編集局 rss

「汚泥を一掃」する人材探しに苦戦するトランプ氏 Trump struggling to find staffers willing to ‘drain the swamp’

 汚泥のようなワシントンの官僚機構を一掃するのは容易ではない。トランプ大統領も政府をつくり直すために、ビジョンを共有する人材で政権の政治任用職を埋めることに依然苦労している。  12月中旬の時点で、トランプ氏が政権のさま…

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「正月も二十日に成て雑煮かな」(嵐雪)…

 「正月も二十日に成て雑煮かな」(嵐雪)。きょうあたりになると、雑煮も飽きてくる。普通の食事がしたいという気分だ。しかし、余ったモチがみそ汁に入っていたりする。正月気分は、おせち料理や松飾りなどで掻(か)き立てられるが、…

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フジモリ元大統領が退院

12年ぶりに自由の身に  南米ペルーからの報道によると、フジモリ元大統領(79)が4日夜、首都リマ市内の病院を退院した。フジモリ氏は、在任中に関与したとされる人権侵害の罪で禁錮25年の刑に服していたが、昨年12月24日に…

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イランの支援受ける民兵組織が連合形成 Iran-backed militias form coalition

 イラクの有力イラン系民兵組織の指導者らが結束し、シーア派政治運動を形成しようとしている。5月の議会選でアバディ首相率いる現与党に取って代わることが目的だ。  ムジャヒディン連合と名付けられたこの新会派には、バドル機関、…

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貴乃花理事解任、事件解明は十分ではない

 元横綱日馬富士による幕内貴ノ岩への傷害事件に始まる一連の問題に絡んで、日本相撲協会の臨時評議員会は旧臘28日の臨時理事会で決議された貴乃花親方(元横綱)の理事解任案を承認した。協会理事が解任されるのは初めてで、親方は役…

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<去年今年貫く棒の如きもの>。人口に膾炙…

 <去年今年貫く棒の如きもの>。人口に膾炙した高浜虚子の句である。正月三が日が過ぎ、世の中が動き出すと、昨年からの課題が「貫く棒の如きもの」として目の前に現れてくる感じがする。  新年のニュースは、相変わらず北朝鮮関係が…

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エゾシカの利活用、肉を北海道の特産品に

NPO法人エゾシカネット理事長 水沢裕一氏に聞く  北海道にのみ生息するエゾシカ。ニホンジカの亜種とされるが、本州以南のニホンジカよりも体が大きく、日本国内でも最大級の草食動物である。一時、絶滅の危機にひんしたが、現在で…

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ボクサーが弱いって?

地球だより  日本に来るタイ人ボクサーが弱すぎると問題になっている。  日本ボクシングコミッション(JBC)は毎年、招聘(しょうへい)禁止ボクサーを発表している。昨年も無気力試合や実力不足などを理由に60人がブラックリス…

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平昌五輪“ノーショー”寒さと無関心との戦い

韓国紙セゲイルボ  新年が明けた。平昌冬季五輪まであとわずか。苦労し3度目にして誘致した五輪だが、まだ憂慮の声が多いのも事実だ。  まず競技場の観覧席を満たせるかどうかだ。五輪組織委によれば、12月25日現在、65万50…

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18年の日本経済 賃上げ、減税で勢いつくか

 東京証券取引所で新年最初の取引(大発会)が行われ、日本経済が本格的に動きだした。経済的には昨年は大きな波乱もなく、緩やかな拡大を続けたが、新年はどんな展開になるのか。  当初予算として過去最大の規模の2018年度予算(…

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「ちょっと待って」という言葉は頻繁に…

 「ちょっと待って」という言葉は頻繁に使われる。この言葉自体には間違ったところは少しもない。が、昨年暮れに新幹線の台車に亀裂が入ったアクシデントでは、大きな問題を引き起こした。  異変を察知した側と東京の指令員との間でや…

