編集局
コロンビア、完全和平に苦戦
南米で最長の内戦と言われるコロンビア内戦。完全な和平実現に不可欠とされる第2の左翼ゲリラ勢力・民族解放軍(ELN)との交渉は、10日に起きたゲリラ側の攻撃によって中断されたままとなっている。 (サンパウロ・綾村 悟) …
米政権、中国の太陽光発電資材に関税か
エネルギー価格上昇の懸念も ブームに沸く米国の太陽光発電。しかし関連資材メーカーは、中国などからの安価な資材によって競争力が削がれているとして、厳しい対抗措置を政府に要求。その一方で、業界のリーダーらは、関税が掛けられ…
南北対話は平和をもたらすか
韓国紙セゲイルボ 最悪の事態想定は指導者の責任 2年ぶりの南北対話が韓半島に平和をもたらすと信じるのは初心(うぶ)な考えだ。北朝鮮は文在寅政権スタート後だけでも11回のミサイル挑発と6回目の核実験を行った。今回の対話で…
原子力協定延長、核燃料サイクル実現が急務だ
使用済み核燃料の再利用を日本に認める日米原子力協定が7月の有効期限以降も自動延長されることが決まった。 原子力協定は核物質や原子力関連機材の輸出入の際に軍事利用や第三国への流出を防ぐために政府間で交わす取り決め。日米…
東京・板橋区は冒険家、植村直己が暮らして…
東京・板橋区は冒険家、植村直己が暮らしていた所で、庶民の街の雰囲気が色濃い。遺族から1500点に及ぶ資料の寄贈を受け、区が設立したのが植村冒険館だ。 何度も訪れているのだが、行くたびに初めて目にする資料が紹介され、新…
ベネズエラ、最高裁襲撃グループ逮捕
首謀者の生死は不明 ベネズエラ国家警察は15日、首都カラカスの最高裁施設などをヘリコプターから攻撃した元警察官オスカル・ペレス容疑者(36)をはじめとする犯人グループの潜伏先を急襲、犯人全員を逮捕もしくは射殺したと発表…
首相東欧歴訪、日本の存在感高める外交を
安倍晋三首相がバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)とブルガリア、セルビア、ルーマニアの東欧6カ国を歴訪している。いずれの国も日本の首相の訪問は初めてとなる。 対北包囲網構築を図る 今回の歴訪の最大の目的は、…
増える“仲井真節”のファン
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 保守系の会合で仲井真弘多前知事の登場する機会が多くなっている。10日の自民党沖縄県連「新春の集い」では乾杯のあいさつをし、翁長雄志知事について「ハーメルンの笛吹き男をほうふつとさせ…
違法薬物に対する法執行について Enforcing laws against illegal drugs
米国のジェフ・セッションズ司法長官はマリフアナは好きではない。彼はこのことを数回にわたる機会に明らかにしている。トランプ大統領は、諸州は、マリフアナを栽培し、販売し、喫煙することを違法とすべきかどうか決めるべきだと思っ…
甲子園というと少し気が早いようだが、野球…
甲子園というと少し気が早いようだが、野球ではなく俳句の甲子園。今年も8月、愛媛県松山市で全国大会が開かれる全国高等学校俳句選手権大会の開催要綱が発表された。 高校生のクラブ活動はスポーツ以外でも盛んだが、文化系の部活…
開催地で起きたあの事件
地球だより 来月に迫った平昌冬季五輪の下見がてらアイスアリーナなどの氷上競技会場が集まる江陵(カンヌン)に昨年末開通の韓国高速鉄道(KTX)に乗って行ってきた。北朝鮮の五輪参加表明でにわかに南北融和ムードが広がり、「平…
中国原潜が尖閣水域進入、軍事挑発強化の可能性 川村純彦氏
