オピニオン rss

INF条約30年、露の違反への対抗措置は当然

 米国と旧ソ連との間で結ばれた中距離核戦力(INF)全廃条約が締結30年を迎えたことを受け、米国務省はロシアによる条約違反の対抗措置として、中距離ミサイルの開発に着手すると表明した。  米が中距離開発着手表明  米国務省…

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安保危機招く中国傾斜

 韓国の文在寅大統領は13日から中国を国賓訪問する。  北朝鮮の核問題の平和的解決や朝鮮半島での平和定着に向けた連携などを協議するとのことだが、中国は10月末、韓中両国が暫定合意した「3不」の立場を守るべきだと強調してい…

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北朝鮮対処で重要性増す韓国

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米中間で股裂き状態に 腰据え毅然とした対応を期待  文在寅韓国大統領が13日に初訪中し、習近平中国国家主席との首脳会談が行われると報じられている。中国はこのところ韓国への団体旅行を9カ月ぶり…

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中央アジアのテロ対策 、不可欠の水資源争い解決

中央アジア・コーカサス研究所所長 田中哲二  中央アジアにおける安全保障を主テーマにした国連とウズベキスタン政府共催の会議に招かれ、先月サマルカンドを訪れた。シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)の首都が陥落し、拠点を…

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プーチン大統領、今のままでは課題解決できぬ

 ロシアのプーチン大統領は来年3月の大統領選挙に立候補することを表明した。約8割の支持率を誇っており、有力なライバルは不在という無風状態で、当選は確実とみられている。  大統領の任期は6年で、通算4期目の当選を果たせば、…

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NYTはユダヤの新聞か

獨協大学教授 佐藤 唯行 読者の3割強がユダヤ系 70年代半ばから「色」隠さず  「ニューヨーク・タイムズ」(NYT)は米国民の中でも指導的立場の人々が情報源として読む新聞であるため、アメリカで「最も影響力を持つ新聞」と…

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五輪ロシア除外、不正根絶で競技の公正性守れ

 国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシアの組織的ドーピングを理由に来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣を認めないことを決めた。競技の公正性を損なう不正を厳しく処分するのは当然である。  深刻なドーピングの蔓延  IO…

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中国軍、最新ICBM試射認める

 中国人民解放軍は、破壊力の大きな新型大陸間弾道弾(ICBM)DF41の試験発射を行ったことを認めた。  国防省報道官の呉謙氏は記者会見で、DF41試射について「開発を予定通り進めるために普通に行われることだ。特定の国、…

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米セクハラ問題、性の乱れを反省し健全社会に

 米タイム誌が表紙の「今年最も世界に影響を与えた人」に、セクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)を告発した女性を「沈黙を破った人たち」として選んだ。米国ではソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通して被害を公に…

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「専守防衛」からの蝉脱 敵基地攻撃能力の保有を

即、攻めに転ずる必要  「空手に先手なし」とは、いかなる状況でも空手家は決して先に手を出してはいけないという『空手道二十訓』の一つの教えである。だが、それの意味することは防御が即、攻めに転ずるということであり、攻撃を受け…

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日本をそろばんの発信地に

文化としてのそろばん 白井そろばん博物館館長 石戸謙一氏に聞く  室町時代末期(16世紀)に日本に伝わり、以来460年以上の歴史があるそろばん。千葉県白井市にある「白井そろばん博物館」は、日本で唯一の常設そろばん博物館だ…

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エルサレム首都認定、米は和平実現へ一層の関与を

 エルサレムをイスラエルの首都と認めるトランプ米大統領の宣言は、イスラエルとパレスチナの和平に貢献するのか。パレスチナ、中東諸国、欧州は強く反発、イスラエルは「歴史的な日」と歓迎した。  大使館移転も認める  宣言は、従…

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尖閣問題理解せぬ政府と国民

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 奪還戦略より実効支配 賢い行政と外交で防衛可能  日本人は何らかの事件後の責任追及は上手だ。ところが事前に注意を喚起され、政策提言や問題提起を受けても、日本…

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羽生永世7冠、将棋界第一人者の驚異的記録

 将棋の羽生善治棋聖(47)が竜王戦7番勝負で渡辺明2冠=竜王、棋王=(33)を4勝1敗で下し、竜王位を奪取した。竜王獲得が通算7期となって永世竜王の資格を得たため、7大タイトル全ての永世称号を持つ史上初の永世7冠を達成…

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笹子事故5年、教訓をインフラ改修に生かせ

 山梨県大月市の中央自動車道笹子トンネルで天井板が崩落し9人が死亡した事故から5年が経過した。悲惨な事故の教訓を今後のインフラ改修に生かす必要がある。 近距離での点検義務付け  2012年12月に起きた事故では、コンクリ…

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平和解決望むなら石油禁輸

 中国は国境紛争で対峙するインドを牽制(けんせい)するために隣国パキスタンの核武装を間接的に支援した先例がある。それもあって、北朝鮮の核武装も日本を牽制するために「暗黙の了解」を与えているのではないかと疑問視されている。…

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訪中で変身した米大統領

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 言論・宗教弾圧を黙認 姿勢変えぬ安倍首相に期待  10月下旬から11月に掛けてメディアの関心事は言うまでもなくトランプ米大統領の東および東南アジア訪問であった。同時にアジア…

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無戸籍訴訟、家族守る民法批判は筋違いだ

 生まれた子との父子関係を否定する「嫡出否認」を夫だけに認めている民法の規定によって子が無戸籍となり、不利益を被った――。兵庫県の女性が同規定は男女平等を定めた憲法に違反するとし、損害賠償を求めて訴訟を起こした。  これ…

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北ミサイル潜水艦開発に思う

元統幕議長 杉山 蕃 探知システム突破は困難 ペイしない大型化・長射程化  先日、北朝鮮のミサイル潜水艦開発を決定付ける衛星写真が米国から公開された。映像は北朝鮮造船所の衛星写真で、円筒形の潜水艦用サイロとおぼしきものが…

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北木造船漂着、不審者侵入にも警戒せよ

 先月以降、北朝鮮籍と思しき木造船が日本海沿岸に漂着したり、海上で漂流していたりするのが相次いで発見された。遭難であれば人道上の措置が必要だが、日本への違法上陸を企てた可能性も否定できない。不審者や不審物の有無には細心の…

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始まったかサウジ大変事

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 王族ら拘束し財産没収 慣例無視の王位継承で内紛も  中東で最も危惧され、恐れられていたことが始動したのではないかとの懸念が世界に広がり、強い警戒感が抱かれる事態が発生した。それは国際世界…

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日馬富士の引退、果たしてこれでよかったのか

 大相撲の横綱日馬富士が、同じモンゴル出身の平幕貴ノ岩への暴行についての責任を取り引退した。「貴ノ岩関にけがをさせたことに対し、横綱の責任を感じ」「横綱としてやってはいけないことをやった」と引退の理由を語った。もとより暴…

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胡桃を味わうため固い殻を割る

くにたちふれあいコンサート 声楽家 遠藤喜美子さんに聞く  国立市の高齢者福祉を考える会(遠藤喜美子代表)が主催するくにたちふれあいコンサートの第14回が11月17日、「日韓親善友好の音楽の調べ」と題し、くにたち市民芸術…

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