Date archive for 11月, 2016
信州大教授が3月、子宮頸がんワクチンにより…
信州大教授が3月、子宮頸(けい)がんワクチンにより脳障害が起きる可能性があることを公表したが、マウスを使った実験結果に対して月刊誌「Wedge」が「捏造だ」と報じた件。その後、同大に外部調査委員会が設置され調査していた…
フィリピン南部で武装勢力による混乱続く
アキノ前政権での包括的和平合意に基づき、ドゥテルテ政権と和平プロセスを進めているフィリピンの反政府イスラム勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)。しかし内部には複数の派閥が存在し、土地問題などをめぐる部族的な対立が絶…
日銀の政策転換と経済の展望
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 1%程度の持続的成長 物価目標2%にこだわるな 日本銀行は、2カ月前の金融政策枠組み転換の決定を踏まえて、金融政策の運営態度を変えてきた。 まず、今月初めの政策委員会・…
暴露直前「朴槿恵は真相語れ」 北宣伝が左派を扇動
韓国・国政介入疑惑 2年前、崔氏一家資料準備か 韓国の国政介入疑惑をめぐり朴槿恵大統領への退陣圧力が続く中、反政府デモを主導しているとみられる国内左派が北朝鮮メディアの影響を受けて動いているとの見方が浮上している。(編…
首相とトランプ氏、友好を同盟強化につなげよ
安倍晋三首相は米ニューヨークでトランプ次期大統領と会談を行った。次期米大統領と日本首相との会談は異例である。 国際社会を安定させる上で各国の首脳同士の個人的信頼関係は欠かせない。その意味で、首相とトランプ氏が良好な関…
死のタブー視と終末期医療の質との関連性伝えた「外国人記者は見た+」
◆理想はぽっくり死? 「TVやインターネットでは出会えない“もう一つの目線”が『新たなニッポンのカタチ』を浮かび上がらせる、新スタイルのニュース番組です」 これはBS-TBSの毎週日曜夜10時放送の「外国人記者は見た…
「大空の深きに落葉舞ひ上る」(高浜虚子)…
「大空の深きに落葉舞ひ上る」(高浜虚子)。落ち葉が増える季節になった。空気が乾いている時は、踏むとかさかさと音を立てる。 この音が寂しいような、楽しいような不思議な気分にさせてくれる。それにしても、同じ落ち葉でも紅葉…
両陛下、私的旅行から御帰京
私的旅行のため16日から愛知、長野両県を訪問していた天皇、皇后両陛下は18日午後、JR名古屋駅から新幹線で帰京された。 同日午前は愛知県小牧市のメナード美術館を訪れ、天皇陛下はモチーフや描画の手法について質問しながら…
脅かされる「世界秩序」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(8) 「ドナルド・トランプ氏の当選は、より不確実な時代に入ることを意味する」 米調査会社ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は、米大統領選の結果をこう表現する。 …
露閣僚失脚、領土問題の原点踏まえ対応を
12月中旬の山口県での日露首脳会談を控え、ロシアの捜査当局はウリュカエフ前経済発展相を収賄の疑いで刑事訴追した。ウリュカエフ氏に対し、プーチン大統領は「信頼を失った」として経済発展相の職務を解任した。ウリュカエフ氏は、…
上院共和党、トランプ氏の閣僚候補を拒否 Senate Republicans won’t commit to supporting Trump’s Cabinet nominees
ランド・ポール上院議員は16日、ドナルド・トランプ氏がジョン・ホルトン氏、ルドルフ・ジュリアーニ氏のような人物を国務長官に指名すれば、上院民主党の議事妨害に加わるなどできる限りのことをして、指名の承認を阻止すると語った…
安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談…
安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談した。まずは良いスタートが切れたのではないか。何より大統領選後、トランプ氏が初めて会談する外国首脳となったことが大きい。 スポーツの試合でも戦争でも、速攻がいいのか、相手の出方…
トランプ当選、理性文明に人間が勝利
理性主義は正しいのか 米国大統領選挙で、トランプ氏が当選した。それは人間の勝利であった。何に対する勝利か? それは理性や理性の生み出したハイテクやグローバル化に対する勝利だった。 いま舞台上演中の『メトロポリス』は原…
物価高騰抗議デモの不発
地球だより 11月11日の金曜日に、最近の物価高に抗議するデモが企画されたが、不発に終わった。シシ大統領による、過激派イスラム集団「ムスリム同胞団」を含む反体制派への監視体制が奏功した格好だ。 在エジプト日本国大使館…
“トランプ時代”の安保戦略に備えよ
韓国紙セゲイルボ 米大統領選でのトランプ勝利は、対外的には「米国優先主義」基調となり、国際的介入・役割を縮小する可能性が心配される。トランプは海外軍事介入縮小、同盟および友邦の防衛分担拡大、世界警察の役割の代わりに米国…
両陛下、満蒙開拓の記念館に
引き揚げ者と御懇談 飯田市のりんご並木も御見学 私的旅行で長野県に滞在中の天皇、皇后両陛下は17日午後、飯田市のシンボルとなっている「りんご並木」を見学し、木の手入れをしている地元の中学生と交流された。 並木は、19…
米社会の「保守回帰」に期待感
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(7) 米連邦最高裁判所は昨年、同性婚を全米で認める判決を下すなど、米国内の社会問題に絶大な影響力を持つ。連邦判事は終身制で、いったん就任すれば、その判事の価値観は20~3…
元女優大麻事件、危険伝える教育の徹底を
元女優の高樹沙耶容疑者が大麻取締法違反(所持)で起訴された。岡山と茨城両県では、高校生らが同じ容疑で相次いで逮捕されている。薬物乱用防止の啓発・教育に力を入れ、“大麻汚染”の拡大を食い止めたい。 若年層の乱用傾向増大…
北方領土で「自由民主」 「二島返還」下慣らし?
東郷和彦氏が連載記事 ロシアのプーチン大統領訪日を12月に控え、北方領土交渉への「新しいアプローチ」(安倍晋三首相)が取り沙汰されている。大手紙では読売新聞9月23日付「北方領土、2島返還が最低限」「平和条約『4島帰属…
「民進」のTPP「提案」 安倍内閣の交渉に批判
トランプ米政権対策を 民進党の機関紙「民進プレス」11月4日号は、環太平洋連携協定(TPP、同紙は「環太平洋パートナーシップ協定」と表記)に「党としての提案」を4㌻にわたって掲載した。タブレット版8㌻の同紙の半分を使っ…
「赤旗」の米大統領選 綱領で解けぬトランプ氏
TPP反対には「当選」強調 共産党にとって米国は“資本主義の宗主国”で特別な国だ。党綱領に同国名が何度も登場する。「アメリカ帝国主義は、世界の平和と安全、諸国民の主権と独立にとって最大の脅威となっている」「その覇権主義…
「見しことのなき狼を恐れけり」(作者不詳)…
「見しことのなき狼を恐れけり」(作者不詳)。「見たことはないが、山へ入ると狼に出会うのではないか、という恐怖に襲われる」という意味だ。これは俳句なのだろうか?と思いながら歳時記を見ると、狼は冬の季語だった。立派な俳句作…
トランプ氏に期待する中東諸国
トランプ氏の勝利が中東各国に希望をもたらしている。理由は、オバマ氏が8年間、中東諸国に強いてきた「冷淡な仕打ち」にある。中東諸国は近年、オバマ米国を見捨て、露中に接近してきた。しかし本音は、米国との関係改善を望んでいる…