Date archive for 2018

ニクソン元米大統領は、著書『指導者とは』…

 ニクソン元米大統領は、著書『指導者とは』(邦訳・徳岡孝夫)でソ連首相を務めたフルシチョフについて、こんなことを書いている。「『個人的な友情は、必ずしも国家間の友好につながらない』という鉄則の、生き証人のような男だった」…

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青山やすし氏が明かす「東京都市計画」【PTV RADIO:016】

 山手トンネル、大江戸線の開通、東京マラソン、東京五輪誘致…、東京は機能的で魅力ある街づくりに突き進んでいる。その基礎は明治維新から営々と築き上げてきた後藤新平ら先達の「次世代のため」に積み重ねてきた都市整備計画があった…

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「日本の観光立国の立役者」デービッド・アトキンソンさんに聞く【PTV RADIO:015】

【「日本の観光立国の立役者」デービッド・アトキンソンさんに聞く】 <パート1> 日本の伝統美術工芸を守る英国人アナリストのデービッド・アトキンソンさんに「風が吹けば桶屋が儲かる」の論理で、伝統工芸に使う漆の国産品使用を進…

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オルバン化するハンガリー、欧州の反難民政策をリード

 欧州の政界で目下、最も多く囁(ささや)かれている言葉は「オルバン主義」「オルバン化」である。ハンガリーのビクトル・オルバン首相(54)が推進する反難民、反・欧州連合(EU)が欧州全土を席巻してきたことを指摘する表現だ。…

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左翼が「リベラル」を名乗るおかしな日本の革新勢力を八幡和郎氏が斬る【PTV RADIO:014】

 本来のリベラルの意味から離れて、革新・左翼勢力がリベラルを名乗るおかしな日本の政治状況などを近著「『立憲民主党』『朝日新聞』という名の偽リベラル」で解説した八幡和郎氏に聞いた。 (対談の音声を公開!)

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前近代的な国鉄スト

地球だより  現在、フランスではフランス国鉄(SNCF)による大規模なストライキが数日ごとに断続的に行われ、通勤客だけでなく、観光客の足も奪い、物流も滞っている。理由は巨額の赤字を抱えるSNCFに対する政府の改革を阻止す…

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日銀新執行部に期待すること

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 2%物価目標の棚上げを 構造対策で高成長を目指せ  日本銀行の新執行部が、事実上、旧執行部の延長のような形で発足した。当面は、旧執行部が発足した際に打ち出した「量的金融緩和…

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過激化する国会前集会、「市民」大半は共産系団体

 「森友・加計」やイラク日報などの問題を追及し、内閣総辞職を求める集会が14日午後、東京・永田町の国会前で開かれた。そこに現れたのは、かつての反安保法制デモを主導した若者のグループ「SEALDs(自由と民主主義のための学…

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熊本地震2年、恒久的な住居確保が急がれる

 熊本地震の発生から2年が経過した。2016年4月14日、震度7の前震が発生。さらに16日には震度7の本震が起きた。圧死など直接死は50人で、避難生活による持病悪化といった関連死などを合わせた犠牲者は267人に上る。犠牲…

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マインドフルネスでうつ病予防を

マインドフルネスでうつ病予防を

早稲田大学文学学術院教授の越川房子氏  うつ状態にある人は、自分のマイナス面ばかりに目を奪われ、埋没してしまうことが多い。うつを予防するだけでなく、集中力を高めるなど、マスコミやIT企業などで注目されているマインドフルネ…

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小4男児自殺は「いじめが主因」

小4男児自殺は「いじめが主因」

沖縄・豊見城市、第三者委が調査報告書  2015年10月に沖縄県豊見城(とみぐすく)市の小学4年の男児(当時9)が自殺したのは、繰り返された「いじめが主な要因」とする調査報告書を、市教育委員会が設置した第三者委員会がこの…

