国際 rss

虚飾のキリスト教信仰 欲しかったのは「肩書」か

米建国の理念はどこに(7)  オバマ米大統領が初めてジェレマイア・ライト牧師のもとを訪ねたのは1985年の夏だった。当時、住民運動を組織するコミュニティー・オーガナイザーとして、シカゴの有力黒人教会を率いるライト師の力を…

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ライト牧師の過激思想 ルーツはマルクス主義

米建国の理念はどこに(6)  2008年3月、衝撃の映像が米国のお茶の間に流れた。上院議員だったオバマ大統領が民主党の大統領候補指名争いで、ヒラリー・クリントン氏とデッドヒートを繰り広げていた時期だった。  「政府は我々…

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米与野党は政府機関閉鎖の長期化を避けよ

米国では2014会計年度(13年10月~14年9月)暫定予算の不成立が確定し、連邦政府機関の一部が閉鎖された。 予算をめぐる与野党の話し合いが平行線に終わったためだ。与野党は事態の長期化を避けるため、妥協点を探らなければ…

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対照的な2人の大統領 自由保障したジェファーソン

米建国の理念はどこに(5)  米独立宣言の起草者で第3代大統領のトーマス・ジェファーソンは、1802年にコネティカット州ダンベリーのバプテスト連盟に送った書簡に「教会と国家の分離の壁」と書いたことで、現代の米国では、公の…

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深々と浸透する「従北」勢力-「月刊朝鮮」より

80年代学生運動で胚胎  統合進歩党の李石基議員の「内乱陰謀」事件は韓国の政界、思想界を震撼させており、いまだ余震は収まりそうもない。いやむしろ、いま明らかにされつつある内容からして、今後、ますます激しさを増しそうな勢い…

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準備されていた“内乱陰謀”-「月刊朝鮮」より

北偵察総局が直派スパイに指示  「李石基内乱陰謀事件」を契機に、彼の「革命組織」(RO)の秘密会合でやり取りされた破壊工作が具体化した場合のシミュレーションが行われている。それは、どれほど韓国社会がテロ破壊工作に脆弱だっ…

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民族・国家のアイデンティティー構築を プーチン露大統領

バルダイ会議で演説  ロシアのプーチン大統領は9月19日、ロシア専門家などを集めて毎年開催している「バルダイ会議」で演説し、「ロシアの民族・国家のアイデンティティー」を自ら規定する必要性があると語った。一方、今回のバルダ…

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“ダイエット共和国”

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  ダイエットは歳月が流れて変質した。ダイエットは元来、健康のために体重を少し減らしたり制限された食事をすることを意味した。すらりとした体がすなわち「ファッションであり競争力」となって…

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歪曲された「分離の壁」  信教の自由擁護が真意

米建国の理念はどこに(4)  ワシントンから南西に車で約2時間。豊かな自然に恵まれたバージニア州シャーロッツビルには、独立宣言の起草者で第3代大統領のトーマス・ジェファーソンが過ごした邸宅「モンティチェロ」がある。モンテ…

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韓国史の「国定教科書」復活

韓国紙セゲイルボを読む 消耗的論争に終止符を  「歴史教科書の生命は事実関係を正確に記述することです。特定の歴史観を問題視する一方で、みな教科書は自分たちが正しいと考える歴史だけを教えるのではないという点を明確に認識しな…

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次世代戦闘機事業の成功に必要なものは

韓国紙セゲイルボを読む  空軍の次世代戦闘機(FX)事業が原点に戻ってきた。F35A、ユーロファイター、F15SEの3機種が競争したが、入札過程で事業費を超過しない価格を提示したF15SEだけが単独候補として残り、勝負が…

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休暇は日光浴でゴロゴロ ロシアから

地球だより  ロシア人の休暇は、日本人のそれとは質的に異なっている。日本人の主な目的は、現地の観光名所を見てまわること。「観光地の写真を撮りまくっているのはたいてい日本人」というのは、欧米でもロシアでも有名である。  一…

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行き詰る“ポピュリズム公約”-韓国

年金一律支給できず修正  韓国で65歳以上のお年寄り全員に一律20万ウォン(約1万8000円)の年金を支給するという朴槿恵大統領の公約が修正を余儀なくされ、さまざまな波紋が広がっているが、こうした“ポピュリズム(大衆迎合…

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建国の父たちの宗教観 道徳・秩序の基盤と認識

米建国の理念はどこに(3)  米国の建国の父たちは、全員が敬虔なキリスト教徒だったわけではない。元タイム誌記者で大学教授のデービッド・エイクマン氏によると、彼らの宗教観は幅広く、献身的な福音派キリスト教徒から、神は最初に…

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化学兵器全廃へ支援が急務/対シリア決議

国連安全保障理事会はシリアに化学兵器廃棄を義務付ける決議案を全会一致で採択した。内戦発生以来、シリア問題に関して拘束力のある決議が採択されたのは初めてだ。 だが、シリア側が内戦を理由に応じない恐れもある。国際社会はシリア…

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イラン穏健派に騙されるな

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核疑惑交渉は時間稼ぎ ウラン濃縮の停止を求めよ  【ワシントン】イラン「穏健派」の探索は30年たった今も続く。このところの盛り上がりを見ると、武器と人質の交換に失敗したイラン・…

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押し寄せる世俗化の波 取り除かれる国家の礎

米建国の理念はどこに(2)  米国の首都ワシントン中心部にそびえるワシントン記念塔。広い緑地帯から青空に突き刺す白亜の塔は実に美しい。残念ながら現在は、2011年の地震で生じたひびの補修作業のため、足場で覆われてしまって…

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ワシントンの信念 米国の独立は「神の摂理」

米建国の理念はどこに(1) 第1部では、リベラルな政策を推し進めるオバマ米大統領と宗教界の間で激化する摩擦の事例を紹介したが、第2部では、キリスト教を土台とする建国以来の宗教的伝統から乖離しつつある米国の姿を報告する。 …

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韓国最高裁賠償判決に思う

弁護士 秋山 昭八 日韓請求権協定を無視法律論として首肯し得ない  韓国で7月、戦時中の強制徴用に対する個人の賠償請求権を認め、日本企業に元労働者への賠償金支払いなどを命じる判決が続いたが、判決は日韓請求権協定(1965…

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「小貪大失の愚」犯すな

 「建前では嫌いだが、本音では大好きな恋人関係」、「儒教習慣の強い韓国は兄(中国)の侵略より、弟(日本)の侵略歴史について感情が深い」――。韓日関係を表する時、よく指摘される言葉だ。  今上天皇は2002W杯共催の時、「…

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懸念される東シナ海の有事

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 エスカレート食い止めよ日中で危機管理体制構築を  去る8月12日に日中平和友好条約35周年を迎えた。冷戦下に多くの障壁を克服して平和友好が約束されたが、今日の両国関係は、昨年の国交正常化40…

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日本の技術支援に期待ブルンジのヌダイゼイエ前大統領に聞く

最大の課題はエネルギー確保  アフリカ中部ブルンジのドミシアン・ヌダイゼイエ前大統領はこのほど都内で、世界日報のインタビューに応え、1993年から10年以上にわたった内戦を克服し、現在の最大の課題は経済と復興だと強調、日…

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中国とどう付き合うか?日本の政治再建は? 京都大学名誉教授 中西輝政

中国経済に世界史的異変  安倍晋三首相のブレーンとして知られる中西輝政京都大学名誉教授は、150回目を迎えた世日クラブ講演会(8月20日)で、「中国とどう付き合うか~日本の政治再建は?」と題し講演した。中西氏は、中国経済…

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