編集局 rss

戦勝祝う「光の祭り」

地球だより  イスラエルでは12月12日夜から8日間にわたりユダヤ教のハヌカ(清めの祭り)が祝われた。街々には大きな八枝の燭台(ハヌキヤ)が設置され、毎日火が灯(とも)された。  世界の宗教祝日では最も古いものの一つであ…

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「仁川上陸」最後の参謀

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  作戦名「クロマイト」。朝鮮戦争の戦況を一気に逆転させた仁川上陸作戦のことだ。ダグラス・マッカーサー米極東軍司令官は1950年6月29日、漢江戦線を視察する時にこの作戦を構想したとい…

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エルサレム「首都」宣言の波紋 中東和平交渉に影響も

 トランプ米大統領による「エルサレムはイスラエルの首都」宣言を受けて、世界各地でアラブ人やイスラム教徒らを主体とした抗議行動が発生した。宣言が、国際社会にとって「吉」と出るか「凶」と出るかは不明だが、膠着(こうちゃく)状…

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“自画自賛外交”という情けない現実

中国要人との会食2回のみ  「易地思之(立場を替えて考える)」。大統領府高位関係者はこの四字熟語が13~16日、文在寅(ムンジェイン)大統領の訪中成果を圧縮的に表現していると言った。  それで立場を変えて考えてみた。習近…

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慰安婦合意検証、対日関係発展の意志あるのか

 いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり日韓両国政府が一昨年末に合意したことについて、その過程に問題がなかったか検証してきた韓国政府の作業部会が結果を発表した。予想通り合意にこぎ着けた朴槿恵前政権の交渉姿勢を問題視し、国際慣例上…

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ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの…

 ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの大ヒット映画は「はじめてのおもてなし」というコメディーだ。来月13日公開される。題名にあるようにドイツ人の家庭がナイジェリア難民の青年を受け入れる話だ。  製作が始まったのは201…

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中東和平へ交渉促す 外相、イスラエル・パレスチナ両首脳と会談

 中東歴訪中の河野太郎外相は25日夜(日本時間26日未明)、パレスチナ自治区ラマラの大統領府でパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。河野氏は、イスラエルとパレスチナが共存を図る「2国家解決」への支持を伝えるとともに…

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オウム後継団体、公安当局は監視を強めよ

 公安調査庁は、オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」から独立した「山田らの集団」に立ち入り検査を行った。検査では、元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の写真や、松本死刑囚の説法を録画したDVDなどが多数保管されて…

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増えるごみの不法投棄

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県内の廃棄物処理業大手「倉敷環境」(沖縄市池原)が県から営業許可を取り消されてから1カ月以上が過ぎた。  県は、同社が組織的に隠蔽しようとした悪質な違反行為があったとみて、昨年…

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減税の公約を守った ‘We got it down’

 トランプ大統領は水曜日(20日)遅く、承認勝利というめったにない瞬間に浸っていた。クリスマスの前にやって来るだろうと約束した「大型の、素晴らしい減税」法制定の約束を、彼がついに、果たしたからである。  いわゆる「抵抗勢…

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JR西日本の新幹線の台車に亀裂が入るなど…

 JR西日本の新幹線の台車に亀裂が入るなど度重なる輸送障害の背景について、石井啓一国土交通相は「設備の老朽化、複雑化に加え、現場要員の高齢化や若手技術者の不足など構造的な問題も考えられる」と指摘した。  その通りだが、ど…

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正恩氏にまた“消える”予言

地球だより  こちらでも年末恒例の「今年の10大ニュース」がマスコミ各社から発表され、断トツ1位は「国政介入事件による朴槿恵大統領の弾劾・罷免」だったが、記者が多少の私情を込めて選んだ「朝鮮半島10大ニュース」の1位は「…

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対北制裁強化、発展には核放棄が不可欠だ

 国連安全保障理事会は北朝鮮への石油精製品の輸出の制限や、海外で働く北朝鮮労働者の送還などを盛り込んだ新たな制裁決議を中国、ロシアを含む全会一致で採択した。 ICBM発射受けた措置  制裁決議は北朝鮮が先月末、新型のIC…

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哲学ある男女平等政策を 大泉氏

元厚生省児童家庭局企画課長、元衆議院議員 大泉博子 哲学ある男女平等政策を  1990年代から2000年初頭にかけて盛り上がりを見せた「男女共同参画」への取り組みは、今や完全に下火になっている。それは男女共同参画が、社会…

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死を等閑視してきたツケ?

 先日、本紙12月17日付『ビューポイント』を読んで驚いた。日本人の平均寿命が50歳を超えたのは、なんと第2次大戦直後の1947年になってからで、江戸時代の中期から後期にかけては30歳代、明治になって40歳代になったが昭…

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今年は「森友・加計(モリ・カケ)」問題で…

 今年は「森友・加計(モリ・カケ)」問題で安倍晋三首相の介入疑惑を言い立てる報道が続いたが、空騒ぎに終わった。北朝鮮による国難に直面しても、ノーテンキに証拠も示せないまま「安倍たたき」に狂奔したメディアには、国民の方が愛…

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「聖誕」の奇跡“信じる”減少

米調査、宗教的な傾向弱まる  米国人の過半数は、イエス・キリストの「聖誕」にまつわる逸話を事実だと思っているが、その数は減少していることが、米調査機関ピュー・リサーチ・センターのクリスマスに関する調査で明らかになった。 …

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のぞみ亀裂、JR西は安全意識高めよ

 JR西日本の新幹線の台車で見つかった亀裂は、長さが44㌢で台車の枠の3分の2に達していた。走行中に破断していれば大事故となった可能性がある。 事故の教訓生かされず  台車枠は鋼材製で、断面が幅16㌢、高さ17㌢のほぼ正…

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「赤旗」購入部数に偏り 埼玉県庁、見直しへ

 全国の地方自治体で公費購入されている政党機関紙の部数に著しい偏りがあることが指摘されている。日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の部数が、全227部中99部と突出している埼玉県ではこのほど、企画財政委員会でこの問題が取り上…

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JR西日本が東海道・山陽新幹線の「のぞみ」…

 JR西日本が東海道・山陽新幹線の「のぞみ」で台車に亀裂が入ったまま運行を続けたトラブルを受け、JR西担当者が「非破壊検査の対象拡充を検討する」という趣旨の発言をしている。  「非破壊検査」は、文字通り対象を破壊すること…

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18年度予算案、重点政策もっとメリハリを

 2018年度予算案が閣議決定された。一般会計総額97兆7128億円と、6年連続で過去最大を更新した。  予算案の目玉は、安倍晋三首相が「国難突破」へ向け掲げた安全保障対策の強化と「人づくり革命」「生産性革命」の実現政策…

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「祝意に深く感謝」 天皇陛下、84歳誕生日

一般参賀に平成最多の5万人集まる  天皇陛下の84歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われ、陛下は「晴れ渡った空の下、誕生日に当たり、皆さんの祝意に深く感謝いたします」と述べられた。  陛下の御退位が2019年4月…

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ウォーターゲート事件へのノスタルジーを駆り立てる反トランプ勢力 Trump critics bring Watergate nostalgia back into vogue

 1973年に開かれたウォーターゲート事件をめぐる上院の公聴会を見逃したとしても、心配はいらない。共和党の大統領を失脚させたこのスキャンダルに対するノスタルジーの波が、反トランプ勢力を包み込んでいる。彼らはトランプ政権を…

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