韓国・北朝鮮 rss

半島情勢は花咲く春3月以降が問題だ

韓国紙セゲイルボ  多少の迂余曲折があるだろうが、3月中旬のパラリンピックまで韓半島情勢はスポーツで管理されるだろう。問題は花咲く春3月以降だ。核とミサイルの冷厳な現実に戻る。  北側代表は「すべての最先端戦略兵器は米国…

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政界の渡り鳥

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  国民の党と正しい政党の統合問題で険悪な雰囲気が漂う中、久々に品格の高い風刺のやりとりが繰り広げられた。(先に正しい政党を離党した)南景弼・京畿道知事が自由韓国党への復党を控え、フェ…

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南北対話は平和をもたらすか

韓国紙セゲイルボ 最悪の事態想定は指導者の責任  2年ぶりの南北対話が韓半島に平和をもたらすと信じるのは初心(うぶ)な考えだ。北朝鮮は文在寅政権スタート後だけでも11回のミサイル挑発と6回目の核実験を行った。今回の対話で…

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開催地で起きたあの事件

地球だより  来月に迫った平昌冬季五輪の下見がてらアイスアリーナなどの氷上競技会場が集まる江陵(カンヌン)に昨年末開通の韓国高速鉄道(KTX)に乗って行ってきた。北朝鮮の五輪参加表明でにわかに南北融和ムードが広がり、「平…

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北朝鮮の平昌五輪参加、透けて見えるソフト戦術

 韓国で来月9日開幕する平昌冬季五輪に北朝鮮が突如、参加することが決まった。選手団や応援団、芸術団など数百人規模の大所帯を送り込んでくる見通しだが、過去、スポーツ大会を政治宣伝の場に利用してきた北朝鮮のソフト戦術も透けて…

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「情報戦」で正恩氏に圧力を、対北朝鮮で米専門家

 米有力シンクタンク、ランド研究所のブルース・ベネット上級国防アナリストはこのほど、世界日報のインタビューに応じ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、経済制裁に加え、「情報戦」で金正恩朝鮮労働党委員長に圧力をかけるべき…

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贅沢な内装、厚さ1㍍の外壁 平壌近郊の金正恩氏別荘

特報’18  北朝鮮・平壌の近郊に位置する最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長の「特閣」(専用別荘)は内部が贅沢(ぜいたく)な作りで、選抜された若い女性軍人30人が常駐しながら世話をしている――。特閣リモデリング工事に動員…

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文在寅政権の「積弊清算」 標的は李明博元大統領

私怨が動機の「政治報復」  韓国では、前職大統領が逮捕・収監されたり、甚だしきは死刑判決を受け、さらには暗殺され、自殺に追い込まれることもある。韓国で「大統領」とは極めてリスクが高く、引退後の保障のない職だと言っていい。…

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韓国入りした米特殊部隊 斬首作戦に備え訓練

有事に中国と核争奪戦も  平昌冬季オリンピックに北朝鮮選手が参加することになった。公演団も帯同するというから、韓国メディアが“美女応援団”を追い掛けることになるのだろう。北朝鮮選手が韓国にいる以上、北からの軍事挑発はない…

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南北閣僚級会談、韓国は対北包囲網緩めるな

 韓国と北朝鮮の閣僚級会談が行われ、平昌冬季五輪への北朝鮮の参加や南北軍事会談の開催などで合意した。  だが、会談が北朝鮮ペースであったことは否めない。韓国は対北包囲網を緩めることがあってはならない。 北が平昌五輪参加を…

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南北高官級会談に見る北の前例にない瞬発力

韓国紙セゲイルボ  9日、板門店平和の家で南北高位級会談が約2年ぶりに開かれる。北朝鮮の金正恩労働党委員長が新年の辞で、平昌冬季オリンピック参加と南北会談再開の用意を明らかにした後、想像以上のスピードで推進された。前例に…

