Date archive for 2018
今年10月に予定されていたノーベル文学賞の…
今年10月に予定されていたノーベル文学賞の受賞者発表が見送りとなった。理由は選考委員の夫のセクハラ問題と、その委員による夫への選考過程漏洩問題の2点。セクハラに加えて、委員当人による漏洩(ろうえい)が問題視され、彼女は…
同じコンビニで強盗6件
地球だより 米国の首都ワシントンは、全米で最も犯罪の多い都市の一つとして知られる。ワシントン記念塔やスミソニアン博物館などの観光スポットが集中するエリアは安心して歩けるが、同市の北東部や南東部の治安は特に悪いと言われる…
サンパウロ廃虚ビル火災、不法入居の住民が犠牲に
ブラジルで今月初めに発生した高層ビル火災は、現場で撮られた映像が衝撃的だったことに加え、長年放置されてきた廃虚ビルの危険性や大都市が抱える貧困問題を浮き彫りにした。(サンパウロ・綾村 悟) 背景に格差と貧困問題 経済成…
坂本博之さんが語る養護施設からチャンピオンまで【PTV RADIO:018】
「平成のKOキング」の異名をとった元東洋太平洋ライト級チャンピオン坂本博之さんに児童養護施設で育った生い立ちから、ボクシングでトップに上り詰めるまでを語ってもらった。いまはジムを経営しながら、毎月全国の養護施設を回り、…
経済再建のカギは核放棄だ
米朝首脳会談に向けて韓半島周辺の動きが活発だ。東京での韓中日首脳会談に先駆けて、金正恩労働党委員長が専用機で中国・大連を訪れ習近平主席と最近、2度目の会談。ポンペオ米国務長官も急きょ平壌を訪れ、首脳会談の最終調整を行っ…
地裁大陪審、中国への機密漏洩で元CIA職員を起訴
米バージニア州東部地区連邦地裁の大陪審は8日、機密文書を不法に所持していたとして、元中央情報局(CIA)職員ジェリー・チュン・シン・リー被告(53)を起訴した。同被告は、中国当局に機密情報を漏洩、米情報機関の中国でのス…
リー将軍の功績、戦後の南北和解を後押し
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (3) 米国の戦没者が眠るバージニア州のアーリントン国立墓地。首都ワシントンを一望できる高台に「アーリントン・ハウス」と呼ばれる建物がある。 ギリシャ復古調の立派なこの屋敷は、…
板門店宣言後の「統一」の進路
韓国紙セゲイルボ 楽観より懐疑で解決に臨め 「板門店宣言」が発表され、韓国民は楽観的な期待にみなぎっている。一部では感激で親近感を感じるとし、北朝鮮の金正恩労働党委員長を褒め称(たた)えたりもするが、本当に南北関係が思…
秋篠宮殿下御夫妻 こども園を視察される
秋篠宮殿下御夫妻は9日午前、東京都新宿区の認定こども園「区立西新宿子ども園」(石渡登志江園長)を訪れられた。こどもの日にちなんだ恒例の訪問で、天皇、皇后両陛下から2015年に引き継ぎ、皇太子殿下御夫妻と隔年で受け持って…
中国の台湾吸収策は失敗する
平成国際大学教授 浅野 和生 自由と民主なき国の限界 「恵台31条」の狙いは完全統一 2期目を迎えた習近平政権が最初の全国人民代表大会を前にした2月28日、中国政府は台湾海峡「両岸の経済文化交流協力を促進するための若干…
南シナ海、米国は航行の自由作戦徹底を
米メディアは、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の人工島に、中国が地対空ミサイルや対艦巡航ミサイルを配備したと報じた。事実であれば、南沙諸島へのミサイル配備は初めてで、中国による軍事拠点化が一段と強まったことにな…
野党6党の審議拒否を正論の展開で批判し世論を代弁した産経、読売、小紙
◆強かった世論の逆風 ようやく国会が正常化し、動き出した。立憲民主党などの野党が8日に衆院本会議に出席し、野党が審議拒否を始めた4月20日以来、19日ぶりに論戦が再開された。本会議では安倍晋三首相が、財務省の決裁文書改…
