編集局
オバマ大統領センターの建設めぐり訴訟 Lawsuit demands answers on Obama library’s impact on environment
オバマ大統領は常に環境保護運動から支持を受けてきた。しかし、シカゴのサウスサイドにある公園の土地に豪華な大統領センターを建設しようとして批判にさらされている。 その結果、現地コミュニティーの活動家らが、オバマ氏の大統…
「島々を巡る法座や日脚伸ぶ」(一田牛畝)…
「島々を巡る法座や日脚伸ぶ」(一田牛畝)。「日脚伸ぶ」というのは、夜が長く昼が短かった時期から毎日少しずつ昼が長くなっていくことを指す俳句の季語。かつて「世日俳壇」の選者だった故吉本忠之氏が、後世に残したい美しい日本語…
高齢者免許返納、代替移動手段を充実させよ
高齢者ドライバーによる交通事故が後を絶たない。政府が勧める運転免許証の自主返納を行う高齢者は増えているが、特典や代替移動手段の充実など課題が残る。 死亡事故の比率上昇 2016年の75歳以上のドライバーによる死亡事故…
中国から郵便で密輸されるオピオイド Chinese use Postal Service to smuggle opioids
米上院議員らが18日、中国からオピオイドを購入するには、グーグル、クレジットカード、電子メールがあれば十分だと指摘、致死性の高いフェンタニルを含む大量の郵便物を「発見、対処」できていないと米国郵政公社を非難した。 上…
日本列島を記録的な寒波が襲っている。一昨日…
日本列島を記録的な寒波が襲っている。一昨日、東京都心で48年ぶりに氷点下4度を記録。さいたま市では昨日、観測史上最低の氷点下9・8度を記録した。小紙の元ソウル特派員いわく「ソウルの街を歩いているみたいだ」。 米大陸も…
母に教えられた「愛する」生き方
「おかげさま」で幸せに ペルシャパレス社長 マスウド・ソバハニ氏に聞く 来日して32年、アメリカ国籍のペルシャ人、マスウド・ソバハニ氏の口癖は「おかげさまで」。バハイ教徒のため弾圧されるイランを出てアメリカで学び、結婚…
純粋なスポーツ精神と思えない北の五輪参加
韓国紙セゲイルボ 平和の祭典オリンピックで分断国家が単一チームを構成して参加したのは1956年イタリアのコルチナ・ダンペッツォ冬季五輪の東西ドイツが初めてだった。 国際オリンピック委員会(IOC)加入を望む北朝鮮は1…
ルラ元ブラジル大統領、二審も有罪
大統領選出馬に影響 ブラジル南部ポルトアレグレの連邦控訴裁判所は24日、収賄の罪に問われたルラ元大統領(72)を有罪とした一審の判断を支持する判決を言い渡した。また、一審で禁固9年6月とした判決(昨年7月)を破棄し、禁…
北の五輪参加、融和戦術に惑わされるな
韓国・平昌で来月9日、開幕する冬季五輪に北朝鮮が選手団のみならず応援団や芸術団など総勢数百人を送り込んでくることが決まり、連日、その話題でにぎわっている。だが、本来の競技に対する関心をよそにいわゆる「美女軍団」の動向ば…
前頭が横綱に勝つことは金星と言われる。金星…
前頭が横綱に勝つことは金星と言われる。金星は単なる白星を超えて「特別な勝利」とされる。前頭が大関を倒しても「銀星」になることはない。金星には「横綱は特別の存在」という前提がありそうだ。大関と横綱の間には、それほど大きな…
植樹で国を緑豊かに
地球だより 「トゥビシュバット」、つまりユダヤ歴でシュバット月の15日は「樹木の新年」と呼ばれている。砂漠のイメージが強いイスラエルだが、実際に来てみると思ったより緑が多いことに気付く。イスラエルの森林のほとんどは、植…
女子大危機論
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 キム・ホソン誠信女子大総長(男性)が大学改革方案の一つとして“男女共学への転換”の意向を示唆した。 女子大は受験生の半分だけを対象に学生を選ぶ『受験生の募集』から始まって、女子大…
聖職者支配体制に不満爆発、イラン全土で民衆が大規模デモ
イスラム教シーア派の盟主を自任するイランで、聖職者支配体制を揺さぶる大規模デモが行われた。民衆の力を圧倒的に上回る体制側の権力によって、デモは完全に鎮圧されたものの、その火は国民の間にくすぶり続けている。 (カイロ・鈴…
度を越した“南北共同路線”
韓国紙セゲイルボ 北の政治宣伝・扇動の場に 北朝鮮の平昌冬季オリンピック参加宣言以後、文在寅政府の“平和もの乞い”が度を越している。まず、正体不明な朝鮮半島旗で南北共同入場というのは、主催国がその国旗を掲げられないとい…
代表質問、安保法廃止は理解し難い
衆院で安倍晋三首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問が行われ、立憲民主党の枝野幸男代表、自民党の二階俊博幹事長、希望の党の玉木雄一郎代表が登壇した。 立憲の枝野代表らが登壇 昨年の衆院選で立憲は野党第…
大きなハンディキャップを負いながら、それを…
大きなハンディキャップを負いながら、それを逆方向に転換させて生きている人たちがいる。その生き生きした姿を見ると、精神の偉大さというものをつくづく感じさせられる。 一人はスリランカのシンハラ民族の血を引くドイツ人、サリ…
シリア政府軍、化学兵器使用か?
子供を含む21人が呼吸困難に シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派地域で22日、シリア政府による化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」によると、子供6人、女性6人を含む少…
草津白根山噴火、今後も噴石などに警戒を
群馬県の草津白根山の本白根山(2171㍍)が噴火し、同県草津町の草津国際スキー場で訓練中だった自衛隊員らに噴石が当たって男性隊員1人が死亡したほか、スキー客を含む11人が重軽傷を負った。 噴火の前に活発な地震や噴気な…
故亀川正東氏から学ぶもの
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 英米文学者、評論家の亀川正東氏が103歳で人生の幕を閉じた。宮古島に生まれ、早稲田大学英文科を卒業し、文学博士号を取得。琉球大学、北九州大学大学院教授、九州女子大学教授、アメリカ・…
カナダからの教訓 A lesson from Canada
ジャスティン・トルドー・カナダ首相は、コントロールが利かなくなった移民問題を、何かコントロールに似たようなものの下に置く決定をするに際して、米国人、特にドナルド・トランプ大統領には、一撃を食らわすことができると思った。…
旅行などで出国する日本人の数は、約20年前…
旅行などで出国する日本人の数は、約20年前の1996年には1669万人で、うち20代は463万人だった。ところが2016年は全体が1712万人とほぼ横ばいだが、20代は39%減の282万人と落差が大きい。 主な減少理…
駐車罰金無料化で町おこし
地球だより 今年1月からフランスは各コミューン(市町村に相当)が、自主的に違法駐車の罰金額を決められるようになった。 駐車場を持たない古い建物が多いフランスでは、歩道横の路肩に駐車するのが一般的。白線が引いてあり、車…
“赤の砦”ウィーンは渡さない
社民党、27日に市党首選 連邦右派政権への反撃目指す 音楽の都オーストリアの首都ウィーンで今月27日、与党「社会民主党」の臨時党大会が開催され、ホイプル現市長(社民党党首)の後継者を選出する。ウィーン市議会は戦後からこ…