北米・中南米 rss

変わらぬ米国の対中強硬姿勢

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日米豪印を中核に連携を 影響力増す在米インド人移民  米大統領選は11月3日、投票が実施され、メディアはバイデン・ハリス民主党コンビの当確を報道した。しかし現職共和党のトラ…

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黒人暴行死で抗議デモ ブラジル

外資系スーパー破壊も ブラジル南部のリオグランデドスル州の州都ポルトアレグレにあるフランス系スーパーマーケット「カルフール」で19日、買い物中の黒人男性(40)が警備員に暴行され、死亡する事件が発生、ブラジル国内で抗議デ…

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米民主党内で対立する派閥、バイデン氏の増税・財政出動策では結束 Biden’s intent to tax and spend unites rival Democratic factions

 米民主党内では派閥が対立しているが、一致していることが一つある。それは、ジョゼフ・バイデン氏が大統領になった時は増税しなければならない、ということだ。  左派はリベラルな政策課題を実現するビジョンをめぐって対立している…

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バイデン氏息子 中国から巨額資金

米上院が新報告 米上院が18日、バイデン前副大統領の息子ハンター・バイデン氏と、中国共産党に近い富豪との資金、事業でのつながりを示す新たな報告を公表した。  報告を作成したのは、上院のグラスリー財政委員長(共和党)とジョ…

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バイデン氏のEV推進、環境への影響懸念 Biden’s drive for electric vehicles raises environmental concerns

 バイデン前副大統領ら民主党員は、米国の将来のグリーンエネルギー政策の一環として電気自動車(EV)への転換を進める前に、それが環境にとってどのような意味を持つのかをよく検討してみた方がいい。  二酸化炭素排出ゼロを名目に…

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「ジョー・バイデンの米国」に備えて

東洋学園大学教授 櫻田 淳 米国第一から国際協調へ 日本が具体策を発信する好機  11月7日夜(米国東部時間)、ジョセフ・R・バイデン(米国前副大統領)は、2020年米国大統領選挙に際しての勝利を宣言した。「米国を再び偉…

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米軍事力は依然「最低限」

保守系シンクタンクが報告  ロシア、中国が軍事力を向上させている一方で、米軍の能力は「最低限」にとどまっている。米保守系シンクタンク、ヘリテージ財団国防センターは17日、最新報告「2021年米軍事力指標」でこのような評価…

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ICBM迎撃実験 初成功

海上からも可能、北朝鮮牽制  米国防総省ミサイル防衛局は17日、日本と米国が共同開発したイージス艦搭載迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」による大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験に成功したと発表した。SM3ブロック2…

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パリ協定はカネがかかって益無し Biden’s power pact: A return to the Paris climate accord would cost much, yield little

 言われているように、権力が崩壊すると、米国民はびっくりして、何か悪いことが起こるに違いないと感じ始める。ジョー・バイデンが気候変動ネットワークに復帰するだろうといったような。しかし、彼は地球温暖化から世界を救うよりも、…

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就任5日で辞任表明 ペルー大統領

反政府デモが激化  南米ペルーのメリノ大統領(59)が15日、辞任を表明した。汚職疑惑で国会に罷免されたビスカラ前大統領(57)に代わり10日に就任したばかりだった。メリノ大統領に任命された閣僚らも15日付で辞任した。 …

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トランプ氏 徹底抗戦の構え崩さず 米大統領選

NEWSクローズ・アップ 「大型訴訟を起こす」  米大統領選でバイデン前副大統領が「勝利」を宣言したのに対し、トランプ大統領は、不正があったとして法廷闘争を展開している。トランプ氏は15日、ツイッターで大統領選の違憲性を…

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選挙盗むな、あと4年 米ワシントン、トランプ氏支持者がデモ

 米大統領選の結果をめぐり法廷闘争を続けるトランプ大統領への支持を示し、公正な選挙を求める抗議集会が14日、米首都ワシントンで開催され、1万人以上が参加した。  参加者は、ホワイトハウス近くの広場から、連邦最高裁判所に向…

