編集局 rss

企業景気、保護主義に警戒感強まる

 米中の貿易摩擦を背景に産業界に警戒感が強まっている――日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、企業のそんな経営心理を示す結果となった。  円高による輸出企業の収益悪化も懸念され、景気の先行きには慎重な見…

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「冷戦」時代に戻る The Cold War is back

 ドナルド・トランプはロシア人に対して強硬姿勢は取れないだろうと言う者がいたら教えてほしい。60人のロシア人「外交官」を本国に送り返すという月曜日の大統領令は、欧州諸国の中でも特に、ポーランド、イタリア、デンマーク、フラ…

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米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ…

 米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が、米アリゾナ州の公道で試験走行中に歩行者をはね死亡させた。死亡事故が起きたのは初めてだ。  車載カメラの映像では、車両は自転車を押して道路を横切ろうとした女性に近…

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ロブスターの人道的殺し方

地球だより  ロブスターを生きたまま熱湯に入れて料理してはならない。なぜならば、ロブスターは複雑な神経系を持ち、その痛みは想像を超えたものだからだ。今後は料理前に電気ショックで神経をマヒさせるか、包丁で命を絶たなければな…

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フランス、再びテロの脅威に直面

 昨年11月に非常事態宣言を解除したフランスで、再びテロ事件が起きた。フランス南部でイスラム過激思想に傾倒するモロッコ人の若者が警官を含む4人を殺害し、多数を負傷させ、フランスは再びテロの脅威に晒(さら)されている。過激…

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両陛下がお忍び散策

皇居外で桜楽しまれる  天皇、皇后両陛下は2日朝、皇居周辺を「お忍び」で約10分間散策された。両陛下は朝に皇居内を散策するのが日課だが、敷地外に出ての散策はまれ。天皇陛下は皇后陛下と腕を組んでゆっくりと歩き、ときおり笑顔…

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自民、9条改正へ見切り発車

2項をめぐる党内の溝深く  自民党(総裁、安倍晋三首相)は3月25日の党大会で、自衛隊の明記(9条改正)、緊急事態条項、参院選の合区解消、教育の充実―の4項目について、憲法改正推進本部(細田博之本部長)がまとめた条文たた…

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退位・即位儀式、御代替わりをつつがなく

 天皇陛下の退位と皇太子殿下の新天皇即位に関連する一連の儀式の大枠が決まり、きょうにも閣議決定される。御代替わりという大行事が整然と、かつ国民と共にある皇室にふさわしい形で行われるために、皇室の伝統と象徴天皇の在り方との…

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ICT教育充実へ、整備目標などの推進計画を

超党派議連が地域格差解消で法案の概要をまとめる  学校教育での情報通信技術(ICT)活用を目指す超党派の議員連盟(会長・遠藤利明元五輪担当相)は、ICT環境の充実に向けた法案の概要をまとめた。  コンピューターなどの整備…

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文科省、国公私立大を一体運営する制度案を示す

地域ごとに新法人を設立、効率的な運営を可能に  文部科学省は3月27日、地域の国公私立大が新法人を設立し、一体的に運営できるようにする制度案を中央教育審議会の部会に示した。少子化で地方の大学を中心に経営が厳しくなる中、複…

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「ゆとり教育」の核心

 入学シーズンだ。大きなランドセルを背負ったちびっ子たちの姿はほほ笑ましい。そのランドセルの傾向として、軽量化が進んでいる。「脱ゆとり教育」で教科書が厚みを増して重くなったからだとか。教科書の厚さだけを見れば、脱ゆとりが…

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「初蝶(はつてふ)来(く)何色と問ふ黄と…

 「初蝶(はつてふ)来(く)何色と問ふ黄と答ふ」(高浜虚子)。近くの林の中の散歩道で「おや、こんな所で」と驚きつつ、その優雅な胡蝶(こちょう)の舞にしばらく見とれていた。モンシロチョウやキチョウはよく見掛けても、アゲハ類…

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拉致問題、米と連携し取り組み強めよ

 北朝鮮による拉致被害者家族らは安倍晋三首相と面会し、今月中旬の日米首脳会談の際、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談を予定するトランプ米大統領に、日本人拉致被害者の救出を働き掛けるよう首相に求める決議文を手渡した。 …

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東日本大震災で家族を失った遺族ら4人が…

 東日本大震災で家族を失った遺族ら4人が、地元の宮城県名取市に対し「市は広報車による避難誘導を実施しなかった。災害対応に落ち度があった」などとして損害賠償を求めた訴訟の判決があり、仙台地裁(高取真理子裁判長)は請求を棄却…

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人口減少、急がれる東京一極集中の是正

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が発表した2045年までの日本の地域別将来推計人口によると、東京や沖縄では30年に人口のピークを迎えるが、同年より後は全ての都道府県で減少に転じ、45年時点では東京を除く46道府…

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銃乱射犯の大半が父親のいない家庭で育つ Most mass shooters grew up with absent fathers

 銃規制に取り組む活動家たちは、乱射事件をすぐに拡散する銃のせいにするが、拡散する父親のいない家庭についてはあまり指摘しない。  しかし、調査によると、学校銃乱射犯は、片方または両方の親がいない、薬物中毒、または虐待する…

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「掲示場にビラ溢れをり入学す」(五十嵐哲也)…

 「掲示場にビラ溢れをり入学す」(五十嵐哲也)。きょうから4月。入学式のシーズンである。特に、地方から大学に入学するために上京した新入生にとっては、未来への希望や不安に満ちた季節でもある。  気流子も東京の私大の入学式に…

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「昇進おめでとう」赤旗拡大作戦

 加古川市の井上津奈夫氏は平成22年6月に共産党議員になった。同じ党内には岸本建樹氏、高木英里氏がいた。そして、職員の昇進が発表される3月下旬から4月初めの間に、集中的に機関紙拡大を行ってきたという。当時を振り返って井上…

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沖縄御訪問、両陛下と県民の心の絆確認

 天皇、皇后両陛下は2泊3日の沖縄御訪問を終えられた。通算11度目となるが、来年の退位を控え、在位中最後とみられる御訪問であった。  両陛下は長年沖縄へ寄せてこられた変わらぬ思いを改めて示され、その深いお気持ちを知る沖縄…

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サウジに対する9・11訴訟開始へ Judge rules 9/11 lawsuit against Saudi Arabia can proceed

 28日の判事の判断によって、2001年9月11日の米同時多発テロの共謀容疑でサウジアラビアを訴え、巨額の損害賠償を求める訴訟の開始が可能になった。  ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁のジョージ・ダニエルズ判事は、サ…

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「名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ…

 「名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ/故郷(ふるさと)の岸を離れて汝(なれ)はそも波に幾月」。島崎藤村作詩「椰子の実」の冒頭である。1898(明治31)年の夏、愛知県・伊良湖岬に滞在した民俗学者・柳田國男が、浜に…

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遺跡から見たアイヌ民族

調査進む小氷期の古環境 海道立北海道博物館学芸員 添田雄二氏に聞く  15世紀から19世紀初頭にかけて世界は小氷期と呼ばれる地球規模の寒冷期を迎えていた。とりわけ17世紀中頃から起きたマウンダー極小期は特に寒冷で作物が育…

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カラオケが招くトラブル

地球だより  無類のカラオケ好きで知られるフィリピン人。誕生日や飲み会だけでなく果ては葬式まで、人が集まる所に歌声が響くのはこの国の日常的な光景だ。  しかし、時にはその熱唱がトラブルを招くことも少なくない。  このほど…

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