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定年を迎える夫と妻

 定年は男性だけのものではないが、定年に関する本は男性が書いたものが多い。軸足を生活に置いている女性と違って、定年は男性にとって格別な意味を持つようである。  以前、地域の集まりで会った男性が、リタイアした時の苦い経験を…

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「子供貧困」の原因である「家庭崩壊」を「差別」にすり替える左派メディア

◆婚外子率が高い沖縄  「差別」。何かにつけてメディアに登場するフレーズだ。昨今は保守、革新を問わず「LGBT(性的少数者)差別」がトレンドとなっている。だが、この「差別」なるものの怪しさは本欄15日付「左翼に利用される…

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「桜が咲いた2か月後が、その地方のそらまめ…

 「桜が咲いた2か月後が、その地方のそらまめの旬」(白井明大著『日本の七十二候を楽しむ』)だそうで、東京の空豆の旬はまだ1月ほど先のはず。それがスーパーのお惣菜売り場では、早々と「そらまめとエビのつまみてんぷら」が並んで…

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米のシリア攻撃注視する北

米コラムニスト マーク・ティーセン 中国へのメッセージも 米軍のシリア駐留継続を  トランプ大統領は昨年、シリアの空軍基地に59発の巡航ミサイル、トマホークを撃ち込んだ。アサド政権に化学兵器の使用は容認できないというメッ…

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厳しさ増す日本の安保環境

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 政権基盤を固めた中露 核問題で米朝妥協の悪夢も  先の平昌冬季オリンピック後、北朝鮮をめぐるアジア情勢は急速に動いている。オリンピックを契機に南北首脳会談の実現に向けて動き出した。また文在寅…

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あす日米首脳会談、対北で非核化方針を再確認

TPP、シリアも議題に  日米首脳会談が17、18日にフロリダ州パームビーチで開催される。安倍晋三首相とトランプ米大統領の首脳会談は3回目。会談では、北朝鮮の核問題が主要な議題となるほか、トランプ氏が復帰検討を指示した環…

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台湾潜水艦計画、米国は地域安定に向け支援を

 台湾の経済団体「台湾国防産業発展協会」は、米国の軍事企業と技術協力について議論する「台米国防産業フォーラム」を5月10日に南部の高雄市で開くと発表した。  台湾の蔡英文政権は軍艦や軍用機を自前で開発する国防自主政策を掲…

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トランプ米大統領の「月着陸の宇宙計画」に期待を寄せるNW日本版

◆月面下に水の存在?  米国のトランプ大統領は昨年12月、米航空宇宙局(NASA)に対し、将来の火星探査に向け宇宙飛行士を再び月に着陸させることを命じる大統領令を発令した。同計画について「これは将来を鼓舞し、宇宙における…

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中露のインフラへサイバー攻撃も

 米サイバー軍司令官、国家安全保障局(NSA)局長に指名されているポール・ナカソネ陸軍中将は上院公聴会で先月、米軍のサイバー部隊は、中国、ロシアとの間に紛争が起きた場合、サイバー攻撃を行って、両国の重要インフラを停止させ…

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日本自動車工業会が発表した平成29年度の…

 日本自動車工業会が発表した平成29年度の乗用車市場動向調査で、車を保有していない大学生を含む10~20代の社会人のうち、今後も購入したくない層が5割を超えていることが明らかになった。  その理由として「買わなくても生活…

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社会主義退治した英ユダヤ人

獨協大学教授 佐藤 唯行 サッチャー支えた閣僚ら 自助の思想で経済改革を実行  1970年代、英国は限りなく社会主義に近い国だった。人々の暮らしに関わる大企業は国営で、不振に陥っても潰(つぶ)れる心配はなかった。労働者は…

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両陛下、愛新覚羅一族の書画展に

 天皇、皇后両陛下は14日午前、東京都千代田区のパレスサイドビルを訪れ、「ラストエンペラー」として知られる中国清朝最後の皇帝溥儀の一族が残した書画を展示した「愛新覚羅一族の書画作品展」を鑑賞された。  日中平和友好条約締…

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