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全50州・首都の結果が「判明」、トランプ氏は法廷闘争を継続

 米CNNテレビなどは13日、大統領選で南部ジョージア州(選挙人16人)をバイデン前副大統領(77)、同ノースカロライナ州(同15人)をトランプ大統領(74)がそれぞれ制したと報じた。これにより全米50州と首都ワシントン…

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郵便投票不正の内部告発者、アフガン時代よりひどい扱いを受ける Whistleblower: Flak worse than Afghans’

 ペンシルベニア州の目立たない郵便配達員であるリチャード・ホプキンス氏は1週間もしないうちに、2020年米大統領選で最も有名な内部告発者になってしまった。だが、メディアのスポットライトを浴び続けるくらいなら、敵の銃撃に直…

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2019年10月1日、中国・北京の建国70周年記念軍事パレードで公開された新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」(EPA時事)

中国 核弾頭製造施設を急拡大

米の衛星画像で明らかに  中国は、増強を進めるミサイル・爆撃機用の核弾頭を製造するための極秘計画の一環としてプルトニウム・ウラン工場を拡充させるなど、核戦力を急速に強化している。ワシントン・タイムズ紙が入手した米政府の4…

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各国で宗教迫害が増加―ピュー・リサーチ・センター Religious persecution increasing, Pew Research Center report finds

 世界各地で近年、宗教的表現の自由への当局による弾圧が強まっていることが、世界の宗教迫害に関する最新の報告で明らかになった。  ピュー・リサーチ・センターが実施した宗教への政府当局による制限の追跡調査によると、2018年…

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軽食「パステウ」の美味しさーブラジルから

地球だより  ブラジルを代表する軽食の一つに「パステウ」がある。巨大な揚げギョーザとでも言えばよいのだろうか。小麦粉を練った生地を薄く正方形などに伸ばし、中に具を挟んで油で揚げる。それだけの料理だ。  実にシンプルだが、…

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米国 民主穏健派、党の左傾化非難

上下院選不振で対立表面化  米大統領選と同時に3日に実施された連邦上下院選で、大方の予想を覆し、共和党が健闘した。結果が振るわなかった民主党では、穏健派から党の左傾化が苦戦の原因だと非難の声が上がった。今後の党の方向性を…

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不正横行 証言相次ぐ 米大統領選

期日過ぎた郵便も集計 虚偽の人名用いて投票  トランプ米大統領の選対陣営は、3日に実施された大統領選における多数の不正の証言を集めている。これらは、不正行為を目撃したという投票所スタッフや郵便局の従業員、選挙監視人らによ…

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司法長官 不正捜査認める 米大統領選

トランプ陣営 ペンシルベニア州を提訴 結果差し止め求め  米国のバー司法長官は9日、全米の連邦検察に対し大統領選の不正行為について捜査するよう促した。同氏は書簡で「真実なら各州の選挙結果に影響を与え得る不正の明確な申し立…

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「選挙後」の扇動は、無政府状態を助長する Post-election agitation adds to the mainstreaming of anarchy

 暴動が起きる時には、常に理由がある――それは、ちょっと合理的に考える人たちにとっては理解できないかもしれない。それが選挙シーズンのこととなると、大抵の人は一票を投じるチャンスに喜びを覚える。もっとも、中には、むしろ、石…

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バイデン氏 「勝利」宣言、政権移行へ準備加速

米大統領選 トランプ氏徹底抗戦  米大統領選で当選確実が報じられた民主党のバイデン前副大統領(77)は7日夜(日本時間8日午前)、地元デラウェア州で演説し、「勝利」を宣言した。新型コロナウイルスの対策チームを立ち上げるな…

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揺らぐ民主主義の根幹 米大統領選

編集委員 早川俊行  混乱が続く米大統領選で、明らかになったことが一つある。それは米国の民主主義の威信が地に落ちたことだ。  選挙を公正に行うことは、民主主義の根幹である。ところが、今回の大統領選では不正が疑われる事例が…

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