Date archive for 2018

“森友国会”いいかげんにせよ

 最近、夕方帰宅してテレビニュースを見る。何と毎日のように“森友学園”が国会で取り上げられる。新設予定だった私立小学校の名誉校長に安倍首相夫人が就任していたこと(その後辞任)や、安値の国有地売却を問題とし、今の国会でも昨…

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米のウクライナ軍事援助でロシアとの緊張高まる Military aid for Ukraine raises stakes with Russia

 トランプ政権はウクライナへの新型対戦車ミサイルの輸送を完了させた。ロシア政府はこれに反発し、ウクライナ東部でのウクライナ軍と親露派分離主義勢力の間の戦闘が激化する可能性もある。  ウクライナのポロシェンコ大統領は今週、…

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日本映画の名匠、小津安二郎監督は「東京物語」…

 日本映画の名匠、小津安二郎監督は「東京物語」「晩春」など家族をテーマにした数々の名作を残した。それらは笠智衆や原節子らが演じる大人が主役ではあるが、子供たちも実に生き生きと印象的に描かれている。  父親と息子の姿を描い…

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聖徳太子の思想を生活化

西田天香の一燈園生活 燈影学園長 相 大二郎氏に聞く  日本の伝統思想に基づき、諸宗教の教えから幅広く学びながら、争いのない生き方、社会の実現を目指した西田天香。天香さんが最も尊敬していたのが聖徳太子と仏弟子の維摩(ゆい…

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ホロコースト「忘れない」

地球だより  ユダヤ人の友人から先月、映画のリンク先のメールが届いた。日本人外交官・杉原千畝氏の物語だった。友人は「この人の存在を知らないユダヤ人が多過ぎる」と嘆いていた。  なぜ、この映画を送ってきたのか。よくよく考え…

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わが国の鎧は何なのか

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  古代は戦争の時代だ。領域を拡大しようとする古代の諸国家の間で、戦争はいつでも起こっていた。中国史の時代区分に「戦国時代」があるのは、それなりの理由があるのだ。百済を建国した温祚王。…

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地球上で唯一残った非武装地帯の未来

韓国紙セゲイルボ  韓半島を分ける「非武装地帯」(DMZ)。韓国動乱の休戦と同時に軍事的衝突を防止するためにつくった緩衝地帯だったが65年間、そこが非武装であったことはなかった。重火器が配備され、地雷が炸裂(さくれつ)し…

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改憲投票権行使へ前進、新しい憲法をつくる国民会議

国民も判断力養成を  憲法記念日の3日、改憲派の新しい憲法をつくる国民会議(=自主憲法制定国民会議、清原淳平会長)が都内のホールで第49回「新しい憲法をつくる国民大会」を開催した。  大会であいさつした清原会長は、憲法に…

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脱走受刑者逮捕、住民の不安払拭する防止策を

 愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から脱走した受刑者が、広島市で22日ぶりに逮捕された。  大井作業場は開放的な環境で受刑者を更生させる「塀のない刑務所」だ。しかし、受刑者の脱走によって周辺住民は不安な生活を送らざ…

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憲法改正の主役は国民、改憲派集会に首相メッセージ

幅広い合意形成を  憲法記念日の3日、全国各地で改憲派と護憲派の催しが開かれた。安倍晋三首相は、都内で行われた改憲推進派のフォーラムにビデオメッセージを寄せ、「いよいよ私たちが憲法改正に取り組む時が来た。主役は国民の皆様…

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「××の謎」という本やテレビ番組はなく…

 「××の謎」という本やテレビ番組はなくならない。謎は読者や視聴者の強い関心を引くからだ。ワイドショーも同じ流れだ。慶応3(1867)年の坂本龍馬暗殺事件も、実行犯(京都見廻組)が確定した後も「黒幕は別(例えば薩摩藩)」…

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シリア化学兵器疑惑でOPCWが調査団

加害者特定の権限与えられず アサド政権の後ろ盾、露が反対  シリアのアサド政権の化学兵器使用疑惑をめぐって化学兵器禁止機関(OPCW)は4月21日、シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマで試料を採取した。しかし…

