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民主支配の恒久化目指すバイデン氏 ‘Southwest Two-Step’: Biden aims to liberate both border and ballot box
混沌(こんとん)とした時代は、大抵の人間には災いを予感させるが、人によってはチャンスをつかむ時となり得る。移民が大量に流入する水門を開き、非市民が米国で選挙投票をすることを防ぐための法律を緩めることによって、バイデン大…
米新政権の東アジア外交姿勢
元統幕議長 杉山 蕃 クアッド連携強め対中圧力 新たな防衛戦略が必要な日本 3月16日から19日にかけて、米国務長官ブリンケン氏は、東アジア3カ国と外交首脳会談を行い、新政権の外交姿勢を明確にした。日・韓とは2プラス2…
独極右政党AfDに退潮傾向
躍進を続けてきたドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に退潮傾向が見られ始めた。連邦議会選を含む過去の選挙戦では連戦連勝で、2017年9月24日の連邦議会選では得票率12・6%を獲得し、野党第1党の地位を確…
男子生徒自殺問題は「部活顧問との関係が原因」
沖縄県の県立高校2年生で、運動部主将だった男子生徒(当時17)が1月末に自ら命を絶った。この問題で、県教育委員会はこのほど、部活顧問との関係によるストレスが自殺原因とする第三者チームによる調査報告を発表。その中で、生徒…
原発の無防備には怒り、日本国家の無防備には知らんぷりの左派紙
◆水際阻止がより安全 左も右も憤慨している。 「少なくとも1カ月以上、テロリストの侵入などにつながりかねない危険な状態が続いていた。信じがたい事態である」(朝日3月24日) 「安全に対する意識が根本から問われる深刻…
沖縄県民こそボランティアを
沖縄大学教授 宮城 能彦 被災地で各地の問題直視 沖縄問題「相対化」する契機に 2011年3月11日の東日本大震災から10年が経(た)った。 10年目の節目ということで、テレビや新聞ラジオではその特集が目白押しである…
米で感染再拡大 非難の応酬
米コラムニスト キャサリン・パーカー 事実に基づく対策必要 独立機関設置し調査を 責任のなすり合いが好きな人はいないだろうが、当人にとってはそうでもないようだ。新型コロナウイルスワクチンの大量接種が進んでいる中で、感染…
同性婚否定「違憲」判決で結婚の目的から評価を分けた産経と朝日
◆裁判官の私見が影響 「私見の入らない論拠によって同性婚への賛同を論証するのは不可能だ。論証するためには、結婚の目的、あるいは目標や意義についてのなんらかの構想に頼らなければならない」 こう述べたのは、コミュニタリア…
対中戦略にグランド・ストラテジーを
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 日米豪印と欧州の連携必須 D10で政治・軍事的脅威に対抗 3月18日、アラスカで開催された米中外交トップ会談で、人権問題、サイバー攻撃、他国への経済的圧力などバイデン…
米ハイテク企業、新ロビー団体「進歩会議所」を設立 Big Tech has new advocate in Chamber of Progress
窮地に立つ米国のハイテク業界は、ワシントンの政策決定者たちの攻撃を阻止するために、「進歩会議所」という新たな圧力団体を設立した。ベテラン民主党補佐官で、元グーグルのアダム・コバセビッチ氏が立ち上げたリベラル派の連合利益…
中途半端な朝日「家じまい」特集、重みあるNW日本版の特別リポート
◆庶民が参考にできず 週刊朝日(4月9日号)が「『家じまい』で楽になろう」という特集を載せている。他誌の高齢者を対象とした「人生の片づけ」関連の類を同誌もやり出したのだ。だが、そこは二番煎じになることは避けたいから、「…
なぜか台湾を安住の地に選んだ海兵 樋口 勝見
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(13) 台湾との関わりはないが、屏東県の龍安寺に祀られている 「海角七号―君想う、国境の南」という台湾映画がある。2008年8月に台湾で、翌年12月に日本でも公開された。日本が台湾を…
ミャンマー騒乱、落としどころは早期再選挙
《 記 者 の 視 点 》 タイには約100万人以上のミャンマー人が就労しているとされる。 バンコク支局時代にも、タイで多くのミャンマー人を目にした。何人かは友達付き合いもした。 その一人が支局に電話をかけてきたこ…
米海軍が黒海で共同演習、ロシアを牽制 U.S. Navy’s Sea Shield exercise sends a message to Russia
米軍司令官らは、ミサイル巡洋艦「モンテレー」が先週、ボスポラス海峡を通過し、地中海に戻ったが、これは軍事演習「シー・シールド2021」の終わり以上の意味を持つことを強調した。 演習によって、黒海はロシアだけのものでは…
ウイグル問題、米欧が対中制裁
米国は3月22日、ウイグル人への人権侵害に対し中国に制裁を科した。欧州連合(EU)や英豪、カナダなども歩調を合わせている。ただ日本は制裁に慎重姿勢を保ったままだ。中国政府は「新疆の顔に泥を塗ることで中国を故意におとしめ…
中露のサイバー攻撃、米国内での活動にシフト
サイバー軍、対応に苦慮 米サイバー軍のポール・ナカソネ司令官は、中国とロシアからのサイバー攻撃が高度化し、サイバー軍と国家安全保障局(NSA)によるサイバー攻撃の監視、抑止を巧妙に回避している現状を明らかにした。 ロ…
白人支配の打破に挑戦した日本
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 人種差別撤廃、初めて提案 パリ講和会議、米英反対し否決 大正8(1919)年2月13日、第1次世界大戦後のパリ講和会議国際連盟規約委員会において、日本全権である牧野…
柏崎刈羽原発テロ対策での東電失態に朝日以上の厳しさ見せた日経
◆再建計画見直し必至 福島第1原子力発電所の事故を起こした東京電力ホールディングスに再び原発を運転する資格はあるのか――。 保守系紙、日経3月29日付社説の冒頭である。 この社説は、東電の柏崎刈羽原発(新潟県)で外…
イスラエル 2年間で4度目の総選挙
首相派の連立協議は難航か 2年間で4度目となるイスラエル総選挙(国会定数120)が3月23日に実施された。ネタニヤフ首相が率いる与党の右派リクードが首位に立ったものの、首相支持勢力の獲得議席は過半数を確保できていない。…
女性議員比率166位では 日本は民主の旗を振り難い
山田寛の国際レーダー 「うれしいことに、世界の女性国会議員の比率が25・5%と、初めて4分の1を超えた」。今月初め、「列国議会同盟」(IPU=各国議会の国際組織)の事務局長が発表した。今年1月現在の各国の1院または下院…
北ミサイル発射で韓国揺さぶり
高永喆の半島安保NOW 北朝鮮は3月21日に平安南道・温泉から西海(黄海)に向け対艦巡航ミサイル2発を発射した後、25日午前には、咸鏡南道・咸州から東海(日本海)に向けて弾道ミサイル2発を発射した。 巡航ミサイルは国…
コロナ対策の成果を評価する Gauging coronavirus consequences
普通の時代だったら、成し遂げたことは報われるが、今は普通の時代ではない。長かったパンデミック(世界的大流行)発生年のパフォーマンス(仕事ぶり)の成功者と失敗者、いずれにも、1.9兆㌦の「米国救済計画」から連邦資金が支給…
日本に必要な自主自立の精神
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 国防は国の最重要責務 米への他力本願は甘えの構造 菅総理の国民に対する公約ともいうべきスローガンは、「自助共助公助」であると広く報じられた。私にはこれらの言葉は大変良く響…