第1列島線突破の試み 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦 中国海軍のフリゲート艦と共に、「商(シャン)」級攻撃型原子力潜水艦が11日、初めて尖閣諸島の接続水域に潜没航行しながら進入した。日中関係改善の兆しも見えつつ…
訪日客過去最多、4000万人へ更なる施策を
2017年の訪日外国人数が2869万人となった。前年比19・3%増、5年連続で過去最多の更新である。国際環境の大きな変化や混乱がなければ、インバウンド増加の勢いは、このまま続きそうだ。 20年までに訪日客を4000万…
運動器症候群予防にビタミンK
東京都健康長寿医療センター研究所 井上聡氏 老年学・老年医学公開講座(主催・東京都健康長寿医療センター)が、東京都北区王子の北とぴあ さくらホールでこのほど開かれた。「ビタミンKとロコモティブ症候群」と題して東京都健康…
還暦の元旦富士見登山
元旦早々、山梨県山中湖村の石割山に初登山に行った。登る途中には、天岩戸(あまのいわと)にまつわる石割神社がある。 神社の鳥居から403段もの石段を20分、さらに山道を20分ほど登り、ようやく神社にたどり着いた。 こ…
元横綱日馬富士の傷害事件や立行司、式守伊之助…
元横綱日馬富士の傷害事件や立行司、式守伊之助のセクハラ問題など不祥事が相次ぐ大相撲で、今年最初の本場所(14日初日、両国国技館)が幕を開けた。土俵では熱戦が繰り広げられているが、八角理事長(元横綱北勝海)の初日恒例の協…
トランプ政権、武器輸出促進へ規制を緩和
軍需企業からも強い期待 規制緩和、煩雑な手続きの撤廃を進める米トランプ政権は、米製兵器の海外売却への規制の緩和を進め、最新兵器の国際市場への売り込みを加速させようとしている。 米政府は「バイ・アメリカ」計画の策定を進…
30年度「赤旗」大幅減へ、岡山県庁の政党機関紙購読部数
本紙報道受け日曜版ゼロに 岡山県庁が、平成30年度予算案の中で「しんぶん赤旗」など共産党系の政党機関紙の購読部数を大幅に削減し、経費をカットする見通しであることが分かった。波多洋治同県議(自民)がこのほど、本紙に明らか…
阪大入試ミス、外部の指摘に迅速な対応を
大阪大学が昨年2月に実施した入学試験の物理で、出題と採点のミスによって誤って30人を不合格にしていた。 このほか、在籍中の学生9人が第1志望の学科で不合格になっていた。阪大は30人を追加合格とし、希望者の入学や転学科…
世界各地で相次ぐセクハラ告発について、…
世界各地で相次ぐセクハラ告発について、仏女優カトリーヌ・ドヌーブさんと仏女性作家らが連名でルモンド紙に「口説く自由は認められるべきだ」という公開書簡を発表した。 それに対し、米ハリウッドのセクハラ批判運動の発端となる…
尖閣沖に潜水艦、これで対中関係改善できるか
沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域内に、中国海軍のフリゲート艦と潜水艦各1隻が入った。中国は尖閣の領有権を一方的に主張しており、こうした挑発行為は決して容認できない。 潜航の確認は初めて 尖閣接続水域で潜航した外国潜水…
国務省、ロシア訪問を控えるよう国民に警告 State Department warns Americans against visiting Russia
国務省は、内乱やテロに巻き込まれたり、米国人を狙った迷惑行為の標的になったりする危険があるとして、国民にロシアを訪問しないよう勧告した。 国務省は10日、海外安全情報で「テロ、迷惑行為などの危険があるためロシアへの渡…
「屋根の雪ずりて厚さを見せてゐる」(高浜…
「屋根の雪ずりて厚さを見せてゐる」(高浜年尾)。日本海側や北海道・東北では大雪が降っているが、東京ではまだ本格的な降雪はない。 冬というと、すぐに雪の情景を思い浮かべるのも、気流子が北国生まれだからだろうか。とはいえ…