国際
トランプ米大統領、軍事力行使に言及せず
紛争回避しイランに圧力 イランによるイラクの米軍駐留基地へのミサイル攻撃を受け、トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで演説し、米国人に死傷者は出なかったと発表。イランはさらなる攻撃を「抑制しているようだ」との見方を示…
驚くばかりの学校生活
地球だより ブラジルを代表するスポーツと言えば、日本では間違いなくサッカーという答えが返ってきそうだが、サッカーに劣らず人気があるのがバレーボールだ。 記者の娘もブラジルの地元高校でバレーボールをやっていて、さまざま…
誰がラテ、コンデか
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「ラテヌン マリヤ…」(ラテは馬だ)。略して“ラテ”と言い、英語では“Latte is horse”と言う。「ナテヌン マリヤ…」(俺の時はなあ…)と言いながら、訓示する既成世代を…
防衛産業基盤強化に取り組む米政権、ドローン国産化を促進
トランプ米政権は、スパイやサイバー攻撃など安全保障上の懸念がある中国製ドローンの排除を進めるとともに、こうした小型無人機の国内産業基盤の立て直しを図っている。現在、市場で高いシェアを占める中国に対抗し、国産化を促進する…
ハイブリッド地政学と外交の時代、韓国は多重的圧力に直面も
「私は金正日委員長に米軍が韓半島に駐留するのは単純に北朝鮮に対抗するだけでなく、統一された以後にも米軍が駐留することが重要だと話した」 金大中元大統領は2000年11月、リー・クアンユー元シンガポール首相と会談し、5…
米国では世代間で国家観に隔たり
米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」は、米国民に社会主義・共産主義への見解を尋ねる世論調査を行っているが、昨年9月に実施した調査では、以下のような興味深い質問を設けた。 「米国の独立宣言と共産党宣言、どちらが自由・…
「米軍に死傷者なし」―トランプ氏
イランへの反撃に言及せず イランによるイラクの米軍駐留基地へのミサイル攻撃を受け、トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで演説し、米国人に死傷者は出なかったと発表。イランはさらなる攻撃を「抑制しているようだ」との見方を…
イランが米に報復攻撃、イラク駐留2基地にミサイル
米国防総省は7日、イラクにある駐留米軍基地にイランが弾道ミサイルを発射し、少なくとも2カ所を攻撃したと発表した。イランは革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことへの報復だとした。米兵に死者は確認され…
米イラン緊張、両国は報復の連鎖を絶て
イランの精鋭、コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で、米国とイランの間の緊張が高まっている。再び中東を戦場としないため双方の自制が必要だ。 米軍基地にミサイル コッズ部隊は、対外工作や情報収集に当たってきたとされ、兵力…
ウイグルやロヒンギャから 多数の難民を受け入れる夢
難民問題に関わる私の新年の夢は、日本が、民族浄化的大迫害を受けている中国やミャンマーのイスラム系少数民族、ウイグル、ロヒンギャなどの難民を多数受け入れ、助けることだ。 民族浄化問題は本欄でも取り上げてきたが、昨年1年…
民主「労働者離れ」防げるか
アメリカの選択 展望2020大統領選(3) 米首都ワシントン近郊から車で西に約4時間。アパラチア山脈を越えた先にウェストバージニア州北中部の町、フェアモントがある。北方にある鉄鋼都市、ピッツバーグ(ペンシルベニア州)に…
国連と中国 影響力拡大に対する警戒を
国連は、加盟国数が193カ国に上る世界最大の国際機関である。 その国連で中国の影響力が拡大している。強権政治を正当化するために国連を利用する中国への警戒が求められる。 ウイグル問題で脅しも 昨年8月、中国農業農村省…
「狂乱の2020年代」にならないようにするには Tempering the ‘roaring 2020s’
20年代が再びやって来た。新たな世紀に向かって一回転したのだ。今度の20年代は、皆の曽祖父の時代の20年代とは違うものになるだろう。21世紀の3番目の10年代は、前の世紀と同じような、やりたい放題の精神では発進しなかっ…
オーストリアで国民党・緑の党連立政権発足へ
オーストリアで中道右派・国民党と緑の党の連立交渉が成功裏に終わり、7日にも大統領府でバン・デア・ベレン大統領の下で宣誓式に臨み、連立政権をスタートさせる。州レベルでは両党の連立は存在するが、連邦レベルでは初めてなだけに…
ゴーン氏に冷ややかな視線
地球だより フランスのモンシャラン欧州問題担当副大臣は、会社法違反などの罪で起訴、保釈中のカルロス・ゴーン元日産自動車会長が昨年暮れに日本から無断国外脱出し、レバノンに逃れたことについて「レバノン・日本間の問題でフラン…
叩かれるほど強まるトランプ大統領の支持
アメリカの選択 展望2020大統領選(2) 「トランプは信仰の自由を守るために断固とした姿勢を取っている。私にとってそれはとても大切なこと」 米東部ペンシルベニア州で先月行われたトランプ大統領の集会で会場の1階席最前…
文氏の対日政策、国内政治の犠牲にするな
朝鮮半島出身労働者の徴用をめぐる一昨年の韓国大法院(最高裁)判決をきっかけに、日韓関係は戦後最悪と言われるまで悪化している。新年を迎え未来志向の関係を期待したいが、韓国の文在寅大統領が悪化の根本原因に向き合い、関係改善…
減速する中国海軍の空母建造
元統幕議長 杉山 蕃 艦載機開発遅延が原因か 増強の柱、強襲揚陸艦に変更も 昨年は、米中摩擦・英国の欧州連合(EU)離脱をはじめ大国の国益の根幹に関わる動きがあり、世界経済もその成り行きに右顧左眄(さべん)するところ大…
ボリビア大統領選、5月3日実施へ
南米ボリビアの最高選挙裁判所は3日、5月3日に大統領選挙と国会議員選挙を含む総選挙を実施すると発表した。選挙日程の詳細は6日に発表される。 ボリビアでは、昨年10月の大統領選挙で反米左派のモラレス前大統領が4選を果た…
展望2020大統領選 「有言実行」で庶民の心掴む
アメリカの選択 展望2020大統領選(1) 今後4年間の米国の針路を決める大統領選が11月に実施される。破天荒な言動で常に国内外の注目を集めるトランプ氏が再選を果たすのか、それとも民主党が4年ぶりに政権を奪還するのか、…
米大統領選 外交政策への影響に注視を
トランプ米大統領の4年間の政権運営に対する審判となる大統領選が11月3日に行われる。共和党のトランプ氏が再選を果たすのか、野党民主党がホワイトハウスを奪還するのか。米国民が下す選択は国際秩序を大きく左右するだけに、20…
米大統領選で自分のアピールに躍起になるオバマ、クリントン両氏 Obama, Clinton out to put own spin on 2020 campaign
2020年米大統領選は予備選シーズンが始まろうとしているが、民主党の大統領候補たちは過去の大統領選の亡霊に取りつかれる恐れがある。 注目を奪い合うとみられているのが、バラク・オバマ前大統領と2016年の民主党大統領候…
米は中東に3500人増派、イラン司令官殺害で情勢緊迫
米国防総省当局者は3日、中東地域に約3500人の部隊を増派する方針を明らかにした。複数の米メディアが報じた。米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受け、イランによる報復攻撃に備える狙いがある。 トラ…