編集局
今年もとうとう押し詰まって、きょうは大晦日…
今年もとうとう押し詰まって、きょうは大晦日(おおみそか)。ゆっくり1年を振り返り、年越しそばを食べて、紅白歌合戦をというのが一番平均的な過ごし方だろう。しかし江戸の昔、長屋の貧乏人には、いかに借金を返すか悩ましい日でも…
ウェア氏がリベリア大統領に当選
元サッカー選手 西アフリカのリベリアで26日実施された大統領選決選投票で、同国選挙管理委員会は28日、開票率98・1%の時点で、元サッカー選手のジョージ・ウェア上院議員(51)が61・5%を得票、当選したと発表した。 …
17年の世界 中国の「強国路線」に対抗を
米国でトランプ政権が発足した今年は、北朝鮮情勢から目が離せない1年だった。一方、北朝鮮に強い影響力を保持する中国では、共産党大会で「強国路線」が打ち出された。北朝鮮の核・ミサイル開発と共に中国の覇権主義的な動きは大きな…
「兎も角も御用納に漕ぎつけし」(松山一雪)…
「兎も角も御用納に漕ぎつけし」(松山一雪)。御用納めも終わり、後は大みそかを待つばかり。今年を振り返れば、それこそいろいろな出来事や事件があったが、それも少しばかり記憶が薄れている。 街には普段より人気のない風景が広…
子供が良い人間性を引き出す
世日クラブ講演要旨 子育てから生まれる絆 元埼玉県教育委員長 松居 和氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(代表=近藤譲良(ゆずる)・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が18日、都内で開かれ、元埼玉県教育委員会…
大統領の孫娘に物議
地球だより 質素な庶民派として親しまれているドゥテルテ大統領だが、孫娘には少し甘いようだ。 このほどドゥテルテ氏の孫娘でファッショニスタとして知られるイサベルさんが、各国の要人などを迎える大統領府(マラカニアン宮殿)…
平昌でも感じない“オリンピック熱気”
韓国紙セゲイルボ 京江線KTXに乗ってソウル駅から平昌冬季五輪会場に向かった。万鍾駅で残念な光景が広がっていた。線路脇に油類貯蔵タンクが立ち、軍事施設のようで緊張した。 屯内駅を過ぎて平昌駅に到着した。「歓迎、201…
北朝鮮船長起訴、漂着についても解明進めよ
北海道松前町沖の無人島から発電機などが盗まれた事件で、函館地検は島に一時避難した北朝鮮船船長の自称カン・ミョンハク容疑者(45)を窃盗罪で起訴した。 北朝鮮からとみられる木造船などの漂流・漂着が11月以降に相次ぎ、多…
東京・上野動物園の赤ちゃんパンダが大人気だ…
東京・上野動物園の赤ちゃんパンダが大人気だ。メディアも大きく取り上げている。人気があるから報道されるのか、その逆なのかは分からないが、人気があることが悪かろうはずはない。 しかし東京一極集中のために、上野以外のパンダ…
戦勝祝う「光の祭り」
地球だより イスラエルでは12月12日夜から8日間にわたりユダヤ教のハヌカ(清めの祭り)が祝われた。街々には大きな八枝の燭台(ハヌキヤ)が設置され、毎日火が灯(とも)された。 世界の宗教祝日では最も古いものの一つであ…
「仁川上陸」最後の参謀
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 作戦名「クロマイト」。朝鮮戦争の戦況を一気に逆転させた仁川上陸作戦のことだ。ダグラス・マッカーサー米極東軍司令官は1950年6月29日、漢江戦線を視察する時にこの作戦を構想したとい…
エルサレム「首都」宣言の波紋 中東和平交渉に影響も
トランプ米大統領による「エルサレムはイスラエルの首都」宣言を受けて、世界各地でアラブ人やイスラム教徒らを主体とした抗議行動が発生した。宣言が、国際社会にとって「吉」と出るか「凶」と出るかは不明だが、膠着(こうちゃく)状…
“自画自賛外交”という情けない現実
中国要人との会食2回のみ 「易地思之(立場を替えて考える)」。大統領府高位関係者はこの四字熟語が13~16日、文在寅(ムンジェイン)大統領の訪中成果を圧縮的に表現していると言った。 それで立場を変えて考えてみた。習近…
慰安婦合意検証、対日関係発展の意志あるのか
いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり日韓両国政府が一昨年末に合意したことについて、その過程に問題がなかったか検証してきた韓国政府の作業部会が結果を発表した。予想通り合意にこぎ着けた朴槿恵前政権の交渉姿勢を問題視し、国際慣例上…
ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの…
ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの大ヒット映画は「はじめてのおもてなし」というコメディーだ。来月13日公開される。題名にあるようにドイツ人の家庭がナイジェリア難民の青年を受け入れる話だ。 製作が始まったのは201…
中東和平へ交渉促す 外相、イスラエル・パレスチナ両首脳と会談
中東歴訪中の河野太郎外相は25日夜(日本時間26日未明)、パレスチナ自治区ラマラの大統領府でパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。河野氏は、イスラエルとパレスチナが共存を図る「2国家解決」への支持を伝えるとともに…
オウム後継団体、公安当局は監視を強めよ
公安調査庁は、オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」から独立した「山田らの集団」に立ち入り検査を行った。検査では、元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の写真や、松本死刑囚の説法を録画したDVDなどが多数保管されて…
増えるごみの不法投棄
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県内の廃棄物処理業大手「倉敷環境」(沖縄市池原)が県から営業許可を取り消されてから1カ月以上が過ぎた。 県は、同社が組織的に隠蔽しようとした悪質な違反行為があったとみて、昨年…
減税の公約を守った ‘We got it down’
トランプ大統領は水曜日(20日)遅く、承認勝利というめったにない瞬間に浸っていた。クリスマスの前にやって来るだろうと約束した「大型の、素晴らしい減税」法制定の約束を、彼がついに、果たしたからである。 いわゆる「抵抗勢…
JR西日本の新幹線の台車に亀裂が入るなど…
JR西日本の新幹線の台車に亀裂が入るなど度重なる輸送障害の背景について、石井啓一国土交通相は「設備の老朽化、複雑化に加え、現場要員の高齢化や若手技術者の不足など構造的な問題も考えられる」と指摘した。 その通りだが、ど…
正恩氏にまた“消える”予言
地球だより こちらでも年末恒例の「今年の10大ニュース」がマスコミ各社から発表され、断トツ1位は「国政介入事件による朴槿恵大統領の弾劾・罷免」だったが、記者が多少の私情を込めて選んだ「朝鮮半島10大ニュース」の1位は「…
対北制裁強化、発展には核放棄が不可欠だ
国連安全保障理事会は北朝鮮への石油精製品の輸出の制限や、海外で働く北朝鮮労働者の送還などを盛り込んだ新たな制裁決議を中国、ロシアを含む全会一致で採択した。 ICBM発射受けた措置 制裁決議は北朝鮮が先月末、新型のIC…
哲学ある男女平等政策を 大泉氏
元厚生省児童家庭局企画課長、元衆議院議員 大泉博子 哲学ある男女平等政策を 1990年代から2000年初頭にかけて盛り上がりを見せた「男女共同参画」への取り組みは、今や完全に下火になっている。それは男女共同参画が、社会…