Date archive for 2018
両陛下、退位前最後の国際学会
天皇、皇后両陛下は20日、東京都文京区の東京大安田講堂を訪れ、国際生産工学アカデミー第68回総会開会式に出席された。 天皇陛下は学術振興のため、1995年から毎年、国内で開催される国際学会の開会式などに出席されてきた…
学校で児童に伝えたい干潟の感動
東京・葛西臨海水族園で教師にセミナー 干潟に生息するさまざまな生き物への理解を深め、小学校の授業に生かせる観察セミナー「干潟を体験! 環境と生き物を知る」(葛西臨海水族園主催)が先月26日と27日、葛西海浜公園(東京都…
学歴より学習歴の時代
IT技術を教育に応用するさまざまな試みが始まっている。文部科学省が6月に発表した「Society5・0に向けた人材育成」では、スタディー・ログ等を蓄積した学びのポートフォリオの活用を取り上げている。 どういうことかと…
中国陸戦隊、尖閣占拠の可能性に警戒を
米国防総省は中国の軍事・安全保障の動向を分析した年次報告書を公表した。 この中で、中国海軍が2020年までに上陸作戦などを担当する陸戦隊(海兵隊)を3万人以上の規模に拡大させるとの見通しを示した。 兵力増大の見通し示…
ウクライナが中国に軍事協力
中国は、戦略的戦力投射の基盤となる空母1隻を配備、大規模な軍備増強の一環として少なくともさらに3隻を配備する計画を進めている。中国国営メディアによると、空母運用の一環として開発された新型の超音速ジェット練習機、教練10…
教会は性的虐待の責任取れ
米コラムニスト マーク・ティーセン 枢機卿が隠蔽工作 独立した調査が必要 ローマ法王パウロ6世は1972年に「サタンの煙が神の宮に入った」と警告した。ペンシルベニア州大陪審の報告は、この煙を思い出させる。報告書は、30…
金融政策正常化への好機
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 内需底堅く好景気持続 長短利上げが銀行行動を活性化 7月31日の日本銀行政策決定会合で決まった政策は、「大山鳴動してねずみ一匹」の感があった。誘導する長期金利の変動幅拡大…
存在感高める「革新勢力」
米民主党 主流派は左傾化を警戒 11月に米中間選挙を控える中、民主党内で、主流派から距離を置き、社会主義的な政策を支持する「革新勢力」が存在感を高めている。一方で、主流派は、党が左傾化を強めれば選挙に不利に働く恐れがあ…
米中の貿易戦争と覇権争いを経済史から読み解こうとしたエコノミスト
◆米中が報復関税合戦 米中間で貿易関税をめぐる駆け引きが激しさを増している。 米国政府は6月18日に2000億㌦相当の中国製品に対して10%の追加関税を課すと発表。さらに翌7月6日には中国に対して知的財産権を侵害した…
群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が山中に…
群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が山中に墜落し、乗員9人全員が死亡した事故。機長(57)は飛行時間約5000時間のベテランで、民間の東邦航空から4月、群馬県の防災航空隊に派遣されていた。 当日の航路や気象状況から、…
中国「一帯一路」最前線 ギリシャ・ピレウス港の売却
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (1) 「シルクロード経済帯」(一帯)と、「21世紀海上シルクロード」(一路)によってユーラシア大陸を包み込む巨大な経済圏をつくろうという中国の「一帯一路」構想。あちこちでつま…
自民党総裁選、9条改正の機運高める論戦を
自民党総裁選が9月に行われる。石破茂元幹事長が出馬を表明し、安倍晋三首相は3選を目指す。野田聖子総務相も出馬に意欲的だが、推薦人を確保するめどが立っておらず、安倍首相と石破氏の一騎打ちになる公算が高い。 首相は自衛隊明…
北朝鮮非核化への茨の道
元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也 引き伸ばし画策する北 安保理決議と期限の設定を 去る6月12日の米朝首脳会談は画期的な出来事であった。つい先程までの米朝間での激しい言葉の応酬、一触即発の核・ミサイルの対立…
社会主義が主流になったと主張するサンダース米上院議員 Sanders insists socialism has become mainstream
社会主義は「主流」となり、今や米国民の過半数から支持されている。民主党は議会を制するため、選挙運動で社会主義という言葉を避けるのではなく、取り入れるべきだ。バーニー・サンダース米上院議員は今週、こう主張した。 これは…
同性カップル「生産性」を障害者差別に結び付けた「ニュースウオッチ9」
◆率先して杉田氏批判 日本に広がるLGBT(性的少数者)の権利拡大運動を支える柱の一つは、NHKだということは以前にこの欄で指摘した。行政によるLGBT支援の行き過ぎに疑問を呈する論考を、月刊誌に寄稿した杉田水脈(みお…
「雲間より稲妻の尾の現れぬ」(高浜虚子)…
「雲間より稲妻の尾の現れぬ」(高浜虚子)。最近、突然の豪雨に遭遇したことがある。強風を伴う雷雨となって光と音のシンフォニーが爆発し、辺り一面を占領する。傘もほとんど役に立たないほどの勢いである。 落雷による火事や事故…
ブロック塀調査、学校の危険を放置するな
大阪北部地震で小学生がブロック塀の下敷きとなり死亡した事故を受け、文部科学省が全国の学校の安全状況を緊急調査したところ、約4分の1に当たる1万2652校で危険な塀があることが分かった。 全国の1万校以上で問題 調査…
告訴取り下げ迫られる、天皇陛下警備と引き換えに
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (19) 1992年12月県議会で西田健次郎議員は代表質問に立ち、「上原正稔氏が大田昌秀県知事を被告人として暴行ならびに侮辱罪で県警本部に告訴した旨、(新里英…
野党共闘に「公明」警鐘 共産の統一戦線を解説
革命のため“政権参加” 来年の政治決戦となる第25回参院選挙まで1年を切った。各党機関紙にも候補者一覧が載り、選挙準備が進んでいる。その中で、公明党の機関誌「公明」9月号は「野党共闘と統一戦線論―『革命』目的に繋げたい…
容疑者逃走、危機管理体制がお粗末だ
大阪府警富田林署の留置場に勾留されていた容疑者の男が逃走した。警察の危機意識の欠如が招いた事件と言うしかない。 面会室のアクリル板壊す 男は弁護士との接見後、面会室のアクリル板を壊して弁護士が出入りするドアから逃げた…
目黒児童虐待に「国民民主」 緊急法案で野党の存在感
自民は地方議会に質問要請 国民民主党の機関紙「国民民主」(7・20)は、1面トップに「解決のための対案 国民民主党が提出した議員立法」として、「現場の声をふまえた法案策定。児童虐待による死亡事件の再発防止のための法案」…
崇高な精神に感謝の念を
その奥津城(おくつき)は我が寓居(ぐうきょ)から歩いて10分程の近傍(きんぼう)にある。墓柱に「軍神海軍飛行兵曹長 勲七等功五級 大黒繁男之墓」と刻され、側面には戒名「神鷲院忠烈永鑑大居士」が読み取れる。 「軍人の亀…
半独立型の小テロ集団に変化したIS ’ISIS 2.0′: Semi-independent terror cells, loyal only to radical ideology, plot strikes around world
ウサマ・ビンラディンは何年も前に死亡し、アブバクル・バグダディが中東で樹立を目指した「カリフ制国家」は崩壊した。しかし、世界的なジハーディスト(聖戦主義者)らの脅威は絶えることない。過激派は、地下に潜み世界中でテロを計…