編集局 
米民主党大会 新鮮味ないバイデン陣営政策
米国の大統領選に向けて開幕した民主党の全国党大会は、2日目にバイデン前副大統領(77)を党候補として正式に指名し政策綱領を採択した。トランプ大統領打倒を目指すバイデン氏の選挙公約となるものだが、内容はオバマ前政権時代へ…

東京・谷中の全生庵で毎年夏になると開かれる…
東京・谷中の全生庵で毎年夏になると開かれるのが「幽霊画」展だ。付近は関東大震災の被害にも戦災にも耐えて残ってきた街で、昔のたたずまいが色濃く残されている。山岡鉄舟ゆかりの寺だ。 幽霊画は「牡丹燈籠」で知られた落語家、…


共産中国と自由世界の未来
ポンペオ米国務長官 演説の全文 2020年7月23日 ニクソン大統領図書館 米国のポンぺオ国務長官が7月23日、カリフォルニア州にあるニクソン大統領図書館で中国に対する外交政策について演説した。その全文の邦訳は以下の通…

米厚生長官訪台 日本も関係強化を進めよ
アザー米厚生長官が台湾を訪問し、蔡英文総統と会談した。米閣僚による訪台は6年ぶり。アザー氏は1979年の米台断交以降、訪台した最高位の閣僚となった。米中対立が先鋭化する中、米国と台湾の接近ぶりを浮き彫りにした形だ。 蔡…

沖縄かまぼこ「チキアギ」が「さつま揚げ」に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄本島南部にある糸満市の漁港近くの市場がこのほど、改装された。糸満に行くと食べたくなるものの一つに、かまぼこがある。 沖縄かまぼこは、板についている半円筒状のものとは異なる。油…

黒人の給料問題も大切だ Black salaries matter: Efforts to close the wage gap are working
国が社会的混乱の夏を乗り越えようとしている時、人種差別的分裂を示している経済面での要素を消し去ろうとする方法が、すでに、動きだしている。雇用の決定をするに当たって、給料の履歴を用いることを控える慣行が増えていることが、…

「気温」は大気の温度で観測値、「体感温度」…
「気温」は大気の温度で観測値、「体感温度」は人間の肌が感じる温度の感覚でその計算式はあるが、文字通り感覚がそれを決める。体感が気温とかなり異なることもある。 先の日曜日の午後2時すぎ、東京・調布市の気温は34度。日が…

飲食時間が世界最長ーフランスから
地球だより 人の濃厚接触が新型コロナウイルスの感染拡大につながることは再三指摘されている。では飲食にかける時間と感染拡大の関係はどうなのか気になるところだ。というのも経済協力開発機構(OECD)の調査では、フランス人は…


領土領海への野心隠さぬ中国
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 民主国家が連携し対峙を 尖閣に管理施設造り島を守れ 中国の野望には限界が無い。今は南シナ海や東シナ海からヒマラヤの奥地、さらにはヒマラヤの奥地の小国ブータンまでの領土、果…


チェコ上院議長、台湾訪問へ 中国は中止求め、報復示唆
チェコのミロシュ・ビストルチル上院議長は今月29日から9月5日の予定で台湾を訪問し、蔡英文総統ら台湾指導者と会談する。同議長には議員、企業代表など約90人が随行する。チェコ上院議長の訪台が実現するまで紆余曲折があった。…

家庭や地域のつながりが育む「力」
今年のお盆は7割の人が帰省を取りやめたというニュースがあった。筆者もその一人である。子供の学校の夏休みも終わり、今週からいつもの生活に戻っている。 帰省の代わりに、実家には手紙を書いた。電話より手紙の方が気持ちが伝わ…

マイナス27%成長 焦らず地道に経済再生図れ
大方の予想通り、厳しい数字になった。内閣府が発表した2020年4~6月期の実質GDP(国内総生産)は前期比7・8%減、年率では27・8%減と大幅なマイナス成長である。 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための緊急…

