Date archive for 11月, 2016

トランプ旋風にみる課題

地球だより  米大統領選は終わったが、選挙が問題提起した課題は大きい。米紙ワシントン・ポストの調査によると、共和党候補ドナルド・トランプ氏支持者が多く住む地域は白人の死亡率が高い地域と一致していた。こうした地域では絶望感…

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「権不五年」でも過分

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昔の人たちは「権不十年花無十日紅」だと言った。十年続く権勢はなく、十日間紅(あか)い花はないという意味だ。  1960年の4・19革命で権力の座から退いた李承晩大統領は権不十年の象…

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「老い」と「病」にどう向き合う

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 先賢に学び肯定的思考で なお人生の目的に向かい歩む  わが国における平均寿命は年々伸び続けて、今や「人生80年時代」を迎える昨今である。そこで問われるのは、「老い」をどう受け入れ「…

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19年ぶりの亡国のデジャブ

韓国紙セゲイルボ 国政遂行能力疑われる大統領  金泳三(キムヨンサム)元大統領の評価は低い。金融実名制、民主化運動、一心会廃止…、やったことは多いが、それでもなぜ評価は低いのだろうか。国を滅したからだ。  1997年1月…

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トランプ氏勝利、同盟重視の外交を求める

 米大統領選は、共和党の実業家ドナルド・トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン前国務長官を破った。来年1月に第45代大統領に就任する。  トランプ氏は選挙期間中、同盟国を軽視する発言を繰り返してきた。超大国の次期指導者…

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「リベラル革命」の継承阻止

 「まさか」が現実になり、全世界に衝撃を与えている。過激な発言を繰り返す共和党のドナルド・トランプ氏が、米国の舵(かじ)取りを担うことに不安を抱かない人はほとんどいないだろう。だが、米国民がトランプ氏を選んだ意味を冷静に…

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米大統領にトランプ氏

2016米大統領選 予想覆しクリントン氏に逆転 今後4年間の米国の針路を決める大統領選は8日投開票が行われ、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が激戦の末にヒラリー・クリントン前国務長官(69)を下し、当選を決めた。数々…

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モスル再建でイランの影響力拡大か U.S. leaving Mosul reconstruction to Iraq - potentially creating opening for Iran

 米国は戦禍のイラクとアフガニスタンの再建に1600億㌦以上を費やしたが、米政府は、イラクで進行中の戦争後の3度目の再建への資金拠出には消極的なようだ。  米当局者らは、イラクが「イスラム国」(IS)のテロリストらを排除…

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電通強制捜査/他の上場企業ならこの程度の社説で済まさないはず

◆意外な実態との落差  マイナビ大学生の就職企業人気ランキング(文系)で8位(2017年卒生)、6位(16年卒生)とベスト10を誇る広告業界のガリバー企業・電通の就労実態が実は、従業員を酷使する悪質な“ブラック”企業だっ…

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米大統領選についてニューヨーク・タイムズ紙…

 米大統領選についてニューヨーク・タイムズ紙はクリントン氏が勝つ可能性を84%とし、ウェブサイト「ファイブサーティーエイト」もクリントン氏勝利の確率を70・3%と分析。  一方、ワシントン・タイムズ紙はベテラン世論調査員…

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皇居で大綬章親授式

 秋の叙勲の大綬章親授式が8日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下が外国人2人を含む受章者10人に勲章を手渡された。  出席したのは桐花大綬章の江田五月元参院議長(75)、旭日大綬章の輿石東元参院副議長(80)、…

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香港議員資格剥奪、「一国二制度」形骸化を許すな

香港独立を視野に入れる「本土派」立法会(議会)議員2人の宣誓問題で、中国は議員資格剥奪に踏み切った。  全人代が基本法を解釈  中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が示した香港基本法(憲法)104条の解釈では、議員…

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きょう昼にも大勢判明へ

2016米大統領選 投票開始、鍵握る激戦州 クリントン氏優勢 トランプ氏は猛追  今後4年間の米国のかじ取り役を決める大統領選は8日朝(日本時間同日夜)、東部の州を皮切りに投票が始まった。米史上初の女性大統領を目指す民主…

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大阪府警機動隊員発言で沖縄県議会が抗議決議採択

大阪府警機動隊員発言で沖縄県議会が抗議決議採択

活動家の暴言は不問に、県民と本土の分断が狙いか  沖縄県の米軍北部訓練場(東村、国頭村)のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事の警備に当たる大阪府警機動隊員が、工事に反対する活動家に「土人」「シナ人」と発言した問題…

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日の丸ないウチナーンチュ大会

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  海外・県内外の沖縄県系人が一堂に会する第6回世界のウチナーンチュ大会(主催・同実行委員会)が10月26日から30日まで開かれた。過去最多となる26カ国・2地域の7297人が参加した…

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オバマのクローニーを怒らせることの代償 The price of offending an Obama crony

 オバマ陣営の貢献者の1人を怒らせることは、大統領自身をばかにするのと同じくらいキャリアを危うくする恐れがある。重要であるが、議会図書館(LC)が所管するほとんど知られていない米国著作権局の局長、マリア・パランテ女史は、…

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アメリカン・エンタープライズ政策研究所…

 アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員の加瀬みきさんが「長い選挙戦に慣れている専門家たちですら、嫌気が差すほど疲れる、醜い選挙戦であった」(小紙10月30日付ビューポイント)と。  その米大統領選の期間は、国…

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激変するアジアの地政学

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 中国と手を組んだ比国 活発化する中国の招待外交  フィリピンのドゥテルテ大統領の中国訪問はアジアの地政学を大きく変えた。前回、私は、フィリピンがパキスタンと北朝鮮に続きアジアでの忠…

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朴大統領は大丈夫か?

地球だより  韓国国民を失意のどん底に突き落としている朴槿恵大統領とその知人、崔順実(チェスンシル)容疑者による不正疑惑。親しくしている韓国の友人は記者の顔を見るなり「同じ韓国人として恥ずかしい限り」と言ってくるほどだ。…

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危機にさらされる国際秩序

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 外交分からぬトランプ氏 逆風に苦しむクリントン氏  大統領選の選挙戦では、2候補の不支持率がかつてないほど高い場合、注目を集めた方が負けることになる。  選挙が近づき、ヒラリー…

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天皇陛下、カザフスタン大統領と御会見

 天皇陛下は7日午前、来日中のカザフスタンのナザルバエフ大統領と皇居・御所で会見された。  宮内庁によると、陛下と大統領が会うのは4度目で、大統領は旧ソ連時代に行われた核実験に触れ、「カザフスタンも日本も被爆という共通の…

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「家庭教育支援法」は必要だ

 家庭教育は子育ての基本のキだ。ところが、都市化や核家族化などによって親たちが身近な人から子育てを学ぶ機会が減っている。そこで国や自治体が責任を持って家庭教育を支援する。そんな趣旨の「家庭教育支援法案」が来年の通常国会に…

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米大統領選きょう投票

クリントン氏訴追せず、私用メール問題でFBI 米大統領選の投票が8日(日本時間同日夜から9日午後)に行われる。共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が激戦を繰り広げる中、…

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