Date archive for 1月, 2017

米英首脳、NATOの重要性を確認

「特別な関係」強化へ  トランプ米大統領とメイ英首相は27日、ホワイトハウスで会談し、両国の「特別な関係」を強化していくことで一致した。両首脳は会談で北大西洋条約機構(NATO)の重要性を確認。米英の自由貿易協定(FTA…

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稀勢の里、強さと品格で範を示す横綱に

 日本人全体が待望した新横綱が誕生した。明治神宮(東京・渋谷)で行われた新横綱の奉納土俵入りには、平成6年の貴乃花の時の2万人に迫る1万8000人が詰め掛けたことからも、日本中の喜びと期待の大きさが分かろう。 日本出身は…

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共謀罪創設法案阻止へ世論を煽るテレ朝「報ステ」TBS「サンモニ」

◆テロ防止へ成立必要  通常国会が20日から始まった。天皇陛下の退位をめぐる法案や文部科学省の天下りあっせん問題、働き方改革と合わせて今国会の論戦のテーマの一つとなっているのが、「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」…

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「信心に末法はなし初不動」(山口笙堂)…

 「信心に末法はなし初不動」(山口笙堂)。俳句の歳時記で1月は「初」という語が付く季語が多い。もちろん「初鰹(はつがつお)」のように夏の季語もあるが、ほとんどは1月。その最後を飾るのが「初大師」「初天神」「初不動」。  …

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メキシコ大統領、訪米中止

首脳会談をキャンセル  メキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領は26日、トランプ米大統領が「(メキシコが)国境沿いの壁の建設費用を支払わないなら、首脳会談を中止したほうがよい」とツイッターを通じて発言したことを受け、米ワ…

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トランプ氏就任一週間 大統領令連発、有言実行アピール

 トランプ米大統領の就任から27日(日本時間28日)で1週間を迎えた。トランプ氏はこの間、大統領令を連発し、オバマ政権からの転換を鮮明にすると同時に、有言実行の指導者をアピールした。一方、外交面ではメキシコのペニャニエト…

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メキシコ国境の壁、性急な決定が懸念される

 トランプ米大統領は不法移民の流入を防ぐため、メキシコとの国境沿いに壁を建設するよう命じる大統領令に署名した。  壁の建設はトランプ氏の公約である不法移民対策の目玉とも言える。対策強化は理解できるが、メキシコ側とろくに話…

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トランプ氏のアジアでの方向転換に中国反発 Trump’s change of course in Asia challenges China, Obama’s pivot

 トランプ政権は、中国が南シナ海の領域を占拠するのを阻止することを約束し、中国指導者らの反発を招いた。トランプが環太平洋連携協定(TPP)から離脱したことで、米国の主要同盟国に動揺と不安が生じた。  しかし、これらは、危…

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兵庫県加古川市の鶴林寺は「播磨の法隆寺」…

 兵庫県加古川市の鶴林寺は「播磨の法隆寺」と呼ばれる聖徳太子ゆかりの名刹(めいさつ)。「日本書紀」や寺伝によると、高句麗の渡来僧、恵便が初代住職で、教えを受けた聖徳太子の命により創建された。在日韓国人にとっても、誇らしい…

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都市伝説より好きなもの

地球だより  世界の大都会には、どこにでも都市伝説がある。特にモスクワ・メトロの環状線の各駅には、噂(うわさ)なのか本当なのか、いまだに分からない伝説も少なくない。  これは本当の話。タガンスカヤ駅近くには冷戦時代の遺物…

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文化芸能界ブラックリストと独裁の亡霊

韓国紙セゲイルボ  文化芸術界のブラックリストがあるという。朴槿恵(パククネ)政府に批判的な文化芸術界の要人約1万人の名簿を作り、彼らを政府支援から排除したということだ。  青年期を軍部独裁下で過ごした韓国の世代はブラッ…

