編集局 

地球温暖化阻止 米中の取り組みがカギ
昨年11月(6~17日)、ドイツのボンで開催された国連気候変動締約国会議(COP23)を現地取材した。地球温暖化により 異常気象が加速度的に進み、世界が「脱炭素社会」に向け舵(かじ)を切る中、日米、欧州、中国やインドそ…


新春座談会 文明史の中の明治維新
大変革準備した江戸期の充実 今年は明治維新から150年を数える。アジアの近代化の先駆けとなった大変革の文明史的な意義、光と影そして今日の日本人が学ぶべきことについて東大名誉教授・小堀桂一郎氏、作家の竹田恒泰氏、平成国際…


御退位控え日本各地へ
両陛下、最後の行事多く 天皇御一家が新年 天皇陛下御一家は1日、新年を迎えられた。2019年4月30日の退位が決まった天皇陛下にとって、8月の全国戦没者追悼式など最後の出席となる行事を多く控えた節目の1年が始まる。 …

“総論”脱却し自立の道探れ
主張 年頭にあたって 「各論」の時代にどう臨む 昨年は、天皇陛下が平成31年(二〇一九年)四月末日に御退位、皇太子殿下が翌日新元号で即位されることが決まりました。幾多の災害や慰霊の御訪問をはじめ国民を癒し励まされてきた…

明けましておめでとうございます。物理学者…
明けましておめでとうございます。物理学者アインシュタイン博士の言葉に「神は老獪(ろうかい)だが悪意はない」がある。かの相対性理論を発見するまでの苦心のほどがよく分かる。 あまねく宇宙全体に及ぶ現象の解明は難しく、それ…

17年の日本 北朝鮮による国難に直面
1年のニュースを振り返り今年の日本を総括すれば、本紙の選んだ「今年の10大ニュース・国内」には挙げられていないが、弾道ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮による国難に直面した1年だった。 めぐみさん拉致から40年 今…

プーチン氏、ロシア大統領選への介入を懸念 Putin warns of companies using social media to meddle in Russian presidential race
ロシアのプーチン大統領は、2018年の大統領選へのソーシャルメディアの影響を懸念している。一方でロシア政府は依然、フェイスブック、ツイッターなどを使って昨年の米大統領選に介入したとして非難を受けている。 プーチン氏は…

今年もとうとう押し詰まって、きょうは大晦日…
今年もとうとう押し詰まって、きょうは大晦日(おおみそか)。ゆっくり1年を振り返り、年越しそばを食べて、紅白歌合戦をというのが一番平均的な過ごし方だろう。しかし江戸の昔、長屋の貧乏人には、いかに借金を返すか悩ましい日でも…


ウェア氏がリベリア大統領に当選
元サッカー選手 西アフリカのリベリアで26日実施された大統領選決選投票で、同国選挙管理委員会は28日、開票率98・1%の時点で、元サッカー選手のジョージ・ウェア上院議員(51)が61・5%を得票、当選したと発表した。 …

17年の世界 中国の「強国路線」に対抗を
米国でトランプ政権が発足した今年は、北朝鮮情勢から目が離せない1年だった。一方、北朝鮮に強い影響力を保持する中国では、共産党大会で「強国路線」が打ち出された。北朝鮮の核・ミサイル開発と共に中国の覇権主義的な動きは大きな…

「兎も角も御用納に漕ぎつけし」(松山一雪)…
「兎も角も御用納に漕ぎつけし」(松山一雪)。御用納めも終わり、後は大みそかを待つばかり。今年を振り返れば、それこそいろいろな出来事や事件があったが、それも少しばかり記憶が薄れている。 街には普段より人気のない風景が広…


子供が良い人間性を引き出す
世日クラブ講演要旨 子育てから生まれる絆 元埼玉県教育委員長 松居 和氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(代表=近藤譲良(ゆずる)・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が18日、都内で開かれ、元埼玉県教育委員会…

大統領の孫娘に物議
地球だより 質素な庶民派として親しまれているドゥテルテ大統領だが、孫娘には少し甘いようだ。 このほどドゥテルテ氏の孫娘でファッショニスタとして知られるイサベルさんが、各国の要人などを迎える大統領府(マラカニアン宮殿)…

平昌でも感じない“オリンピック熱気”
韓国紙セゲイルボ 京江線KTXに乗ってソウル駅から平昌冬季五輪会場に向かった。万鍾駅で残念な光景が広がっていた。線路脇に油類貯蔵タンクが立ち、軍事施設のようで緊張した。 屯内駅を過ぎて平昌駅に到着した。「歓迎、201…

北朝鮮船長起訴、漂着についても解明進めよ
北海道松前町沖の無人島から発電機などが盗まれた事件で、函館地検は島に一時避難した北朝鮮船船長の自称カン・ミョンハク容疑者(45)を窃盗罪で起訴した。 北朝鮮からとみられる木造船などの漂流・漂着が11月以降に相次ぎ、多…

東京・上野動物園の赤ちゃんパンダが大人気だ…
東京・上野動物園の赤ちゃんパンダが大人気だ。メディアも大きく取り上げている。人気があるから報道されるのか、その逆なのかは分からないが、人気があることが悪かろうはずはない。 しかし東京一極集中のために、上野以外のパンダ…

戦勝祝う「光の祭り」
地球だより イスラエルでは12月12日夜から8日間にわたりユダヤ教のハヌカ(清めの祭り)が祝われた。街々には大きな八枝の燭台(ハヌキヤ)が設置され、毎日火が灯(とも)された。 世界の宗教祝日では最も古いものの一つであ…

「仁川上陸」最後の参謀
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 作戦名「クロマイト」。朝鮮戦争の戦況を一気に逆転させた仁川上陸作戦のことだ。ダグラス・マッカーサー米極東軍司令官は1950年6月29日、漢江戦線を視察する時にこの作戦を構想したとい…


エルサレム「首都」宣言の波紋 中東和平交渉に影響も
トランプ米大統領による「エルサレムはイスラエルの首都」宣言を受けて、世界各地でアラブ人やイスラム教徒らを主体とした抗議行動が発生した。宣言が、国際社会にとって「吉」と出るか「凶」と出るかは不明だが、膠着(こうちゃく)状…

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“自画自賛外交”という情けない現実
中国要人との会食2回のみ 「易地思之(立場を替えて考える)」。大統領府高位関係者はこの四字熟語が13~16日、文在寅(ムンジェイン)大統領の訪中成果を圧縮的に表現していると言った。 それで立場を変えて考えてみた。習近…

慰安婦合意検証、対日関係発展の意志あるのか
いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり日韓両国政府が一昨年末に合意したことについて、その過程に問題がなかったか検証してきた韓国政府の作業部会が結果を発表した。予想通り合意にこぎ着けた朴槿恵前政権の交渉姿勢を問題視し、国際慣例上…

ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの…
ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの大ヒット映画は「はじめてのおもてなし」というコメディーだ。来月13日公開される。題名にあるようにドイツ人の家庭がナイジェリア難民の青年を受け入れる話だ。 製作が始まったのは201…

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中東和平へ交渉促す 外相、イスラエル・パレスチナ両首脳と会談
中東歴訪中の河野太郎外相は25日夜(日本時間26日未明)、パレスチナ自治区ラマラの大統領府でパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。河野氏は、イスラエルとパレスチナが共存を図る「2国家解決」への支持を伝えるとともに…
