編集局 
慰安婦合意新方針、日韓に深刻な亀裂生じかねぬ
いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓政府間合意について、韓国・文在寅政権は昨年末に作業部会が発表した検証結果を踏まえ、国際慣例ではあり得ない見直しの新方針を明らかにした。慰安婦問題は合意以前よりさらに解決困…

年賀状の中に、転居通知を兼ねたものがあった…
年賀状の中に、転居通知を兼ねたものがあった。移転の時期は不明だが、その事実は明瞭に伝わる。昔、友人から通常の転居通知をもらった。「お近くにおいでの節は、是非お立ちより下さい」とあったので、千葉県の新居を訪ねた。 「お…

新鮮求めスエズへ
地球だより 新鮮な魚を買いたいときは、迷わず、スエズ市の市場(スーク)に行くことにしている。アレクサンドリア市にも新鮮な魚が集まるとされるものの、カイロからはスエズの方がやや近いことから、スエズをひいきにしている。車で…

地球村の小寒酷寒
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 小寒。漢字の意味を解けば「少し寒い日」だが実際は違う。「大寒が小寒の家に行って凍え死ぬ」「小寒の氷が大寒にとける」という。“大いに寒い”大寒は体面を保つのが大変だ。今年も例外ではな…


エルサレム首都認定にパレスチナ反発、EUに仲介要請か
国連総会の緊急特別会合で昨年12月21日、トランプ米大統領による「イスラエルのエルサレム首都認定宣言」の撤回を求める決議案が賛成多数で採択された。トランプ大統領は前日、決議案に賛成する国に対し経済援助を削減すると警告、…


南北会談で交錯した与野党の反応 、“期待以上”と“なぜ行った”
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮選手団の平昌冬季五輪参加と南北軍事当局会談開催などが合意された9日、結果をめぐって与野党の反応が交錯した。 与党の共に民主党の白恵蓮(ペクヘリョン)報道官は、「2年余ぶりの席だというのに、信じ…


両陛下、皇居で「講書始の儀」
雅子殿下15年ぶり御出席 天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が10日午前、皇居・宮殿で、皇太子殿下御夫妻や秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方も出席されて行われた。療養中の雅子殿下の出席は20…

イタリア生まれのオペラ指揮者、アルベルト…
イタリア生まれのオペラ指揮者、アルベルト・ゼッダさんは、1960年代に始まるロッシーニ・ルネサンスの火付け役となった人物。彼なくしてはロッシーニ全集の出版も、ペーザロでのロッシーニ・オペラ・フェスティバルもなかった。 …

イラン反政府デモ、核合意厳守し体制変革を促せ
イランで年末年始に発生した大規模な反政府デモをめぐって、米国とイランの対立が再び深まっている。 イラン当局は「敵」からの干渉があったと非難しており、トランプ米政権は停止している対イラン制裁を再開するか、12日にも判断…

道徳教育、子供の本気引き出す授業を
「道徳の授業って、何なの?」という“そもそも論”を始めると、きりがない。 答えは簡単ではない。教科書を読んで感想を述べ合ったり、いじめ問題などを“寸劇風”にこしらえ、登場人物の気持ちを探ったり、ということが教育の現場…

番犬にピッタリの天然記念物
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2018は戌年。当然のごとく、「犬」に注目が集まるが、沖縄には沖縄県原産の琉球犬という犬種がある。琉球犬はフィリピンやインドネシアなど東南アジア系で縄文時代以前に琉球列島に渡ったと…

極めて危険な幕引きとなった旧年 A deadly end to the old year
悪党がいない世界では、過ぎ去る年は、子羊のようにおとなしく、遮るものといえば、偶発的な事件とか失望感だけで、消えていく。極めて特定な種類に属する厳粛な警告のように、2017年の最後の日は暴力、悲しみ、そして警報で終わっ…

熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」…
熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」をテーマに、昨年末に東京都内のデパートで開かれた「大くまモン展」。「見た目がぷよぷよしているが、今は何かと衝突する時代なので、それを和らげる存在になってほしい」と、くまモンをプ…

ヒトラーの「併合」から80年
地球だより 今年はヒトラー・ナチス政権のオーストリア併合80年。バン・デア・ベレン大統領は1日の新年の演説で「わが国はヒトラーの犠牲国であるとともに、加害国だったという事実を単に記憶するだけではなく、心の中でしっかりと…

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偽ニュースは民主主義の危機 仏大統領、露メディア名指し非難
フランスのマクロン大統領は3日、アメリカやフランスの大統領選挙でフェイク(偽)ニュースが民主主義を脅かしたとして、フェイクニュース対策のためメディア法の改正を年内に行う考えを表明した。世論に強い影響を及ぼしているソーシ…


憲法改正どうする
安倍晋三首相は2020年までの改憲を目指しており、自民党憲法改正推進本部は月内にも議論を再開し、通常国会の会期中に党改憲案を策定し、国会に提出したい考えだ。憲法改正をめぐる動きを元衆院議員の山崎拓元自民党副総裁、藤井裕…

進化論の一面的な自然解釈
平成30年の新しい年が始まった。二十四節気ではまだ、最も寒い時期が始まる小寒(今年は1月5日)を過ぎたところで、春が始まる立春(同2月4日)まで厳寒期が続く。体感的にも春の訪れはまだまだなのに、1月を迎えると不思議と肌…

どの新聞にも掲載された記事ではあるが、新年…
どの新聞にも掲載された記事ではあるが、新年5日付の毎日新聞第1面トップ記事は「交通事故死 戦後最少/68年ぶり 17年3694人」であった。前日の御用始めに、警察庁が前年の公式統計を発表するのを受けて出る毎年恒例のニュ…

出生数減少、未婚化の流れ食い止めよ
少子化が一段と進んでいる。厚生労働省の推計によれば、2017年に生まれた子供の数は94万1000人で、1899年以来で最少となった。 少子化による人口減少が続けば、国家の存立を脅かすことにもなる。少子化の背景にある未…

ビタミンDで骨粗鬆症を予防
桜美林大学老年学総合研究所長 鈴木隆雄氏 老年学・老年医学公開講座(主催・東京都健康長寿医療センター)が、東京都北区王子の北とぴあ さくらホールでこのほど開かれた。身体に必要不可欠なビタミンと健康長寿との結び付きについ…

新成人に贈る、混迷時代の変革の原動力に
きょうは成人の日。総務省統計局の推計では、今年新成人となる人は123万人で昨年とほぼ同数だ。 内訳は男性63万人、女性60万人で、全人口に占める割合も昨年と同じ0・97%という。 結婚願望が強い世代 新成人が生ま…

サンデー世界日報に連載されている「家庭再建…
サンデー世界日報に連載されている「家庭再建講座」では、さまざまな研究を紹介しつつ、幸福な結婚生活の条件の一つを「正式に結婚式を挙げること」としている(12月10日号など)。 「結婚生活では、相手の短所が見えたり、意思…

南北会談、「最大限の圧力」かけ続けよ
韓国と北朝鮮の高官級会談が9日に板門店で開かれる。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「新年の辞」の演説で、平昌五輪への代表団派遣や韓国との対話の用意を表明したことがきっかけだ。 しかし、北朝鮮に対する国際包囲網が緩むの…
