編集局
フジモリ派分裂、次男新党設立へ
ペルー次期大統領選、姉弟対決か 南米ペルーの首都リマで31日、フジモリ元大統領の次男で国会議員のケンジ・フジモリ氏(37)が、長女のケイコ・フジモリ議員(42)が党首を務める最大野党「フエルサ・ポプラル」(フジモリ派)…
韓国が米の貿易報復で袋叩きにされる理由
韓国紙セゲイルボ 米国のセーフガード(緊急輸入制限措置)で韓国の洗濯機と太陽光パネルは関税爆弾を落とされた。韓国政府が米国に協議を要請した事実を世界貿易機構(WTO)に通知したが、米国との論戦で勝つことができるだろうか…
受動喫煙法案、これで防止効果はあるのか
受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を検討している厚生労働省は、飲食店について、中小企業や個人が運営する既存の小規模店には時限的に喫煙を認める修正案をまとめた。「喫煙」「分煙」の表示義務を課し、従業員を含め20歳未満…
「虎となり鼠となりて老いにけり」。勝海舟…
「虎となり鼠となりて老いにけり」。勝海舟(1899年没)の辞世だ。昔は「虎」だったが、今は「鼠」になったという老いの感慨が素直に読まれている。 同じような歌がある。「虎とのみもてなされしは昔にて今は鼠のあな憂(う)世…
露軍機の挑発的行動に警戒
米国海軍機に異常接近 ロシアの戦闘機が1月29日、黒海上空で米海軍の電子偵察機の1・5㍍にまで異常接近するという事故が報告されたが、ロシアによる挑発的な行動がこのところ続いており、米国、北大西洋条約機構(NATO)は神…
空港窃盗に大統領が大鉈
地球だより マニラ国際空港で長年にわたり荷物業務を請け負っていた業者が、ドゥテルテ大統領の怒りを買い契約打ち切りとなった。 原因は作業員による窃盗事件だ。パンパンガ州のクラーク国際空港で帰国したフィリピン人の預け荷物…
2030世代
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 大学生の息子を通して2030世代(20代と30代)の認識に接したが、30年前の2030世代と大きく違う。社会の変化より個人の利益についてはるかに敏感だ。近ごろ首都圏出身の大学生の心…
最大の安保危機に直面する韓国
韓国紙セゲイルボ けなし合いより内部団結図れ 李明博(イミョンバク)元大統領が、「(側近らに対する事情聴取を)盧武鉉(ノムヒョン)元大統領の死に対する政治報復」だと抗議すると、文在寅(ムンジェイン)大統領は、「怒りの心…
米一般教書、民主党との協力に努めよ
トランプ米大統領は、就任後初となる一般教書演説を上下両院合同会議で行った。演説では「安全で強く、誇りを持てる米国を建設する」ことを宣言。米国の価値観を訴え、愛国心に基づく国民の団結を求めた。 就任から1年間の大統領の…
「二月の山は初冬や春先とちがった容相を…
「二月の山は初冬や春先とちがった容相を見せる。そこに吹きつけられる雪は銀の針のようだ。厳冬の山は、山自身で深く埋もれて冬眠し、雪と氷と風が狂ったように、また一切の生物を嘲笑するように、一つの生命を作り出している」。 …
仮想通貨流出、対策後回しの責任は重い
仮想通貨取引所大手のコインチェックで、外部からの不正アクセスによって仮想通貨「NEM」が流出した。 流出額は580億円に上り、2014年のマウントゴックスの約470億円を上回る過去最大規模となる。 推奨技術を導入せず…
拉致問題啓発劇、宜野湾で上演へ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 横田めぐみさんが北朝鮮の工作員に拉致されて昨年11月、40年を迎えた。 拉致問題への認識を深め、その悲劇を理解するよう政府が企画した拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」が…
良いニュースを愚弄する人たち When good news is scorned
わずか数週間の間に、連邦議会の民主党員は、反対意見もほとんどなく、数十年間で最も破壊的な表決を2回行った。国家の利益だけでなく、彼ら自身の党派的利益にとっても破滅的になるであろう表決を。 最初のは、クリスマス直前のこ…
故渡部昇一氏のベストセラー『知的生活の方法』…
故渡部昇一氏のベストセラー『知的生活の方法』が出版されたのは昭和51年。そこに書かれた方法に、半端で余分な時間ができたら、喫茶店に入って本を読むというのがある。実践してみて、悪くないと思った。コーヒー1杯で誰にも煩わさ…
“美女軍団”の思い出
地球だより 平昌冬季五輪に合わせ韓国に来る予定の北朝鮮女子応援団、いわゆる“美女軍団”を記者が最初に密着取材したのは赴任1年目の2005年にあった仁川アジア陸上大会だった。 スタンドでの応援や公民館の公演など4日間の…
「TOEFL」免除、推薦文なしで留学
沖縄尚学が海外32校と協定締結 「強くて優しい文武両道のグローバル教養人」づくりを目指している沖縄県那覇市の沖縄尚学高校(名城政次郎校長)は昨年12月、米国の4大学と推薦入学協定を締結した。今年度末までに海外の高校・大…
納豆食べて骨折予防を
21日の大雪、除雪、雪かきで路肩にたまった雪が、このところの寒波で解けないで、そのまま残り、避けようと思っていた転倒がわが身に起こった。 気を付けて歩いていたものの、近所の軒下の“雪山”を越えようと、踏み込んだ瞬間、…
「習近平思想」 文革の悲劇無視する個人崇拝
中国共産党が、習近平国家主席(党総書記)の名前を冠した指導思想を憲法に明記する方針を示した。憲法改正案は3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で審議され、可決される見通しだ。 全人代で憲法に明記 憲法に追加され…
ごみ減量化へ食品ロス学ぶ
埋立処分場の見学などに参加 食べ残しや期限切れなどで食品が廃棄される食品ロス(フードロス)を知ることで家庭ごみの減量化につなげようと、東京都環境公社は13日、親子向けのワークショップを東京都江東区の環境局中防合同庁舎で…
大相撲初場所14日目に初優勝を決めた平幕の…
大相撲初場所14日目に初優勝を決めた平幕の栃ノ心。千秋楽(28日)でも相撲のうまい遠藤を、右からすくって上手を切り、押し出すという技と力の詰まった取り口で有終の美を飾って14勝1敗で賜杯を手にした。「こんな日が来るとは…
iPS論文不正、期待を踏みにじる行為だ
京都大iPS細胞研究所の助教らが執筆した人工多能性幹細胞(iPS細胞)に関する論文で不正が見つかった。 助教がデータを捏造 不正があったのは、人のiPS細胞から脳の血管の細胞を作製したとする論文。根幹をなすデータに…
「今まで考えていた火山観測の哲学のような…
「今まで考えていた火山観測の哲学のようなものが覆された」。草津白根山の本白根山(群馬県草津町など、標高2171㍍)で1人が死亡、11人が重軽傷を負った噴火について、気象庁の火山噴火予知連絡会の拡大幹事会後、東京工業大の…
TPP復帰検討、トランプ氏は重要性認識を
トランプ米大統領は、スイス東部の保養地ダボスで開かれた世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説した。 米現職大統領のダボス会議出席は異例で、2000年のクリントン大統領(当時)以来18年ぶりとなった。 昨年1…