは春ではなく、11月ごろの冬の季語で、春のような暖かさがある日を指す。…


罪をかぶった赤松隊長、援護法適用に「軍命」不可欠
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (8) 筆者は、グレン・シアレスさんの手記を1996年6月1日から13回シリーズ「沖縄戦ショウダウン」として沖縄の新聞で発表した。ショウダウンとはポーカーで賭…


天皇陛下、最後の田植えされる
天皇陛下は25日午後、皇居内の生物学研究所脇にある水田で、毎年恒例の田植えをされた。宮内庁によると、陛下は来年4月30日に退位した後、皇居での稲作を新天皇となる皇太子殿下に引き継ぐ意向で、天皇として田植えを行うのは今回…