暦の上で秋が立って10日余が過ぎた。週末…
暦の上で秋が立って10日余が過ぎた。週末23日は暑さが止(や)むとされる処暑(しょしょ)だが、それまでに各地の「危険な暑さ」が収まるのかどうか。今年は8月に入って関東の長梅雨が明けると、一転して猛暑到来である。 お盆…

フランス 石油探査めぐりトルコ牽制 東地中海に軍派遣
東地中海でフランスとトルコの間の緊張が高まっている。フランスのマクロン大統領は12日、トルコが同地域で石油探査を開始したことを受けて、ギリシャを支援するため、軍事的プレゼンスを強化する決定を下した。 マクロン大統領は…

韓国大統領演説 対日関係改善は行動で示せ
韓国の文在寅大統領は「光復節」(日本の統治から解放された日)を記念する行事で演説し、日韓で最大の懸案になっている元徴用工判決とその後の動きをめぐり、日本政府と共に解決していく姿勢を強調した。 そのためには韓国大法院の…

バイデン氏と同様、失言癖のあるハリス氏 Harris, like Biden, has history of making questionable remarks
ジョゼフ・バイデン前米副大統領は長らく、「失言王」として君臨してきた。だが、カマラ・ハリス氏がその地位を奪うかもしれない。 ハリス氏は民主党大統領候補指名争いに立候補したが、軽率な歩みにより、選挙戦は1年足らずで終わ…

「夏蝶の影や大地は水のごとし」(河内静魚)…
「夏蝶の影や大地は水のごとし」(河内静魚)。夏の虫としてはセミが代表的だが、そのほか蝶(ちょう)を挙げてもいい。その蝶は東京ではほとんど見掛けない。時々、空き地に咲いた野花にたわむれるように飛ぶのを見た時は嬉(うれ)し…

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イスラエル・UAE合意 中東の経済・技術発展にプラス
予想されるイランの妨害 米国が仲介したイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化の合意により、イスラエルの国際的、戦略的地位は飛躍的に引き上げられ、中東地域が経済・科学技術面で大きな発展を遂げる扉が開いた。また…

終戦から75年 空想的平和主義は戦争を招く
きょうは終戦の日。先の大戦から75年の歳月が流れた。戦禍の犠牲となった300万同胞の御霊に鎮魂の祈りを捧(ささ)げ、日本国の尊厳と平和を守る決意を新たにしたい。 軍事的なものを徹底否定 毎年、この日を前後して、テレビ…

金正日・正恩親子の素顔
時代背景が全く違う両指導者 北朝鮮の世襲独裁者・金(キム)正恩(ジョンウン)労働党委員長の人物像が伝わる記事が新東亜(8月号)に出ていた。南北会談の実務に関わってきた金(キム)基雄(キウン)元統一部南北会談本部長へのイ…

米司令官、ISの復活を警告 ’We’re going to have huge problems’: U.S. general warns of long-term ISIS resurgence
国防総省の中東担当の最高幹部は12日、米政府が中東の複数の紛争地域の若者が過激化しないよう包括的な対策を講じなければ、今後10年間に過激派組織「イスラム国」(IS)が復活し「大きな問題」に直面することになると警告した。…

いろいろ迷った末に石川県の実家に帰省して…
いろいろ迷った末に石川県の実家に帰省している。両親とも数年前に他界し、家は誰も住んでいない。仏壇に線香をあげ墓参りするだけで友人とも会わなければ大丈夫と考えたのだが、寂しい話だ。 東京駅で北陸新幹線「かがやき525」…

マスク社会への移行ーフィンランドから
地球だより フィンランドでは、マスクを着用する人は今までほとんどいない。国内での新型コロナウイルス感染者数は、8日の時点で新規感染者数30人未満とそれほど深刻ではない。だが、国立健康福祉研究所(THL)は今月の初め、特…
