編集局 rss

民間防衛論議、国民保護法を抜本的に見直せ

 わが国を取り巻く安全保障環境の激変を受け、国土・国民をどう守るのか、防衛の在り方が問われている。  それにもかかわらず、国民自らはどう身を守るのか、いわゆる「民間防衛」に関する論議が欠落している。これは看過できない課題…

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「うつ病にならない食習慣の科学」

「うつ病にならない食習慣の科学」

国立精神・神経医療研究センター神経研究所の功刀浩氏が講演  ストレス科学シンポジウム(主催・公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター)うつにならない「毎日を楽しく過ごすための工夫」が、このほど、早稲田大学小野記念館で…

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軍事研究は平和を脅かす?

 かつて「産学協同」研究が、「大学と独占資本との癒着」「大学教育の独占資本への奉仕」などと糾弾された時代があった。1970年代後半、各大学が創立◯◯周年記念事業のため企業募金を行うと、左翼学生たちが学内で関係教授たちを追…

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75歳以上の運転者の認知症対策を強化した…

 75歳以上の運転者の認知症対策を強化した改正道路交通法が昨年3月に施行されたのに伴い、75歳以上の運転免許の自主返納も急増している。2016年の16万2341人に対し、昨年は25万2677人と大幅に上回った。  それで…

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水陸機動団、離島防衛強化へ役割大きい

 南西地域の離島防衛強化のため、陸上自衛隊に先月末に新設された「水陸機動団」の発足式典が、相浦駐屯地(長崎県佐世保市)で開かれ、米海兵隊との共同訓練も公開した。  水陸機動団は離島が侵攻、占領された場合に奪還作戦の主力と…

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最新調査で国境警備捜査官の大多数がトランプ氏の壁建設を支持 Border Patrol agents overwhelmingly support Trump’s wall in new survey

 国境警備の捜査官たちは、米・メキシコ国境沿いへのさならなる壁建設に最大限の支持を表明している。  捜査官たちの労働組合「全米国境警備協議会(NBPC)」が行った調査によると、捜査官の大多数が戦略的な場所に「壁」を増やす…

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日本から米大リーグのエンゼルスに移籍した…

 日本から米大リーグのエンゼルスに移籍した二刀流の大谷翔平選手が、投手として1勝し、打者としても3試合連続のホームランを打つなど、ファンの度肝を抜いている。野球の本場で遜色のない活躍ができるのも、それだけ日本の野球が成熟…

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歪められた沖縄戦史、隠蔽された『鉄の暴風』の誤報

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (1) 「梅澤少佐の不明死」  人はよく「戦争とは醜いものだ」と言う。だが、筆者は、最も醜いはずの戦争に中に、最も美しい人間の物語を発見し、数々の沖縄戦の物語を…

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オスプレイ、横田配備で抑止力高めよ

 米空軍のCV22オスプレイが、今夏にも米軍横田基地(東京都福生市など)に正式配備される。核・ミサイル開発を進める北朝鮮や海洋進出を強める中国を牽制し、抑止力を高める上で配備は不可欠だ。  段階的にCV22を計10機  …

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EPA長官、腐敗指摘に「雑音」と反論 Pruitt decries ‘noise’ about corruption as ‘distraction’

 非難にさらされている米環境保護局(EPA)のプルイット長官は4日、反論し、出張や住居をめぐる非難は、トランプ大統領の政策実行で上げた実績から関心を逸らすためのものだと訴えた。  プルイット氏はワシントン・タイムズのポッ…

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春の陽気に誘われ、東京・六本木の国立新美術館…

 春の陽気に誘われ、東京・六本木の国立新美術館に「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を観(み)に行った。スイスの実業家エミール・ゲオルク・ビュールレの印象派を中心としたコレクションから64点を展示している。  気…

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フェイクに巨額の罰金

地球だより  マレーシアでもフェイク(偽)ニュースが出回り、いわゆる炎上騒ぎが起きている。写真投稿サイト・インスタグラムに、整形手術にはまったアニメ好きの青年に対して根拠のない噂(うわさ)が流されたり、人間の顔に似た獣が…

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“民族の血脈”南北鉄道、一日も早い復元を望む

韓国紙セゲイルボ  南北間の緊張緩和の雰囲気を迎えて、足踏み状態の南北鉄道の連結、離散家族の対面など、これまで中断されていた南北交流協力事業が本格的に推進されるように願う。特に実質的な統一のための準備作業という面から、最…

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イラク日報問題、これ以上信頼を揺るがすな

 政府が「存在しない」と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報が見つかった問題で、陸自が昨年3月には存在を把握していたが、防衛相らには1年間にわたって報告していなかったことが判明した。  財務省の決裁文書改竄(かい…

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人間生きていれば、問答をしないわけには…

 人間生きていれば、問答をしないわけにはいかない。安政5(1858)年、問い質(ただ)したいことがあって、一橋慶喜が大老井伊直弼を江戸城に訪ねた。2人は初対面だ。慶喜は21歳、大老は43歳。  大仏次郎著『天皇の世紀』(…

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エジプト大統領選、シシ氏が再選

投票率アップへあの手この手  3月26日から3日間行われたエジプト大統領選の結果が4月2日に発表され、シシ大統領が有効票中97%を獲得、再選された。有力対抗馬のいない選挙で政府は、投票率を上げようとあの手この手の動員策を…

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実りの秋は来るのか

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  金正恩・朝鮮労働党委員長が「秋には実りを持って『秋が来た』という公演をソウルで開催しよう」と言った。一昨日、東平壌大劇場で開かれた韓国芸術団の公演『春が来る』を観覧した後に、語った…

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ペサハの期間限定食品

地球だより  ユダヤ教の祝祭日の中で最も重要な祭りの一つである「過ぎ越しの祭り(ペサハ)」が3月30日夜から始まった。ユダヤ暦ニサン月15日から1週間続くこの祭りは、ユダヤ民族がエジプトでの400年間の奴隷生活を逃れ、カ…

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両陛下、記念演奏会に

 天皇、皇后両陛下は4日午後、東京・両国国技館を訪れ、音楽教育法「スズキ・メソード」の創始者、故鈴木鎮一氏の生誕120周年を記念した演奏会「第54回スズキ・メソードグランドコンサート」を鑑賞された。高円宮妃久子殿下も同席…

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超強硬派ボルトン氏起用を受けて

韓国紙セゲイルボ 米との緊密協議、最優先を  トランプ米大統領は国家安保問題補佐官としてボルトン元国連大使を選んだ。それも歴史上初めての北朝鮮指導者との会談を予告した時点でだ。北に対する軍事的攻撃も排除しない超強硬派ボル…

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大谷選手二刀流、日本人選手の存在感高めたい

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手は、米カリフォルニア州アナハイムで行われたインディアンス戦で、メジャー初本塁打を放った。  投手としては既に1勝を挙げている。投手と打者の「二刀流」が大リーグでも輝き始めた。  ルー…

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横山大観は岡倉天心の薫陶を受け、近代日本画…

 横山大観は岡倉天心の薫陶を受け、近代日本画の道を切り開いていった巨匠という名にふさわしい画家である。没後60年にもなるのに回顧展が開かれれば、驚異的な数の観客を集める。  東京・上野池之端には大観の旧宅があって記念館と…

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対北で置き去り懸念 首相、トランプ氏説得へ

 安倍晋三首相は17~20日訪米し、トランプ大統領と会談するが、米国、韓国、中国が北朝鮮と直接接触する中で、北朝鮮問題で日本だけが置き去りにされるのではないかという懸念が高まっている。  米当局者は、日米会談は、核・ミサ…

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