編集局 
成果主義より地域特性生かした観光政策を
韓国紙セゲイルボ 国内外の旅行に出掛ける人が増えるとともに、その目的も多様化している。しかし、地方自治体などでは観光対策として予算をつけて新しい施設を造ることだけに汲々(きゅうきゅう)としているのが現状だ。結果、同じよ…

日米首脳会談、北への国際圧力を主導せよ
安倍晋三首相とトランプ大統領の日米首脳会談が開催され、5~6月初旬に想定される米朝首脳会談への対処方針で、北朝鮮に非核化に向けた具体的行動を求めていくことで一致した。 ポンペオ氏が極秘訪朝 トランプ氏の腹心で、次期…


核と拉致で緊密な対話 渡部恒雄
笹川平和財団上席研究員 渡部恒雄 今回の日米首脳会談では、米朝首脳会談とトランプ政権の保護主義という二つの不確定要素があるため、安倍首相は、トランプ大統領個人への一定の影響力を確保することを優先した。そこに成功したこと…

「読書術」についての本というと、本を効率的…
「読書術」についての本というと、本を効率的に読む方法やテクニックを教えるものだと思ってしまう。が、中には「読書について自分はこう考える」という主張を含んだタイプの本もある。 『理科系の読書術』(中公新書)の著者の鎌田…

預言者モーセの息遣い
地球だより 4月中旬に、従兄弟(いとこ)の娘とその友人の女性ら4人が、エジプト観光にやって来た。クレオパトラの面影が残るアレクサンドリアや古王国時代のシンボル、ギザのピラミッドやスフィンクス、ヒエログリフの刻印が鮮やか…

使われなくなる「未亡人」
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「未亡」とは、夫が死んだ時に後を追って死ぬことができず、独りだけ生き残っていることを意味する。未亡人は夫を亡くした夫人が自分を低めて呼ぶ言葉だ。古代の北方民族の「殉葬」文化から始ま…


イスラエル建国70年、激化するパレスチナ抗議デモ
イスラエルは19日、建国70周年を迎え、各都市でコンサートなどイベントの開催も予定され、祝賀ムードだ。パレスチナ自治区ガザ地区のイスラエルとの境界沿いでは、イスラエル建国などにより故郷を追われたパレスチナ難民の帰還を求…


米大学「韓米研究所」閉鎖の衝撃
韓国紙セゲイルボ 韓国政府に対する怒りの声も 小説家パール・バック。幼い頃中国に行き18歳まで暮らした。小説『大地』『西太后』『東の風・西の風』は中国を背景にしている。歴史学者ジョン・K・フェアバンク。西欧の東洋史学者…


皇太子殿下御夫妻、日米交流団体式典に
皇太子殿下御夫妻は18日午後、東京都港区のホテルオークラ東京で開かれた日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」(本部ニューヨーク)創立110周年記念式典に出席された。 同団体は1907年に設立された米国の民間非営利団体…


両陛下、日本国際賞授賞式に
天皇、皇后両陛下は18日午後、東京都千代田区の国立劇場で開かれた第34回日本国際賞授賞式に出席された。 同賞は科学技術分野で優れた業績を挙げた研究者に贈られる。今年はリチウムイオン電池を開発した吉野彰・旭化成名誉フェ…

北に拉致提起、日米結束で全面解決導け
トランプ米大統領は安倍晋三首相との首脳会談で5月から6月初めまでの間に開催される見通しの米朝首脳会談で日本人拉致問題を提起する考えを明らかにした。日本側の強い要請に応じたもので、近年目立った進展がない拉致被害者救出につ…

北アルプスを横断して富山と長野を結ぶ…
北アルプスを横断して富山と長野を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が全線開通した。冬季閉鎖から約5カ月ぶりで、高さ17㍍に及ぶ雪壁「雪の大谷」が開放され、最高地点の室堂付近は多くの観光客でにぎわった。 雪壁の高さは積雪量…


世界を欺いた中国の嘘 河添恵子氏
世日クラブ ノンフィクション作家 河添恵子氏講演 国際問題を専門とするノンフィクション作家の河添(かわそえ)恵子氏は17日、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス代表取締役)…


知事選の行方占う沖縄市長選 22日投開票
「大規模アリーナ」建設が焦点 任期満了に伴う沖縄市長選が22日に投開票される。有権者数は14日現在、11万171人。新人で元市議の諸見里宏美氏(56)=希望、民進、共産、自由、社民、沖縄社会大衆党推薦=、再選を目指す現…

イラク日報、「戦闘」を倒閣材料にするな
一部野党が、陸上自衛隊のイラク派遣時の日報を、安倍内閣を倒閣するための材料として利用しようとしている。内外情勢が多難な折、国政の重要課題をそっちのけにして政府や官庁のあら探しばかりに注力しているのは遺憾である。 表記が…

ナイフ殺人 Death at the point of a knife
ロンドン市長のサディク・カーン氏は今、以前の法律施行の過ちを反省している。ロンドンは急増する殺人に苦しんでいるからだ。 2月および3月、ロンドンの殺人数はニューヨーク・シティーよりも多くなった。これは、英国の私たちの…

ニクソン元米大統領は、著書『指導者とは』…
ニクソン元米大統領は、著書『指導者とは』(邦訳・徳岡孝夫)でソ連首相を務めたフルシチョフについて、こんなことを書いている。「『個人的な友情は、必ずしも国家間の友好につながらない』という鉄則の、生き証人のような男だった」…


オルバン化するハンガリー、欧州の反難民政策をリード
欧州の政界で目下、最も多く囁(ささや)かれている言葉は「オルバン主義」「オルバン化」である。ハンガリーのビクトル・オルバン首相(54)が推進する反難民、反・欧州連合(EU)が欧州全土を席巻してきたことを指摘する表現だ。…

前近代的な国鉄スト
地球だより 現在、フランスではフランス国鉄(SNCF)による大規模なストライキが数日ごとに断続的に行われ、通勤客だけでなく、観光客の足も奪い、物流も滞っている。理由は巨額の赤字を抱えるSNCFに対する政府の改革を阻止す…


過激化する国会前集会、「市民」大半は共産系団体
「森友・加計」やイラク日報などの問題を追及し、内閣総辞職を求める集会が14日午後、東京・永田町の国会前で開かれた。そこに現れたのは、かつての反安保法制デモを主導した若者のグループ「SEALDs(自由と民主主義のための学…

熊本地震2年、恒久的な住居確保が急がれる
熊本地震の発生から2年が経過した。2016年4月14日、震度7の前震が発生。さらに16日には震度7の本震が起きた。圧死など直接死は50人で、避難生活による持病悪化といった関連死などを合わせた犠牲者は267人に上る。犠牲…


マインドフルネスでうつ病予防を
早稲田大学文学学術院教授の越川房子氏 うつ状態にある人は、自分のマイナス面ばかりに目を奪われ、埋没してしまうことが多い。うつを予防するだけでなく、集中力を高めるなど、マスコミやIT企業などで注目されているマインドフルネ…


小4男児自殺は「いじめが主因」
沖縄・豊見城市、第三者委が調査報告書 2015年10月に沖縄県豊見城(とみぐすく)市の小学4年の男児(当時9)が自殺したのは、繰り返された「いじめが主な要因」とする調査報告書を、市教育委員会が設置した第三者委員会がこの…
