Date archive for 11月, 2016
朴槿恵の義理
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 その時はまだ本当の意味をくみ取ることができなかった。孔子が強調した「無信不立」(信なくば立たず)という故事のことだ。 国家を立てるのに必要な要素は何かという弟子の問いに対し、孔子…
新島襄と高山右近の生き様
名寄市立大学教授 加藤 隆 死を賭して海外へ出航 命より価値あるもの見いだす 幕末の鎖国令下にあって日本を密出航した人物がいる。新島襄である。また、それより前の江戸時代が緒に就いたころ、日本から国外追放された人物がいる…
セゲイルボ、鄭允会関連文書を全面公開
韓国紙セゲイルボ 「序列1位崔、2位鄭、3位朴」 セゲイルボは2014年11月、「鄭允会(チョンユンフェ)文書」報道で、影の実力者の国政介入疑惑を提起したが、大統領府と検察はその実態糾明ではなく、文書流出だけを問題にし…
バリューボーターの「復権」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6) 81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…
両陛下が愛知、長野訪問
2泊3日で私的御旅行 天皇、皇后両陛下は16日、私的旅行のため、愛知、長野両県を訪問された。2泊3日の日程で、滞在中は満蒙開拓の歴史を伝える記念館などを見学される。 新幹線でJR名古屋駅に到着された両陛下は、まず愛知…
駆け付け警護、国際常識に沿った活動を
政府は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する自衛隊に「駆け付け警護」任務を付与する。これで派遣部隊が現地で武装集団に襲われた際には救助してもらうが、他国部隊や人道支援組織が襲撃されても助けないという異常な状…
モスル奪還へのイラン系シーア派組織参戦で米指揮官苦境に Iran-backed Shiites join Iraqis in Mosul fight, put U.S. commanders in bind
米国の支援を受けたイラク兵が、モスル奪還作戦で初めて、イランの支援を受けるシーア派民兵組織と協力して戦っていることから、米国は、イラン政府が、イラク第2の都市モスルから「イスラム国」(IS)を排除する重要な戦闘で大きな…
数字は良かったGDP成長率に「内需」不振で警鐘ならす保守系各紙
◆外需主導成長を懸念 「内需後押しの環境作りを急げ」(読売)、「不確実性に耐える改革を」(産経)、「将来不安を映す民需の低迷」(日経)、「自律的拡大へ内需の強化を」(本紙)―― これは14日の今年7~9月期の国内総生…
今年は近くのスーパーで見掛けることがなかった…
今年は近くのスーパーで見掛けることがなかったと思っていたら、街の八百屋さんに置いてあった。食用菊である。青森県産の黄色い「阿房宮」も、山形県産の紫色の「もってのほか」もあった。 さっと茹(ゆ)でで、酢醤油(すじょうゆ…
次期政権と議会の協調が鍵
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー まずはオバマケア廃止 レーガン主義者との和解を ドナルド・トランプ氏は堂々と勝利し、ヒラリー・クリントン氏は敗北宣言で、広い心で、リーダーとしてのトランプ氏に協力したいと語っ…
両陛下、独大統領と御会見
天皇、皇后両陛下は15日、来日中のドイツのガウク大統領(76)と皇居・御所で会見された。 宮内庁によると、天皇陛下が「今回大統領をお迎えして日独関係をさらに発展させることができることをうれしく思います」と述べられると…
リベラルメディアの敗北
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5) 今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…
自律的拡大へ内需の強化を
2016年7~9月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比0・5%増、年率では2・2%増と3四半期連続のプラス成長で、15年1~3月期(年率5・0%増)以来の高い伸びになった。 とはいえ、成長は外需主導で内需が相変わら…
住民の生活を妨げる反基地活動
農業生産法人有限会社「カナンおきなわ」依田啓示社長に聞く 混乱する東村高江ヘリパッド工事現場 米軍北部訓練場の返還に伴うヘリパッド建設が進められている東村と国頭村には反基地活動家が多く押し寄せ、住民の生活に支障を来して…
「トランプ大統領」と翁長知事
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米国の新大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が就任することが決まったことを受け、翁長雄志知事はトランプ氏に祝電を送った。 その中で「アメリカと沖縄との関係について話し合う機会をつ…
例によってチャタリング・クラス(注)は的外れだった The chattering class was wrong, as usual
共和党は火曜日の夜、自殺した。私たちは信頼できる筋から、共和党がドナルド・トランプを選んだら、共和党は、正しくそういうことになるだろうと、聞かされていた。賢明な人たちが、必ずしも大小マスコミの賢明な連中とは限らないが、…
わが国の自然科学系の賞で最も伝統がある…
わが国の自然科学系の賞で最も伝統がある仁科記念賞に今年度、高柳匡・京都大基礎物理学研究所教授(41)が選ばれた。 複数の粒子がセットで状態の重なりをつくる「量子もつれ」という現象の研究が対象だ。同賞の受賞者は今回を含…
大統領選挙での惨敗、米マスメディアに第2の弔鐘
先週の米大統領選では、ヒラリー候補だけでなく、世論への影響力を全く発揮できなかった米国の新聞・テレビも惨敗した。将来を絶望させるような弔鐘が鳴った。 米紙のうちトランプ支持は1%だけ。96%がヒラリー支持を宣言してい…
朴槿恵大統領をめぐる疑惑の真相に迫る!!
世界日報Podcastへようこそ。 有識者インタビュー、座談会、記者を囲む会などの音声を中心にお届けします。 今回は、韓国・ソウル特派員経験者3名による座談会です。今韓国では、朴槿恵大統領をめぐる疑惑に対して、連日退陣を…
佳子殿下、少年の主張全国大会に
秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子殿下(21)は13日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「第38回少年の主張全国大会」に出席し、全国55万人余りの応募者から選ばれた中学生12人の発表に熱心に耳を傾…
看過できぬ中国の宇宙開発
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 狙いは宇宙の戦力化に 戦略的領域を多面的に拡大 急台頭する中国は海洋進出を拡大し、南シナ海や東シナ海で関係国との間に緊張や摩擦を巻き起こしている。特に南シナ海ではハーグの仲裁裁判所の裁定に…
変容する米国に白人反発
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(4) わいせつ発言や所得税の不払い疑惑――。普通の候補者なら致命傷となる数々の暴言や疑惑にもかかわらず、ドナルド・トランプ氏は米大統領選で勝利した。有権者が今までと違う基…
日印首脳会談、アジア太平洋で戦略的連携を
安倍晋三首相がインドのモディ首相と会談し、日印両政府は日本の原子力関連技術のインドへの輸出を可能にする原子力協定に署名した。また、両首脳は海洋進出の動きを強める中国を念頭に「一方的な現状変更の試みは認められない」として…