両陛下、古式馬術を御観戦 皇居の馬場で
天皇、皇后両陛下は29日午前、皇居内の埒(らち)馬場で、古式馬術の「打毬(だきゅう)」を観戦された。皇太子殿下と秋篠宮殿下御夫妻も同席された。
打毬は白と赤の2組に分かれた選手が網の付いた棒で毬(たま)をすくい、的に投げ入れる競技。欧州のポロ競技と起源が同じとされ、宮内庁車馬課主馬(しゅめ)班が伝承している。両陛下は熱戦を見守り、拍手を送られた。
宮内庁によると、若い頃から打毬をプレーしてきた両陛下の意向も踏まえ、この日は毬をめぐる醍醐味(だいごみ)のある攻防が行われるようルールが変更された。