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27日、板門店平和の家で「板門店宣言」に署名した文在寅韓国大統領(右)と金正恩朝鮮労働党委員長

北の“オリーブの枝”は本物か

韓国紙セゲイルボ 付和雷同せず堅固な備えを  分断の象徴である板門店が平和の象徴に変身したことは歴史のアイロニーだ。南北が軍事的に対立するごとに激しいやりとりをした所だ。北朝鮮軍がポプラの枝を切り落とした国連警備兵らに斧…

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謎深まる元露スパイ襲撃事件

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 軍用毒物使用説に異論も 親子回復も捜査は長期化へ  3月初めに英国南西部ソールズベリーで起きたロシアの元情報機関員で2重スパイのセルゲイ・スクリパリ氏親子暗殺未遂事件から2カ月近くが過ぎ…

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皇后陛下、「山つけ」の作業される

最後の養蚕始まる  皇后陛下は2日、皇居内の養蚕施設で、天蚕(ヤママユ)の卵をクヌギの枝に付ける「山つけ」の作業をされた。  皇室の養蚕は明治天皇の皇后、昭憲皇太后が始め、歴代の皇后が継承してこられた。天皇陛下が来年4月…

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2%目標実現時期の削除に「現実的」「説明足りぬ」と好対照の読売、産経

◆6度も達成時期延期  日銀は4月下旬に、黒田東彦総裁再任後初となる金融政策決定会合を開き、現行の長短金利操作を柱とする金融緩和策の維持を決定。同時に最新の経済・物価情勢をまとめた展望リポートで、2%物価目標の実現時期に…

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「日本配慮」に実利確保の思惑

検証 南北首脳会談 (下)  「よくぞ言ってくれた。その線でやっていこうと思う」  南北首脳会談を目前にした先月17日、青瓦台(大統領府)で文在寅大統領を中心に開かれた首脳会談諮問委員会で、ある委員が対日政策に関する提案…

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5年前の夏に福島県伊達市にある霊山に登った…

 5年前の夏に福島県伊達市にある霊山(りょうぜん)に登った。標高825㍍の県立公園で「うつくしま百名山」に指定されている。南側の霊山こどもの村から眺めると、山稜を縁取る奇岩の数々が迫ってくる。  当時はまだ原発事故の影響…

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憲法記念日、改憲発議へ堂々と議論進めよ

 日本国憲法が施行されてから71回目の憲法記念日を迎えた。国際情勢は大きく動いており、人工知能(AI)をはじめ科学技術の発展は著しい。  わが国は少子高齢化が進み、国や自治体の大胆な改革や国民の繁栄に向けた戦略が求められ…

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「トモダチ作戦」から学ぶ災害対策の連携をエルドリッヂさんに聞く【PTV RADIO:017】

 東日本大震災では在日米軍による「トモダチ作戦」が展開された。日米の連携だけでなく、国と自治体、自衛隊、それに海兵隊など在日米軍がいち早く、スムーズに対応できる体制が必要だ。日本在住の米国人政治学者エルドリッヂさんがみた…

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AI軍事活用 新段階に

米国防総省、中露への遅れ指摘も  米中両大国が最先端技術、人工知能(AI)の開発をめぐって火花を散らす中、軍事的優位をめぐる両国の競争が新たな段階に入ろうとしている。米国防総省と情報機関の技術者らは、省庁の枠を超えた機関…

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首相、自衛隊明記に意欲 新しい憲法を制定する推進大会

 超党派の改憲派議員で構成する「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)主催の「新しい憲法を制定する推進大会」が1日、東京・永田町の憲政記念館で開かれた。大会には約1500人が参加し、「二十一世紀の日本に相応しい憲…

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野党の審議拒否、国民の支持は得られない

 立憲民主党など野党6党が国会の審議拒否を続けている。国内外に懸案を抱える中、政府・与党との議論を拒んでも国民の支持は得られない。 麻生氏の辞任などを要求  野党は①麻生太郎副総理兼財務相の辞任②財務省の文書改竄調査結果…

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