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南半球の年越しに思う

地球だより  ブラジルに住んでみて面食らうことの一つに年末年始の感覚がある。日本であれば、忘年会や仕事納め、大掃除や年越しそば、紅白歌合戦に除夜の鐘、加えて年始の初詣など、一年の終わりを総括し、新たな年を心機一転して迎え…

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黄金の戌年

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  希望の新年を迎えた。六十甲子(干支)の35番目に当たる戊戌の年だ。十干の戊と十二支の戌の漢字が似ている。「戊」に「一」を加えると「戌」だ。モバイルPCに届いた年賀状はどれも犬の絵が…

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日韓慰安婦合意見直し、文大統領悩ます“最終判断”

韓国紙セゲイルボ  文在寅大統領が28日明らかにした日韓慰安婦合意検討タスクフォースの調査結果に対する立場は事実上、合意破棄または再協議推進を示唆するものとみられる。文大統領が交渉の手続き・内容の瑕疵(かし)を指摘し、「…

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新春政治座談会 国民意識高揚へ憲法対話を

新春政治座談会 待ったなし!憲法改正(下) 審査会長の自民が指導力を 馬場 具体的な提案は立党の精神 細野 国民投票を政局に絡めるな 中谷 自民党の改憲案の24条に「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。…

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憲法改正論議、未来を見据え「公論」を起こせ

 憲法を改める。そのための一歩を確実に刻む――。それが明治150年の節目となる本年の最大の課題だ。明治維新の起点となった「五箇条の御誓文」には「万機公論に決すべし」とある。国難の時こそ改憲への「公論」を起こすべきだ。  …

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作家の鈴木三重吉が児童雑誌「赤い鳥」を…

 作家の鈴木三重吉が児童雑誌「赤い鳥」を大正7(1918)年に創刊してから、今年で100年を迎える。政府の主導する教条的な説話や唱歌に対して、子供の純粋性を育むための物語や詩を作り、これを世に広めようとした。  創刊号に…

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「平成30年の節目にお姿を」

新年一般参賀、新春皇居に大勢の人  皇居・宮殿で2日行われた2018(平成30)年の新年一般参賀。来年4月末の退位が決まった天皇陛下や御一家の姿を見ようと、遠方から夜行バスや飛行機で上京した人も多く、新春の皇居は大勢の人…

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alt="新春政治座談会に出席した、左から細野豪志・希望の党憲法調査会長、中谷元・自民党憲法改正推進本部長代理、馬場伸幸・日本維新の会幹事長、本紙編集局長代理・政治部長の早川一郎(司会)"

新春政治座談会 「待ったなし!憲法改正」

新春政治座談会 待ったなし!憲法改正(上)  日本国憲法施行から70年を迎えた昨年の国会は、衆参両院とも憲法改正勢力が3分の2を超え、改憲機運が高まっている。  こうした中、自民党憲法改正推進本部長代理の中谷元氏、希望の…

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「穏やかで心豊かな年に」

新年一般参賀、平成最多12万人超  新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇陛下は皇后陛下や皇太子殿下御夫妻、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方とともに計5回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に手を振って応えられた。  …

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方言よ、消えるな!

 東北にある筆者の実家には筆者の父、兄夫婦、そしてその長男夫婦と3歳になる娘の4世代が住んでいる。所用で、実家を訪れた時、かわいい盛りの甥(おい)の長女と遊んだが、そのおしゃべりにほとんど訛りがないことに気づいた。標準語…

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節目の年に臨んで、伝統の継承と刷新滞りなく

 平成30年が明けた。天皇陛下の御退位が来年4月30日と決まり、平成はあと1年4カ月ほどで幕を閉じる。12月23日を天皇誕生日としてお祝いするのも今年が最後となる。御代替わりを目前にした節目の年に、心して臨みたい。 御代…

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「片膝つき」のジェスチャーが遺したもの Legacy of the ‘Kneelers’

 (試合前の)国歌斉唱中に起立を拒否して、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の名前を傷つけた、かつて、サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクオーターバックだったコリン・キャパニックは、多分、一休みしているだけ…

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