ロバート・D・エルドリッヂ
米国民と議会をだましたファウチ氏 文民統制を重視し解任を
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 民主主義にとって危険な人物 70年前の1951年、朝鮮戦争の最中、米国大統領のハリー・S・トルーマンは、指揮官の元帥ダグラス・A・マッカーサーを解任した。ワ…
嫌われるバイデン氏と民主党
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 政権支持率が急速に低下 半数近くが仕事ぶり評価せず 昨年の米大統領選挙からちょうど1年が経(た)った11月上旬、全国紙USAトゥデイとボストン市にあるサフ…
アフガン撤退はバイデン大統領の英断
エルドリッヂ研究所代表 政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 法的根拠なかった「戦争」 出口戦略なき「介入」に終止符 筆者ほどバイデン米大統領を批判する人はいないだろう。ただ、アフガニスタンへの介入を終焉(しゅうえん…
クオモ米NY州知事の醜聞
アメリカの民主党に対して、昔から「無能な連中」「腐敗だらけの行政」「有権者を騙(だま)す」「強引な政治」などの批判がある。もちろん、その一部は、共和党系の支持者、メディアによる「党派的」なものだが、あいにく、今月に入っ…
腐敗断ち切れぬバイデン米政権
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 次男の絵画、高値で販売へ 大統領へのアクセスとの疑惑 アメリカでジョー・バイデン政権が誕生してから、ちょうど半年が経(た)った。不安の中で発足した同政権に…
公約守らぬバイデン米政権
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 低いままの連邦最低賃金 学生ローン返済免除も進まず 政権が誕生してから100日目の直前となる4月28日、ジョー・バイデン米大統領は米議会で両院に対して初演…
第3の政党設立を望む米国民
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 有権者の約半数が無党派 2大政党への失望・不満が拡大 最近、アメリカで新しい調査結果が発表された。それによると、62%のアメリカ人が第3の政党の設立を望ん…
東日本大震災・トモダチ作戦から10年
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 「想定外」は無責任の極み あらゆるシナリオ考え備えを 東日本大震災は昨日の出来事のようだ。10年前の当時、筆者は、米軍の救援活動である「トモダチ作戦」に携…
茶番劇だったトランプ弾劾裁判
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 後回しにされた経済対策 逆に存在感を強めた前大統領 米連邦議会上院は2月13日、大統領選挙の結果認定中の1月6日に起きた連邦議会議事堂への襲撃事件を扇動し…
バイデン大統領で米国民は結束できず
エルドリッヂ研究所代表 政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ トランプ支持者見下す発言 不正選挙を「陰謀論」と切り捨て ジョー・バイデンは、アメリカ合衆国憲法に定めている手続きを踏んで第46代米大統領に就任した。就任…
大統領選後の米政界再編を占う
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 民主「極左」が新党結成へ 共和・民主両党の中道は合流か 以前に当欄で書いたように、2016年の米大統領選の予備選の時から不正を繰り返した民主党全国委員会は…
トランプ法廷闘争は「聖戦」
インタビューfocus 元在沖縄米海兵隊政務外交部次長 ロバート・D・エルドリッヂ氏 不正が疑われる事例が数多く出ている米大統領選をどう見るか。政治学者で元在沖縄米海兵隊政務外交部次長のロバート・D・エルドリッヂ氏に聞…
バイデン候補絶賛の悪質メディア
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 不都合な事実には触れず 米誌、大統領選直前に情報操作 米大統領選を約2週間後に控えた10月19日、半世紀にわたって音楽や文化をはじめ、社会問題、政治問題な…
コロナ後の日本の広報外交
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 移行期の学者ら招き研修 親日派の次期リーダーを養成 コロナウイルス感染が流行する前、国際防災会議のため、フィリピンへ行った。火山、台風、地震、土砂崩れなど…
次の災害に備え相互支援協定を
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 地域超え「共助」取り決め 学校・企業などからNGOまで 新型コロナウイルスは、社会がいかに相互依存しているかを示しているが、コロナ以前でもそうであった。 …
たばこポイ捨て対策は課税強化で
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 吸い殻が最大のごみ問題 海洋に流出される有害物質 コロナ禍にあって自宅で過ごす時間が多くなり、健康管理のため近所を散歩する人たちが増えている。筆者もその中…
コロナ後の日本再生は大学改革から
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 知的刺激が少ない国立大 日本型クォーター制の導入を 今からちょうど15年前、大阪大学大学院国際公共政策研究科の准教授だった筆者は、在外研究先の米ハワイ州オ…
国際社会で台湾を認め、支えよ
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 「統一」へ圧力強める中国 日米台3国間のFTA締結を 中国・武漢で新型コロナウイルスの流行が始まってから半年が経った。世界で感染が拡大する間、台湾の感染者…
コロナ後のボランティアの在り方
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 教育機関に義務付けを 参加者と地域社会双方に恩恵 春を迎え、例年なら世界各国で「ボランティア週間」が祝われる時期だ。地域サービス、献血、ビーチや路上の清掃…
新型コロナ対策「沖縄県、自衛隊、米軍が連携を」
患者の輸送や隔離に米軍基地の活用も 新型コロナウイルス感染が世界的に拡大している中、在沖海兵隊の元政務外交部次長のロバート・エルドリッヂ氏はこのほど、本紙のインタビューの中で、日米両国の知恵を結集して対策すべきだと主張…
中小企業こそインターンを
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 人材確保の最良の方法 後継者不足による倒産回避へ 近年、日本でインターンシップが増え、その内容や機会が拡大している。リクルート社がまとめた「就職白書201…
沖縄戦で住民の犠牲は減らせたか
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 国際会議で論議し教訓に 設定すべきだった非戦闘地域 沖縄戦当時、医療部隊の一員であったヘンリー・ベネット中佐は1946年初め、「紛れもなく、沖縄群島におけ…
防災・減災考える国際会議を
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 若者集め毎年日本で開催 インド太平洋からの参加期待 今は地震が頻発する「地震の季節」にあると言えよう。 過去、日本で発生した最悪の自然災害は9月から3月…