編集局
施政方針演説、国難を跳ね返す活力と成長を
第196通常国会が召集され、安倍晋三首相は施政方針演説で、働き方改革、人づくり、教育の無償化を重点に安定的な経済成長を目指すとした。また、北朝鮮の核・ミサイル開発など直面する脅威について、安保法制の下で強化された日米同…
首相、施政方針演説 改憲、具体案提示を
「働き方改革」に全力 第196通常国会が22日召集された。安倍晋三首相は施政方針演説で、今国会の最優先課題に据える「働き方改革」や、教育無償化などを柱とする「人づくり革命」を実現させる考えを強調。憲法改正に関しては、与…
ビタミンC不足は老化を加速
老化制御研究チーム研究部長 石神昭人氏 老年学・老年医学公開講座(主催・東京都健康長寿医療センター)が、東京都北区王子の北とぴあ さくらホールでこのほど開かれた。東京都健康長寿医療センター研究所老化制御研究チーム研究部…
道徳教科化と「孝」の教育
年の初め、子供が中学校で使っている教科書を開いてみた。その中に自治体が作成した道徳の副読本があった。身近な題材の読み物が20編ほど載っている。どれも日常の何気ない話だが、そこから大切な価値をどのように子供たちに伝えるか…
今さらこの言葉を持ち出すことに忸怩たる思い…
今さらこの言葉を持ち出すことに忸怩(じくじ)たる思いであるが、言わないわけにはいかない。スポーツはルールを守ることが第一で、これによって公正さが保たれるのである。それを自ら破っての、平昌冬季五輪への北朝鮮の参加追認を宣…
米沿岸警備隊、武装砕氷船を建造へ
北極海進出狙うロシアに対抗か 解氷が進む北極海の軍事的支配は近年、米国とロシアにとって重要な課題となっている。米沿岸警備隊のズクンフト長官は、最新の大型砕氷船に初めて重火器が搭載される予定であることを明らかにした。ロシ…
オウム裁判終結、破防法適用せず禍根を残す
最高裁は地下鉄サリン事件で散布役を送迎していた元信者の上告を棄却することを決め、これでオウム真理教が引き起こした一連の事件の裁判がすべて終結した。だが、元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚ら13人の死刑執行が残されている…
火事が多発している。東京・練馬区では…
火事が多発している。東京・練馬区では木造2階建て住宅から出火、91歳の女性が亡くなった。2階には電気ストーブがあり、出火元の可能性もある。総務省によると、2016年の火災による死者数は1452人。高齢者の犠牲が目立つ。…
逗子ストーカー、被害者の立場に立った対応を
神奈川県逗子市で2012年に元交際相手に殺害された女性の住所を加害者側に漏らしたとして、夫が市に損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁横須賀支部は市に110万円の支払いを命じた。 市職員が住所を漏洩 女性は元交際相手の男から…
カスペルスキー、政府機関での製品使用禁止の差し止め請求 Kaspersky Lab seeks injunction blocking DHS from banning Russian antivirus vendor
ロシア政府との密接な関係を非難されているソフトウェア販売のカスペルスキー・ラブ(本社・モスクワ)は、ワシントンの連邦判事に、米政府機関による同社製品の使用を禁止する国土安全保障省の命令を差し止めるよう求めた。 カスペ…
俳句の1月の季語を見ると「初」という言葉…
俳句の1月の季語を見ると「初」という言葉の付くものが多い。「初鶏(はつとり)」「初鴉(はつがらす)」「初雀(はつすずめ)」、あるいは「初明り」「初日」「初空」「初凪(はつなぎ)」などなど。 その背景には、初物を好む日…
急速に改革進むウズベキスタン
中央アジア・コーカサス研究所所長、中国研究所会長 田中 哲二 中央アジア最大の人口(約3000万人)を擁するウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が2016年12月に就任して1年余が経過した。同大統領が進める急速な改革につ…
ローマ法王、機上で「サプライズ結婚式」
南米のチリとペルーを歴訪中のフランシスコ・ローマ法王が18日、チリの首都サンチアゴから北部イキケに向かう移動中のチャーター機内において、客室乗務員カップルの結婚式を執り行った。 法王によって直接結婚式を執り行われると…
トランプ政権1年、「力による平和」を推進せよ
トランプ米大統領が就任1年を迎えた。トランプ氏は「米国第一」を掲げ、米国の利益を最優先する姿勢を示してきた。外交・安全保障分野では「力による平和」を推進し、軍事力や同盟国との連携を強化する方針を打ち出した。 北朝鮮への…
抗議デモに厳しい弾圧命じる-イラン Iran’s rulers order bloody crackdown on citizen protests
イランの支配者らは、昨年12月28日の抗議デモ開始後、デモに参加していた市民を拷問し、銃撃して殺害した。イラン反政府組織が16日、明らかにした。 欧州を拠点とする反政府組織、イラン抵抗評議会(NCRI)は、治安部隊が…
もう20年ほど前のことになるが、英国滞在中に…
もう20年ほど前のことになるが、英国滞在中に雑誌か何かで見た広告で忘れられないものがある。それは、家の中の床に苦しそうに倒れた老女が、パワーポイント用のレーザーポインターのような機械を手に持ってスイッチを入れている写真…
食の欧米化とがん “ABCD包囲網”で健康長寿
美浜ホームクリニック院長 小林常雄氏に聞く わが国は世界に冠たる長寿国となった。だが一方で寿命は長いが、多くが要介護だったり寝たきりで「健康寿命」が短いという問題も抱えている。健康長寿を全うするためには何が必要なのか、…
噴火の恐れにも賑わい
地球だより その非常に整った円錐(えんすい)形の容姿から、かつて「ルソン富士」と呼ばれたアルバイ州のマヨン山の火山活動が活発化し、これまでに3万人以上の住人が避難を強いられる事態となっている。火口から溶岩が流出し始め、…
半島情勢は花咲く春3月以降が問題だ
韓国紙セゲイルボ 多少の迂余曲折があるだろうが、3月中旬のパラリンピックまで韓半島情勢はスポーツで管理されるだろう。問題は花咲く春3月以降だ。核とミサイルの冷厳な現実に戻る。 北側代表は「すべての最先端戦略兵器は米国…
ミサイル防衛、ラブロフ氏の批判は的外れだ
ロシアのラブロフ外相は、日本が米国製の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入を決めたことに関して、日本が運用するとの日本側の説明に「深刻な疑念を抱いている」と表明した。実際に運用するのは米国であると…
「酒を飲みながら演技論なんかやってる俳優に…
「酒を飲みながら演技論なんかやってる俳優にロクなのはいない」と、芸能界の大御所が言う。「演技は理屈ではない」というのは分かるが、地位安泰の大御所だから言える話と受け止めることもできる。 彼は演技論なしでやってきた結果…
なるか?メトロの改善
地球だより ワシントンDCと郊外を結ぶ地下鉄(メトロ)は遅延が頻発するなど、利用者の評判はあまり良くない。乗客数は年々減少しており、メトロは客離れをいかに止めるか頭を悩ませている。 現在、平日の利用者数の平均は約6…
政界の渡り鳥
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 国民の党と正しい政党の統合問題で険悪な雰囲気が漂う中、久々に品格の高い風刺のやりとりが繰り広げられた。(先に正しい政党を離党した)南景弼・京畿道知事が自由韓国党への復党を控え、フェ…