美術家の岡本太郎が1930年代にパリで学んだ…
美術家の岡本太郎が1930年代にパリで学んだのは民族学だった。それはものから社会の構造をつかみ取ろうとする学問で、パリ万博の跡地にできた民族学博物館で資料に心ときめかせた。 この体験がきっかけとなって、太郎は51年、…
宇宙戦に備え米下院小委 新組織の創設を要請
米下院軍事委員会戦略軍小委員会は先月下旬、国防総省に、宇宙戦のための新たな組織を発足させ、宇宙戦に備える作戦を作成することを求める文言を2019年度米国防権限法案に盛り込んだ。 空軍には、宇宙戦要員の数を増やし、質を…
今こそバッジの着用を、河野外相と辻元議員に訴える
「千載一遇の最後のチャンスだ」。北朝鮮拉致被害者の家族は今、米朝首脳会談で(またその後あり得る日朝首脳会談で)、事態が大進展するよう必死に祈っている。 私は昨年9月のこの欄で、「河野外相は拉致被害者救出運動のシンボル…
「衝突事件」の現場、故郷の英雄をごみ扱い
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (2) 米首都ワシントンから南西に車で約2時間半。第3代大統領トーマス・ジェファソンが設立したバージニア大学のあるシャーロッツビルは、気品に溢(あふ)れた美しい学生街だ。 この…
プーチン氏4期目、懸念される欧米との対立激化
3月のロシア大統領選で圧勝したプーチン大統領が、通算4期目をスタートさせた。 だが、就任式前にはプーチン氏の就任に反対するデモがロシア各地で行われるなど、長期政権への不満も高まっている。欧米との対立も先鋭化している。…
沖縄県警の検問不可、反対派は不問 保守派も地元住民も批判
那覇地裁が下した高江抗議活動めぐる二つの判決 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事が進む中、移設反対派は4月下旬、組織的な抗議活動をキャンプ・シュワブのゲート前で行い、近隣住民は長時間の足止めを余儀な…
「ゴーヤー」を食べに家に帰ろう
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 5月8日は「ゴーヤーの日」。この日に合わせてさまざまなイベントが開催されている。8日の午後5時8分、沖縄市一番街商店街でゴーヤーチャンプルーが無料で振る舞われた。 また6日には、…
ドナルドにとってのノーベル平和賞 A Peace Prize for the Donald
ノーベル賞には常に、実際の確認可能な業績を祝う以上に、ある種のスカンジナビア的リベラリズムに報いるという意味合いが付きまとっている。だから、賞を授与するノルウェー議会の任命による5人のノルウェー人がドナルド・トランプ大…
今や全国的に超高級魚の名をほしいままに…
今や全国的に超高級魚の名をほしいままにしているノドグロ。先日北陸地方のスーパーを覗(のぞ)いてみると、それほど高くない値段で売られていたので驚いた。これを塩焼きにすれば、東京の専門店ではいくらになるだろうかと一瞬考えた…
どうなる金正恩特需
地球だより 先の南北首脳会談で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が晩餐(ばんさん)メニューの一つに決まったことで持って来させた「平壌冷麺」は、実際に晩餐で食べた人によれば「かなりいい味だった」という。その話題に触発されたの…
在韓米軍に「縮小・不要」論、撤退すれば韓国“丸腰”状態に
南北首脳会談が終わり米朝首脳会談への準備が進められる中、米韓両国で在韓米軍の縮小報道や不要論が出始め波紋を広げている。在韓米軍は韓国の安全保障や外国人投資に不可欠な存在。南北首脳が署名した「板門店宣言」にある平和協定締…