Date archive for 1月, 2017

沖縄前副知事は不祥事について十分な説明を

 沖縄県の安慶田光男前副知事が、教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教育委員会に口利きしたとの疑惑をめぐって、県教委は諸見里明前教育長から事実を裏付ける証言があったとして口利きがあったことを認めた。  安慶田氏は…

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日韓歴訪で中朝を牽制 米国防長官、アジア同盟重視

マティス米国防長官は2月上旬に日韓両国を訪問する方針を固めた。マティス氏の初外遊となるアジア訪問は、太平洋アジア地域の同盟を重視する姿勢を示し、中国の南シナ海進出や北朝鮮の核・ミサイル開発を牽制(けんせい)する狙いがある…

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トランプ氏の軍再建案、人材確保が障害に Manpower shortage threatens Donald Trump’s hopes to rebuild military

 トランプ大統領は、米軍は「空洞化」していると指摘、再建の意向を表明したが、軍再建には資金よりも人材という大きな壁が立ちはだかっている。  政府は野心的な軍備増強を提示、予算の捻出をめぐって協議しているが、その一方でトラ…

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トランプ大統領就任演説に「米国第一」では繁栄失うと批判した各紙

◆論調は軒並み厳しい  ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任した。演説では「米国第一」を宣言し、国益を重視する姿勢を改めて鮮明にした。  トランプ新政権のスタートに対し、各紙社説の論調は軒並み厳しいものになった。…

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イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島…

 イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島からさらに南西へ220㌔の所にある、人口5500人の漁村。この30年間、アフリカ大陸から船で逃れてきた難民の中継地になってきた。  ジャンフランコ・ロージ監督はこの島に1年半滞在…

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退任で見えた「真のオバマ氏」

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 機密暴露の米兵に減刑 イスラエル非難決議に賛同  オバマ大統領は静かに去ることはなかった。騒々しい最後だったが、それも、静かに入ってくることをよしとしない後継者と、オバマ氏自身…

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「米国第一」の経済政策、米企業の競争力に悪影響も

トランプ政権始動(4)  トランプ米大統領は20日の就任演説で、「きょうから新たなビジョンがこの地を支配する。これからは米国第一の方針だけだ」と、米国第一主義を打ち出した。米国第一主義が最も顕著に具現化されるのは経済政策…

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文科省天下り、法令軽視の体質改善せよ

 文部科学省が組織的に幹部の天下りをあっせんしていた。教育行政の公正性が疑われかねない事態だ。 組織ぐるみであっせん  天下りに関しては、国家公務員法が2007年に改正され、各省庁の職員による他の職員やOBの再就職のあっ…

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安慶田副知事辞任、問われる翁長知事の任命責任

安慶田副知事辞任、問われる翁長知事の任命責任

前教育長が疑惑の全容証言、自民は「百条委」で攻勢へ  沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は、2015年の教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教育委員会に依頼した疑惑を受け、県政を混乱させた責任を取って辞任した。と…

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反基地運動報道の真偽

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  2日に放映された東京の地上波テレビ局、東京MXテレビの番組「ニュース女子」は、「沖縄基地反対派はいま」と題して、東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設の抗議行動について詳報した。これに対…

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CNNにとっての厳しい教訓 CNN learns a hard lesson

 ドナルド・トランプがいかなる人間であるにせよ、彼は新しいタイプの政治家である。彼は、報道陣を恐れない。彼は、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト――または、CNN(ケーブル・ニュース・ネットワークの略)ニュース―…

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トランプ米新政権はエネルギー政策について…

 トランプ米新政権はエネルギー政策について、自国の石油・天然ガス開発を支援し、石油輸出国機構(OPEC)などへのエネルギー依存からの脱却を公約に掲げた。  そのことで経済協力開発機構(OECD)諸国のうち8位の1次エネル…

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潘基文氏は「油ウナギ」

地球だより  こちらに赴任して間もない頃、毎週水曜日の日課は午前中に外交部の定例ブリーフィングに出席することだった。当時、盧武鉉(ノムヒョン)政権の外相だった潘基文(パンギムン)氏が自ら質疑応答に応じるのだが、日韓関係が…

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両陛下、天皇杯受賞者と御面会

 天皇、皇后両陛下は23日午後、皇居・宮殿で、農産や畜産など農林水産業の七つの分野で優れた業績を挙げた農林水産祭天皇杯受賞者らと面会された。  天皇陛下は受賞者らの前で「さまざまな困難を乗り越え、研究や努力によって大きな…

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対中国・北朝鮮政策、制裁と軍事プレゼンス強化へ

トランプ政権始動(3)  「アジア・ピボット(基軸移動)」「リバランス(再均衡)」などの政策を打ち出したオバマ前大統領だったが、ここ8年で東アジアの安全保障環境は一段と悪化した。  この状況にワシントン・ポスト紙は「中国…

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各党代表質問、日本の未来のため切磋琢磨を

 通常国会で安倍晋三首相の施政方針演説などに対する各党代表質問が衆院で始まり、23日は民進党の野田佳彦幹事長、大串博志政調会長、自民党の二階俊博幹事長が質問に立った。  野田氏は内外の情勢に「人類が培ってきた叡智(えいち…

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世界中を揺さぶるトランプ氏 Donald Trump’s grand entrance on global stage rattles nerves around world

 ドナルド・トランプ氏の北大西洋条約機構(NATO)への疑念、英の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)支持にEUのエスタブリッシュメントは憤慨した。「一つの中国」政策に異議を唱え、中国政府は「火遊び」だと警告した。北米自…

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刑法犯の大幅減に役立った防犯カメラ設置への反対煽った朝日、東京

◆「監視カメラ」と強調  刑法犯は昨年、戦後初めて100万件を下回った(警察庁発表=各紙19日付夕刊)。2002年のピーク時には285万件に上り、「治安崩壊」とまで言われただけに大幅減は慶事である。官民挙げての取り組みの…

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横綱白鵬は「強い者は大関になる。宿命の…

 横綱白鵬は「強い者は大関になる。宿命のある者が横綱になる。彼には何か足りない」と苦言を呈したことがある。初場所千秋楽結びの一番。その白鵬の怒涛(どとう)の寄りを俵に足を掛けて必死に残し、左から押しつぶすように渾身(こん…

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寄付文化、日本はこれから

難民支援 特定非営利活動法人・国連UNHCR協会ファンドレイジンググループ団体統括 中村 恵氏に聞く  紛争や迫害で避難を余儀なくされた人の数は第2次世界大戦後、6500万人を超えた。その半数は18歳未満の子供たちだ。避…

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保守再結集か親北回帰か 韓国、大統領選モード突入

見通せぬ「反日」修正  昨年の国政介入事件から混乱が続く韓国でマスコミと世論の関心の的が次期大統領選に移り始めた。朴槿恵大統領に対する弾劾審理の行方が見通せない中、候補者たちは活発に有権者へのアピールに動いている。 (ソ…

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地中海東部に展開する露海軍

ロシア研究家 乾 一宇 4個艦隊が交代で常駐 シリア空爆に空母艦載機使用  世界は混沌(こんとん)の時代に入った。予測不能といわれるトランプ米新政権、我流を通す中国、難民・テロで揺れる西欧、このような中、ロシアが着々と地…

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