Date archive for 11月, 2016

トランプ、プーチン両氏は非常に似ている-露政府報道官 Putin spokesman sees ‘incredible,’ ‘phenomenal’ similarities between Donald Trump, Russian president

 次期大統領ドナルド・トランプ氏が目指す外交政策は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の外交政策と「信じがたいほど」よく似ている-ロシアの大統領報道官が10日、こう指摘した。  ドミトリー・ペスコフ大統領報道官はニュー…

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トランプ氏歴史的勝利の分析でリベラル紙にない「保守の怒り」の視点

◆米メディアの大敗北  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が事前の予測をひっくり返して歴史的勝利を収めた。レーガンの「地滑り的大勝」(1980年)を彷彿(ほうふつ)させる劇的な大統領選だった。米メディアの大半は「ク…

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空気の澄んだ冴え冴えとした夜に、イルミネー…

 空気の澄んだ冴え冴えとした夜に、イルミネーションがひときわ美しく輝いて映り、心を明るく温かく弾ませてくれる季節である。都庁をはじめ日本や世界各地のモニュメントが青色にライトアップされたが、残念ながら昨夜は雨か曇天であっ…

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米価低落の余波

地球だより  米価下落がタイのコメ農家を直撃している。中部ピシット県では、借金が返済できないとしてコメ農家の男性が首つり自殺した。政府は北部と東北部のコメ農家救済策として200億バーツ(約600億円)の投入を決定。これに…

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海軍合同演習に見る露中関係

ロシア研究家 乾 一宇 演習海域は持ち回り マンネリ化で規模も縮小  ロシアと中国は、「戦略的パートナーシップ」関係にあり、世界の多極化を推進、国際社会に新秩序を形成したいことで一致し、しかも「力」を全面に押し出し行動し…

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インフラ再建、貿易「2国間」に重点

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(3)  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏勝利が確定した後、ニューヨーク株式市場は9日、10日と大幅に続伸し、約3カ月ぶりに最高値を更新した。公共投資の拡大、法人税の…

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高齢者犯罪、孤立を防ぐ手だてが必要だ

 閣議で報告された2016年版犯罪白書によると、15年に刑務所へ入所した65歳以上の高齢者は2313人で、全体の10・7%を占めた。現在の集計方法となった1984年以降では最も多い。  高齢者犯罪の背景には「孤立」の問題…

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米大統領選トランプ氏勝利で公約実現に期待と不安のイスラエル各紙

◆米大使館移転を約束  米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利は世界に衝撃を呼んだ。中東政策では、オバマ政権から大きく舵かじを切るとみられ、強い親イスラエルの姿勢を示している。しかし、政治経験がない上に、選挙戦中の破天…

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「むさし野の冬めき来る木立かな」(高木晴子)…

 「むさし野の冬めき来る木立かな」(高木晴子)。武蔵野というと、国木田独歩の「武蔵野」が思い出される。独歩は明治29年秋の初めから翌年春の初めまで東京・渋谷村に住み、武蔵野を散策して秋の深まる自然の美しさを描写した。  …

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天皇陛下、インド首相と御会見

 天皇陛下は11日、来日中のインドのモディ首相と皇居・御所で会見された。宮内庁によると、会見は約20分間で、陛下が1960年と2013年にインドを公式訪問したことや、同国の環境問題などが話題に上ったという。  モディ首相…

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一過性でない「安保ただ乗り論」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(2)  中国の急速な軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発などにより、この10年間でアジア太平洋地域の安全保障環境は大きく変貌した。ドナルド・トランプ氏は、こうした中で米大統領に就…

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トランプ氏と北、瀬戸際外交に翻弄されるな

 米国の次期大統領に当選したドナルド・トランプ氏が政権移行に向け活動を開始した。日本としては環太平洋連携協定(TPP)の行方と共に北東アジアの安全保障政策でどのような舵取りをするのか気にかかるところだ。特に核・ミサイル開…

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主要世論調査すべて外れる、トランプ氏・共和党員ら反発 Donald Trump, Republicans defy all major media polls: ‘We were wrong. I apologize’

 主要メディアの世論調査人や評論家らは、大統領選でヒラリー・クリントン氏が勝利すると間違った予測をし、クリントン氏が取るとみていた州でドナルド・トランプ氏が勝ち、上院では民主党が勝利すると予測したが間違っていた。  AB…

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米大統領選で共和党のトランプ氏が当選した…

 米大統領選で共和党のトランプ氏が当選した衝撃は、さまざまな国、人々、分野に及んでいる。とりわけ各種世論調査をもとに民主党のクリントン氏優勢と予想していた米メディアの敗北感は大きく、世論調査の盲点も指摘されている。  投…

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保守回帰進むブラジル

労働党、統一地方選惨敗  ブラジルで10月、統一地方選挙が実施された。結果は、13年以上政権の座に就いてきた左派系労働党の没落と保守回帰の流れが明確となった。有権者は既存政党への強い不信感を抱いているのが現状だ。 (サン…

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北東アジア多者間安保協力が失敗した理由

韓国紙セゲイルボ  北東アジアで多者間信頼構築の機会の入り口が閉じられ、激烈な軍備拡張競争時代に突入して10年余りになる。こうなった理由は北東アジア各国の指導者が安保問題を定期的に討議できる対話の場を制度化できなかったた…

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皇太子殿下御夫妻、農業サミットに

 岐阜県を訪問中の皇太子殿下御夫妻は10日午後、岐阜市の岐阜メモリアルセンターで開かれた第19回全国農業担い手サミットの開会式に出席された。雅子さまの同サミット御出席は初めて。  皇太子殿下はあいさつで、「このサミットが…

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「新孤立主義」と「力」の信奉

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(1)  次期米大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が選ばれた衝撃に全世界が揺れている。「トランプ時代」の米国と世界の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行)  「アメリカ・…

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博多道路陥没、事故を繰り返した責任は重い

 福岡市博多区のJR博多駅前で、市道が長さ約30㍍、幅約27㍍、深さ約15㍍にわたって陥没した。  早朝だったこともあり、歩行者や車が被害に遭うことはなかったが、日中であれば大惨事となりかねない事故だった。  地下鉄の延…

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慶州地方で起きた地震

北核実験による誘発疑う  9月中旬、韓国慶州地方でマグニチュード5・8の地震が発生した。韓国では「観測史上最大規模だった」と言う。遺跡や歴史文化財の多い同地ではこれらにも被害が及んだ。地震については「安全地帯」と思われて…

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なぜ今また朴正煕なのか 「強いリーダーシップ」再評価

“大企業中心の世界経営”追求  来年は韓国の朴正煕(パクチョンヒ)元大統領の生誕100周年に当たる。韓国動乱の廃虚から「世界10位圏の経済大国」に飛躍する基礎を築いた指導者として、これまでもたびたび光を当てられてきたが、…

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日本共産党の党勢拡大 「赤旗」減っても増す影響

「絶対ダメ」でも電話  日本共産党の脅威が高まっている。一部では、7月と8月の2カ月で赤旗日刊紙部数が3万5000部減など日本共産党の衰退が論じられているが、日本共産党第6回中央委員会総会(6中総)の志位委員長の報告にあ…

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作家の野上彌生子は昭和5年ごろの日記に…

 作家の野上彌生子は昭和5年ごろの日記に「千人の凡庸な読者よりも一人のエリットに読まれることをのぞむ」と記したという。岩橋邦枝著『評伝 野上彌生子』(新潮社)にそう書かれている。  「エリット」とはエリートのことで、21…

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