北米・中南米
トランプ氏逆転の可能性は
11月3日の米大統領選まで1週間となった。世論調査では民主党候補のバイデン前副大統領の優勢が伝えられているが、トランプ大統領の再選の望みが絶たれたわけではない。トランプ氏逆転のシナリオや優位点を探ってみた。(編集委員・…
米国次期政権と対北朝鮮政策
インタビューfocus 米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏 来年初頭にICBM実験も 北朝鮮は10日に実施した軍事パレードで大きな新型移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの新型兵器を公開した。北朝…
米大統領選結果はいかに決まるか
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 投票制約する事例が横行 期日前短縮や身分証明厳格化 長かった米大統領選挙戦がやっと終わろうとしている。しかし、投票日の翌朝までに新大統領が決まるか、何よりもいか…
トランプ陣営の明るい材料は新規有権者登録 New voters give hope to Trump campaign
最後の2週間に入った米大統領選で、トランプ大統領の陣営が世論調査でリードする民主党候補ジョゼフ・バイデンに勝つために当てにしているのは、共和党がカギを握る激戦州で有権者登録を増やしたことと、大規模な地上戦を展開している…
米グーグル提訴 独占の実態を明らかにせよ
米司法省と11州は、米グーグルが検索サービスで競争を阻害しているとして、反トラスト法(独占禁止法)違反で同社を首都ワシントンの連邦地裁に提訴した。 公正な競争を実現するためにも、裁判で独占の実態を明らかにする必要があ…
新型コロナ 対中政策で激論 決戦に向け最後のテレビ討論会
互いの疑惑追及も 11月3日に行われる米大統領選に向けた共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)による最後のテレビ討論会が22日夜(日本時間23日午前)、南部テネシー州で開かれた。両候補は、新型…
イランが有権者情報を入手、なりすましメールで脅迫 Iran obtained voter information, sending ‘spoof emails’ to intimidate voters, ‘damage’ Trump
ラトクリフ国家情報長官は21日、イランとロシアが米有権者の登録情報を入手し、イランはすでにその情報を使って、有権者を「脅迫」し、「トランプ大統領の評判を貶(おとし)め」ていると述べた。 ラトクリフ氏と連邦捜査局(FB…
トランプ氏 バイデン氏「息子疑惑」追及
リベラル系メディアは黙殺 TV討論会でも議題へ 11月3日の米大統領選が迫る中、トランプ大統領は、米タブロイド紙が報じた民主党候補バイデン前副大統領と息子ハンター氏をめぐる疑惑への追及を強めている。疑惑については保守系…
「世界一貧しい」元大統領引退
ウルグアイ ムヒカ氏 南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ上院議員(85)が20日、政界からの引退を表明した。地元メディアによると、同氏は免疫系の持病を抱えており、「政治家の仕事は、足を運んで人と話すことだが、新型コ…
バイデンは米経済を弱体化させる可能性あり Flipping a coin on fossil fuels: Biden energy plan could weaken the U.S. economy
米国の経済はエネルギーで走っている。そして、その燃料が手頃な値段で入手可能な時、いっそう力強く走る。現在ほど、エネルギーが豊富だったことはほとんどなく、トランプ大統領の政策がその傾向を強める助けをしている。トランプ政権…
ボリビア大統領選18日投票、左派候補が優勢
南米ボリビアで18日、大統領選挙の第1回投票が実施される。当初は5月に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた。 今回の選挙は、反米左派モラレス大統領が昨年10月の大統領選挙で行った…
新START 米、露の延長提案を拒否
オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、米露の新戦略兵器削減条約(新START)を無条件で1年間延長するよう求めたロシアのプーチン大統領の提案について、「見込みがない」として拒否した。来年2月の失効を前…
米共和党、上院で過半数割れの恐れ Republicans worry about losing control of Senate
Republicans are worried that a Democratic takeover of the Senate is increasingly likely, and many are hoping f…
米大統領選 2候補同時にTV集会
米大統領選で対決するトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領が15日夜(日本時間16日午前)、それぞれテレビ中継で有権者との対話集会を開いた。(ワシントン・山崎洋介) トランプ氏「経済復活」強調 バイデン氏 コロ…
現代の戦場で活躍の場失う戦車 The mighty tank struggles to find a place on the modern battlefield
「クルスクの戦い」や「砂漠のあらし」作戦など、20世紀の戦場では戦車が活躍し、戦闘を特徴付けてきた。 しかし、今後の戦闘で強力な戦車が活躍する場があるかどうかは全く不透明だ。専門家らは、ロケット攻撃が効果を高め、高度…
地獄絵図のような森林火災ーブラジルから
地球だより ブラジルは今年、半世紀ぶりとも言われるうだるような暑さと旱魃(かんばつ)に襲われている。中西部と北部を襲う深刻な旱魃は、今後何年も続く可能性が指摘されており、アマゾン熱帯雨林や世界最大の湿原であるパンタナル…
米民主党 最高裁判事増員案が浮上
トランプ米大統領が先月、連邦最高裁判所判事にエイミー・バレット連邦高裁判事を指名したことを受け、民主党内で、政権奪還後に最高裁判事の定員を増やす案が浮上している。この案には司法への国民の信頼を失墜させる恐れがあるが、民…
ハリスは「無謀社会」への道を開く A ticket for recklessness: Harris leaves little debate over where Biden would steer America
共和党のマイク・ペンス副大統領と、民主党のカマラ・ハリス副大統領候補の隔たりは、単なるアクリル板(透明の仕切り)以上のものである。水曜日(7日)の夜に行われた1回のみの副大統領候補討論会の中で示された、米国をいかに指導…
トランプ氏 活動再開へ
巻き返しへ強気の姿勢 トランプ米大統領は10日、新型コロナウイルス感染後初めて公式行事に参加し、11月の大統領選に向け活動を再開する。ホワイトハウスが9日、発表した。週明けには退院後初の支持者集会を開く予定で、選挙戦終…
大統領選と抗議活動で存在感高めるアンティファ Election, protests boost Antifa’s profile
アンティファの存在感が急上昇している。先週の米大統領候補者討論会でもその名前が取り上げられた。 アンティファ運動が主流になるにつれ、その同調者たちは暴力をエスカレートさせている。石を投げたり、扉を封鎖するだけでなく、…
白人至上主義者が国内過激派最大の脅威 DHS: White supremacists are the most lethal domestic extremist threat
昨年、米国内の過激派による事件での死者数が、過去25年間で最多となった。そのうちのほとんどは白人至上主義者によるものだった。国土安全保障省の新たな脅威評価報告で明らかになった。 公表が待たされていたこの報告は、白人至…
新型コロナめぐり舌戦、副大統領候補テレビ討論会
11月の米大統領選に向けた副大統領候補のテレビ討論会が7日夜(日本時間8日午前)、ユタ州ソルトレークシティーで行われ、ペンス副大統領(61)とハリス上院議員(55)が新型コロナウイルスへの対応などをめぐり舌戦を繰り広げ…
トランプ氏感染で注目増、きょう副大統領討論会
11月の米大統領選に向けた副大統領候補のテレビ討論会が7日夜(日本時間8日朝)、ユタ州ソルトレークシティーで行われる。強固な保守派として知られるペンス副大統領(61)と米史上初の女性副大統領を目指すハリス上院議員(55…