Date archive for 1月, 2017
ヤシ3年、ゴム8年
地球だより タイはベトナムほどではないが南北に長い。気候や風土も北部のチェンマイと南部のハジャイではかなり違う。 雨期と乾期のリズムは、北部と中部ではほぼ同じだが、南部では様相を異にする。さらに南部でも山を隔てたアン…
改革期待する米国民、成否は共和党との関係次第
トランプ政権始動(2) 米国社会の「分断」を抱えたまま船出するトランプ大統領の政権運営は、厳しいものになる――。米メディアのみならず、日本でもこうした声は多い。各種世論調査の支持率は40%前後で、就任直前の大統領として…
刑法犯戦後最少、「家族再生」でさらなる減少を
刑法犯の認知件数が戦後初めて100万件を下回った。犯罪の約7割を占める窃盗が大幅に減ったほか、凶悪犯罪も少なくなった。官民挙げての防犯の取り組みの成果が表れている。だが、課題は残されている。 虐待など親族間の暴行事件…
子供の主体性重視する算数・数学授業研究会
東京学芸大学竹早地区附属学校園、特色出そうと教員奔走 幼・小・中教育の連携を取りながら、教育活動を行う東京学芸大学竹早地区附属学校園で算数・数学授業研究会が1月14日開かれた。竹早地区算数・数学部では、子供の主体性の育…
晩婚と未婚が広がる時代に
昨年末、筆者の従弟が“ついに”結婚した。40代半ばでの初婚だ。今は晩婚も珍しくはないが、叔父たちはさすがにホッとしていた。 義理の弟も結婚は30代後半。20代の頃には「自分は一生結婚しない」と言って義父と義母を心配さ…
親子の介護で実家周辺の共助意識を強調すべきだったアエラ介護特集
◆連絡時に既に認知症 超高齢化社会を迎え、介護問題は疾(と)うから雑誌記事の定番の一つとなっているが、アエラ1月23日号は、「親をリスクにしない」をメインタイトルに、同問題で22ページの大特集。タイトルは「介護により親…
「子や孫、未来を生きる世代のための国創り」に…
「子や孫、未来を生きる世代のための国創り」に尽くすと、施政方針演説で安倍晋三首相。時宜を得た決意表明だ。 さらに、それには教育が重要で、「誰もが希望すれば、高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整えなければなら…
大統領の麻薬戦争を警官が悪用
フィリピンで韓国人が拉致され行方不明となっていた事件で、警官が関与する身代金目的の誘拐であったことが明らかとなり、大きな波紋を呼んでいる。犯行に関与した警官が、麻薬捜査を偽って韓国人を連れ去っていたことも分かっており、…
激動の16年、中国はどう見た?
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米新政権誕生を最重要視 新華社10大ニュースから分析 2016年は激動の年であり、実際、米大統領にD・トランプ氏当選を筆頭に、年初から台湾での蔡英文(民進党)総統選出、北朝鮮の2回におよぶ…
トランプ大統領 「米国第一」で繁栄できるか
ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任した。就任演説では「米国を再び強く、豊かにし、誇り高く、安全で偉大な国にする」と述べた。米国の再生を目指すトランプ大統領の強い決意を示す言葉であった。 民主党のオバマ大統領…
トランプ政権始動、「予想外」の保守路線
トランプ政権始動(1) 「第2のレーガン」となるか ドナルド・トランプ新米大統領の就任でついに幕を開けた「トランプ時代」の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行) トランプ氏が大統領選で事前予想を覆し勝利したことは大…
オバマ政権からリベラル政策失敗の教訓導き出した「プライムニュース」
◆偏向した米世論調査 トランプ新米大統領が就任した。テレビの時事番組のテーマは過去1週間、トランプ氏一色だった。そのプレゼンスに陰りが見えるとはいえ、米国は世界のリーダー国。しかも、ホワイトハウスの主が民主党から共和党…
「国民に権力取り戻す」 トランプ大統領就任演説
TPP離脱方針発表 トランプ米新大統領は20日、首都ワシントンの連邦議会議事堂前で行った就任演説で「ワシントンから国民に権力を取り戻す」と訴え、政治改革を進める決意を表明した。演説後、医療保険制度改革法(オバマケア)の…
第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は…
第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は山下澄人さん、直木賞は恩田陸さん。それぞれ4回目と6回目の候補で栄冠をつかんだベテランだ。最近は複数回の候補を経て受賞に至るケースが少なくない。 もちろん、第153回の又吉直…
施政方針演説、立党の原点踏まえ未来拓け
通常国会が召集され、安倍晋三首相が2012年末の政権復帰から5回目となる施政方針演説を行った。 その最大のテーマは「新しい国づくりに挑戦する」ことだ。内閣支持率は高い水準を維持しているが、長期政権による驕(おご)りも…
トランプ氏、米大統領に就任
リベラル路線の転換目指す 初日に大統領令も 米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏(70)の大統領就任式が20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から、連邦議会議事堂前で行われた。トランプ氏は20日正午…
トランプ氏、情報機関を改革へ Trump to reform intelligence
トランプ次期政権の国家安全保障政策の優先事項の一つに、官僚化され、一部で批判されているように政治化された米情報機関の改革がある。 トランプ氏は最近、英国の元情報当局者が作成したにせ文書の公開をめぐって、情報当局者らと…
アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって…
アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって、中国外務省が批判した問題が波紋を広げている。中国での反発を受け、冬季アジア大会の組織委員会は、札幌市内の同ホテルが選手団の宿泊先になっていることから、本の撤去などを打診したとい…
皇太子殿下、山と歴史を主題に御講義
皇太子殿下は19日、東京都新宿区の学習院女子大で、「歴史の山旅を楽しむ」と題して講義を行われた。 歴史学が専門で登山が趣味の皇太子殿下は、5歳の時の離山(長野県軽井沢町)への初登山で山歩きに興味を持ったことや、小学生…
両陛下、皇宮警察武道大会に
創立130周年を記念 天皇、皇后両陛下は19日午後、皇居内にある道場「済寧館」で開かれた皇宮警察創立130周年記念武道大会を観戦された。 両陛下は道場に設けられた玉座で、皇宮護衛官による弓道や柔道、剣道の決勝戦の様子…
北方領土交渉、ロシアの出方を見極めよ
ロシアのシュワロフ第1副首相は、安倍晋三首相のロシア訪問が4月になるとの見通しを示した。 安倍首相は北方領土問題の解決に強い意欲を見せ、ロシアとの経済協力にも積極的だ。しかし、ロシアは領土問題に関して厳しい姿勢を崩し…
「民進」に目玉政策 「教育」が経済政策の基本
「ベーシックインカム」も 政権時代に公約実現で行き詰まった教訓を持つ民進党が、衆院選に向け目玉政策づくりを進めている。機関紙「民進プレス」1月6日号と1月20日号から見てみたい。 蓮舫代表は同紙1月6日号で、旧民主党…
「公明」のポピュリズム批判 反グローバリズムに警鐘
劇場型・小池都政とは連携 公明党の機関誌「公明」2月号は、特集1「『大衆とともに』公明党が希望を開く」に山口那津男代表の新年巻頭インタビューなど。特集2「世界で広がる反グローバリズム」に宮家邦彦キヤノングローバル戦略研…