編集局 rss

「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」。この…

 「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」。この句は4年前、さいたま市の「公民館だより」でボツになった作品だ。「梅雨空」という季語があるので、俳句の形式は一応満たしているが、どう見ても「プロパガンダ(政治宣伝)」の作品だ。  …

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春の収穫祭

地球だより  イスラエルでは5月20日(ユダヤ暦シバンの月6日)、ユダヤ教の三大祭りの一つである「シャブオット」を祝った。ペサハ(過越の祭り)から7週間後、つまり50日目に行われ、7週の祭りとも言われている。  旧約聖書…

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ガザで大規模デモ、ハマスが主導

イスラエル米大使館移転に抗議  5月14日のイスラエル建国70周年記念行事と在イスラエル米大使館のエルサレム移転に反対し、ガザ地区で行われた大規模デモでは、60人ものパレスチナ人の死者が出たが、それと同規模の犠牲者が出る…

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米朝首脳間を橋渡しした文大統領

韓国紙セゲイルボ 対話要求メッセージに評価  中止が危ぶまれていた朝米首脳会談が起死回生の流れを見せた過程で、関連国首脳間の疎通が功を奏したという評価が出ている。  朝米首脳会談の開催が二転して、行われる方向で事態が動い…

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在位最後の宮中晩餐会

両陛下、ベトナム主席夫妻迎え  国賓として来日したベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が30日夜、皇居・宮殿で開かれた。来年4月末に退位される天皇陛下にとって、国賓を迎え…

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党首討論、大局的観点なく物足りない

 安倍晋三首相(自民党総裁)と立憲民主党の枝野幸男代表らによる党首討論が行われた。  約1年半ぶりの開催となったが、大局的観点からの政策論議はあまりなかった。物足りず、期待外れであったと言わざるを得ない。  枝野氏は「森…

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神奈川県箱根町仙石原にある大涌谷は、荒涼と…

 神奈川県箱根町仙石原にある大涌谷は、荒涼とした山肌から白煙を上げている箱根のシンボルで、人気のスポット。名物は地熱と火山ガスの化学反応を応用して作られる黒い温泉卵だ。  ここを訪れたのは十数年も前になる。2015年5月…

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米軍の恒久的駐留、ポーランド受け入れ意向

ロシア反発、報復示唆  ポーランド政府は28日、米軍の恒久的駐留を受け入れ、駐留施設の建設に最大20億㌦を拠出する用意のあることを明らかにした。ロシアはこれに強く反発し、報復を示唆。親米姿勢を強めるポーランドにロシアは警…

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両陛下、古式馬術を御観戦 皇居の馬場で

 天皇、皇后両陛下は29日午前、皇居内の埒(らち)馬場で、古式馬術の「打毬(だきゅう)」を観戦された。皇太子殿下と秋篠宮殿下御夫妻も同席された。  打毬は白と赤の2組に分かれた選手が網の付いた棒で毬(たま)をすくい、的に…

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社会保障費推計、官民挙げての対策を急げ

 政府は65歳以上の高齢者人口がピークを迎える2040年度時点の社会保障給付費が最大190兆円に達するとの試算結果を公表した。これは18年度(121兆3000億円)の約1・6倍に上る。官民を挙げての対策が急がれる。 必要…

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安室さん受賞に県が安堵

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  9月の引退を表明した歌手の安室奈美恵さんが23日、沖縄県民栄誉賞を受賞し、沖縄県庁で翁長雄志知事から表彰状を受け取った。  翁長氏は授賞理由をこう説明した。  「15歳でメジャーデ…

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商艦隊を持たないコスト The cost of not having a Merchant Marine

 公海の自由は米国の経済的、政治的安全保障にとって極めて重要である。それは、世界のあらゆる所へ米国内で製造された商品の輸送を可能にし、また、国内では入手できないような物――年がら年中必要とするようなバナナのような物――を…

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一時の苦境を脱し、業績回復に道筋を付けつつ…

 一時の苦境を脱し、業績回復に道筋を付けつつある電機メーカー大手のソニー。先ごろ発表した中期経営計画によると、画像用半導体「CMOSイメージセンサー」を中心に3年間で約1兆円の設備投資を行う。  この半導体は人工知能など…

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新賭博法めぐり国民投票

地球だより  カジノの先進国スイスで6月10日、「新賭博法」をめぐる国民投票が実施される。スイスからの情報では、賛成派と反対派が激しい争いを展開。焦点は、賭博依存症対策と治安・マネーロンダリング(資金洗浄)対策の2点だ。…

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マクロン仏大統領就任1年 支持率50%、改革に一定の支持

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、今月14日に就任から1年を迎えた。外交では欧州連合(EU)を支え、国際協調路線を取る一方、内政ではフランス国鉄(SNCF)改革で反発する労組のストライキに直面している。1年目の…

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コロンビア大統領選、右派と左派の決選投票へ

右派勝利なら和平見直しも  南米コロンビアで27日、ゲリラとの和平合意でノーベル平和賞を受賞したサントス大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施された。即日開票の結果、対ゲリラ強硬派の右派イヴァン・ドゥケ前上院議員(41)…

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皇后陛下が「初繭掻」される

 皇后陛下は28日午前、皇居内にある紅葉山御養蚕所で、蚕の繭をその年初めて収穫する「初繭掻(はつまゆかき)」の行事に臨まれた。皇居での養蚕は明治以降の歴代皇后が継承しており、来年の天皇陛下の退位後は皇太子妃雅子殿下に引き…

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エネルギー計画、原発新増設への道筋付けよ

 政府が今夏に改定する「エネルギー基本計画」の原案が示された。  2030年の最適な電源構成を原発比率20~22%などと定めた従来の目標を維持したが、原発の新増設や建て替えの明記を見送ったことは踏み込み不足だと言わざるを…

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認知症は病気ではなく老耄(ろうもう)の表れ

東京大学名誉教授の大井玄氏が講演  東京都医学研究所が東京都千代田区の一橋講堂で開いた都民講座で。83歳になって、なお現役で臨床医を続けている東京大学名誉教授の大井玄氏は、これまでの臨床体験や研究を通じて「認知症は病気で…

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子供の養育環境改善

 先日、机まわりの資料を整理していると、昔の雑誌が出てきた。買ったことも忘れていたが、9年前の『週刊ダイヤモンド』(2009年7月25日号)だ。  この号の特集は「子ども危機―この国で産み育てるリスク」。子供をめぐる五つ…

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黒海に臨むジョージアは、日本の約5分の1の…

 黒海に臨むジョージアは、日本の約5分の1の約7万平方㌔に人口400万人(首都トビリシ)が住む。旧ソ連から1991年に独立したが、2008年にロシアとの武力衝突が起き、その反発からロシア語由来の国名「グルジア」から英語読…

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日露首脳会談、北方領土交渉は拙速を慎め

 安倍晋三首相はモスクワのクレムリン(大統領府)で、ロシアのプーチン大統領と会談した。懸案の北方領土問題について、共同経済活動の推進で一定の合意は得たものの、ロシアが領土返還に応じる兆しは見えない。拙速を慎み、腰を据えた…

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波紋が広がるアメリカンフットボールの悪質な…

 波紋が広がるアメリカンフットボールの悪質なタックルの問題で、識者らが一様に説くのは、日本大の初動対応のまずさだ。  テレビで繰り返し流される問題のタックルの映像を見ると、重大な反則行為であるのは一目で分かる。ところが、…

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