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「壁の費用は払わない」 メキシコ大統領が遺憾

 メキシコのペニャニエト大統領は25日、トランプ米大統領がメキシコ国境への壁建設を正式決定したことを受けて「非常に残念で受け入れられない」と遺憾の意を表明するとともに、「メキシコが壁建設の費用を払うことはない」と、これま…

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知事の竹島上陸、日韓関係悪化をあおる行為だ

 日韓両国が領有権を主張している島根県の竹島(韓国名・独島)に、同島を管轄下に置いているとする韓国・慶尚北道の金寛容知事が上陸した。いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行に逆行する釜山日本総領事館前の少女像設置で両…

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メキシコ国境に壁建設 トランプ氏、大統領令に署名

 トランプ米大統領は25日、不法移民の流入を防ぐため、メキシコとの国境沿いに壁を直ちに建設するよう命じる大統領令に署名した。米国内に約1100万人いるとされる不法移民の強制送還を迅速化させることも指示した。壁建設の公約は…

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「政治的公平」の広がり

同性婚反対に「差別主義」のレッテル  米国でトランプ新政権の登場を後押しした要因の一つに、「ポリティカル・コレクトネス」に対する白人中産階級の反発があると言われている。ポリティカル・コレクトネスとは、直訳すれば「政治的な…

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「LGBT」のジレンマ 当事者内に亀裂生む

「性」の生々しさ付きまとう  保守系の月刊誌を中心に日韓・日中関係、そして米国のトランプ新大統領就任をテーマにした論考が目白押しの月刊誌2月号の中で、「世界」の鼎談(ていだん)「LGBTと『ローカル』の力」が目を引いた。…

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トランプ大統領就任演説 新しい階級問題との闘い

JFK就任演説と木霊  リベラル派メディアは、どうしてもトランプ氏が嫌いなようだ。例えばワシントン・ポスト紙は1月20日に配信した記事の中で「今までの大統領は『大虐殺』、『消却』等の言葉を就任演説で使ったことはない。(中…

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トランプ米新大統領は大統領選で「メキシコ…

 トランプ米新大統領は大統領選で「メキシコとの国境に壁を造る」「イスラム教徒の入国禁止」などの政策を打ち出して旋風を巻き起こした。テロや不法移民に対する国民の危機感をあおって支持を集める狙いがあったのだろう。  トランプ…

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露、トランプ大統領就任を歓迎

 トランプ米大統領の就任を、最も歓迎している国の一つがロシアだ。シリア和平などで米国との協力を深め、ウクライナ危機を受け欧米が科す対露制裁の解除につなげたい考えだ。国内でも欧米を敵視するようなプロパガンダが消え、協調路線…

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メモの功罪

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  記者は書き記すことが宿命の職業だ。記者研修の頃から書いた取材手帳が数十冊になる。何回か捨てる機会があったが、結局、一緒に引っ越した。結婚式の写真のように、自宅のどこかの箱に保管され…

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展望開けぬ当面の日本経済

経済ジャーナリスト 尾関 通允 国際協調にヒビ割れも 利子収入減で個人消費停滞  日本経済の今後の展開に強く関わる内外の環境条件は、すこぶる複雑かつ不透明で見通し難になったまま推移している。いつだったか現首相が「アベノミ…

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米新政権始動、対米依存見直し契機に

韓国紙セゲイルボ 防衛分担増と戦作権移管要求か  トランプ政府がスタートし、韓米関係は大きな不確実性に直面している。韓米同盟が相変わらず剛健で信頼できる同盟であることは明らかだが、トランプ政府が提起するイシューは多分に挑…

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米国第一主義と日本、同盟の本質直視する機会に

トランプ政権始動(5)  「米国第一主義」を掲げるドナルド・トランプ米大統領の就任を受け、日本では日米関係の先行きを悲観する見方が強い。トランプ氏が早速、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を決めたことも、その印象を一段…

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