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日韓慰安婦合意、新方針は弾劾デモの延長線 陳昌洙

危機のアジア 識者に聞く(8) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙 まず昨年末の韓国作業部会による合意の検証結果について。日本側の反応は厳しかった。  国内プロセスを踏まなかった、つまり被害者である元慰安婦の意見を十分聞きながら…

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慰安婦合意新方針、日韓に深刻な亀裂生じかねぬ

 いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓政府間合意について、韓国・文在寅政権は昨年末に作業部会が発表した検証結果を踏まえ、国際慣例ではあり得ない見直しの新方針を明らかにした。慰安婦問題は合意以前よりさらに解決困…

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地球村の小寒酷寒

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  小寒。漢字の意味を解けば「少し寒い日」だが実際は違う。「大寒が小寒の家に行って凍え死ぬ」「小寒の氷が大寒にとける」という。“大いに寒い”大寒は体面を保つのが大変だ。今年も例外ではな…

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南北会談で交錯した与野党の反応 、“期待以上”と“なぜ行った”

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮選手団の平昌冬季五輪参加と南北軍事当局会談開催などが合意された9日、結果をめぐって与野党の反応が交錯した。  与党の共に民主党の白恵蓮(ペクヘリョン)報道官は、「2年余ぶりの席だというのに、信じ…

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北朝鮮高官、露との首脳会談断る

「米大統領以外意味ない」  北朝鮮外務省の申紅哲次官が昨年7月、訪朝したロシア外務省のブルミストロフ特任大使に対し、最高指導者の金正恩朝鮮労働党委員長が会談する外国首脳は「米大統領以外は意味がない」と伝えていたことが分か…

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米政権の対北政策、正恩氏に知略争いで敗れる 千英宇氏

危機のアジア 識者に聞く(7) 元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏(下) 昨年、北朝鮮の核・ミサイル脅威はかつてなく高まった。トランプ米政権の対北政策を疑問視する向きもある。  金正恩委員長との間で激しい言葉の応酬…

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南北対話再開、北の術中にはまる恐れも 千英宇氏

危機のアジア 識者に聞く(6) 元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏(上) 北朝鮮の最高指導者、金正恩労働党委員長による1月1日の新年辞から何が読み取れるか。  韓国を完全に愚弄(ぐろう)したものだ。新年辞の核心は韓…

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南北会談、「最大限の圧力」かけ続けよ

 韓国と北朝鮮の高官級会談が9日に板門店で開かれる。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「新年の辞」の演説で、平昌五輪への代表団派遣や韓国との対話の用意を表明したことがきっかけだ。  しかし、北朝鮮に対する国際包囲網が緩むの…

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どう止める北の核、2次的制裁の対象広げよ ジョセフ・デトラニ氏

危機のアジア 識者に聞く(3) 元米朝鮮半島和平担当大使 ジョセフ・デトラニ氏 核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して、トランプ米政権は最大限の圧力で対応している。  トランプ大統領は北朝鮮問題を解決する必要があると強く…

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平昌五輪“ノーショー”寒さと無関心との戦い

韓国紙セゲイルボ  新年が明けた。平昌冬季五輪まであとわずか。苦労し3度目にして誘致した五輪だが、まだ憂慮の声が多いのも事実だ。  まず競技場の観覧席を満たせるかどうかだ。五輪組織委によれば、12月25日現在、65万50…

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黄金の戌年

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  希望の新年を迎えた。六十甲子(干支)の35番目に当たる戊戌の年だ。十干の戊と十二支の戌の漢字が似ている。「戊」に「一」を加えると「戌」だ。モバイルPCに届いた年賀状はどれも犬の絵が…

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日韓慰安婦合意見直し、文大統領悩ます“最終判断”

韓国紙セゲイルボ  文在寅大統領が28日明らかにした日韓慰安婦合意検討タスクフォースの調査結果に対する立場は事実上、合意破棄または再協議推進を示唆するものとみられる。文大統領が交渉の手続き・内容の瑕疵(かし)を指摘し、「…

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