韓国・北朝鮮 rss

裴振栄記者の「日本の歴史紀行」

明治維新評価の裏に政権批判  日韓関係が1965年の国交正常化以来最悪と言われる中で、日本を訪れる韓国人観光客が史上最多となった。日本を貶(おとし)め世界で反日を叫ぶ一方で、その国を訪れて文化を楽しむという心理はなかなか…

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保革対立が先鋭化する韓国 左右の論客が誌上で論戦

「北主導の統一」で認識の相違  韓国で保守と革新の対立が先鋭化している。文在寅(ムンジェイン)政権が平昌冬季オリンピックで北朝鮮と合同チームを構成したり、国連の制裁にもかかわらず、大量の応援団を受け入れ、便宜供与している…

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北朝鮮との経済協力再開に必要なこと

韓国紙セゲイルボ  平昌五輪を契機に南北融和ムードが形成されている。開城工業団地と金剛山観光の再開も進めようという話も聞こえる。北朝鮮が真剣な対話と交渉の意思を表明し、最小限の条件で合意すれば、韓国政府は開城と金剛山の2…

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五輪ボランティア冷遇

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  ボランティアという言葉は自由意志というラテン語「voluntas」に由来する。心の奥底から湧き出る自発的な意思のことをいう。最初に使われたのは第1次世界大戦当時、軍隊に自ら志願した…

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金正恩体制の脆弱さを露呈

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 予測通りの「新年の辞」 核・ミサイル開発の継続確認  北朝鮮問題の研究・解説を生業(なりわい)としている者にとって、毎年1月1日に発表される金正恩委員長の「新年の辞」は必読文献であり資料…

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自滅の道行く韓国の保守勢力

韓国紙セゲイルボ “地殻変動”は最後の再生機会  保守が支離滅裂になっている。李明博(イミョンバク)元大統領が先月、国家情報院特殊活動費授受疑惑などに対する検察の捜査を、「保守壊滅を狙った政治工作」だと批判した。  数日…

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金正恩氏妹あす訪韓

 韓国で9日開幕する平昌冬季五輪の北朝鮮高官級訪韓団に金正恩・朝鮮労働党委員長の実妹で金正恩氏にとり唯一の腹心とされる金(キム)与正(ヨジョン)・党中央委員会第1副部長が含まれることが分かった。韓国統一省が7日明らかにし…

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米が準備する“鼻血作戦”

 北朝鮮は昨年12月、習近平中国国家主席の特使を門前払いするなど米・中の対話プロポーズを拒み続けたが、年が明けてからは平昌五輪参加をはじめ融和ムードを造成し米国の軍事行動にブレーキを掛けようと懸命だ。  先日は李容浩外相…

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韓国が米の貿易報復で袋叩きにされる理由

韓国紙セゲイルボ  米国のセーフガード(緊急輸入制限措置)で韓国の洗濯機と太陽光パネルは関税爆弾を落とされた。韓国政府が米国に協議を要請した事実を世界貿易機構(WTO)に通知したが、米国との論戦で勝つことができるだろうか…

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2030世代

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  大学生の息子を通して2030世代(20代と30代)の認識に接したが、30年前の2030世代と大きく違う。社会の変化より個人の利益についてはるかに敏感だ。近ごろ首都圏出身の大学生の心…

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最大の安保危機に直面する韓国

韓国紙セゲイルボ けなし合いより内部団結図れ  李明博(イミョンバク)元大統領が、「(側近らに対する事情聴取を)盧武鉉(ノムヒョン)元大統領の死に対する政治報復」だと抗議すると、文在寅(ムンジェイン)大統領は、「怒りの心…

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“美女軍団”の思い出

地球だより  平昌冬季五輪に合わせ韓国に来る予定の北朝鮮女子応援団、いわゆる“美女軍団”を記者が最初に密着取材したのは赴任1年目の2005年にあった仁川アジア陸上大会だった。  スタンドでの応援や公民館の公演など4日間の…

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北朝鮮と“無限核競争”

 国際社会では国連安全保障理事会の常任理事国5カ国だけに核保有が認められ、これ以外の国の核保有はNPT(核拡散防止条約)によって禁止されている。  しかし、インド、パキスタン、イスラエルは既に核保有国家であり、北朝鮮も事…

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慰安婦像近くに徴用工像も、在ソウル日本大使館前

 戦前、日本に強制徴用されたとされる朝鮮半島出身者の追悼碑を在ソウル日本大使館前にある慰安婦像の近くに設置する計画が進められている。日韓「慰安婦」合意の事実上の見直しを宣言した文在寅政権の下、韓国側では未来志向に逆行する…

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平昌五輪とその後の情勢

元統幕議長 杉山 蕃 対北制裁、徐々に効果 核拡散・流出の危険は増大  平昌五輪が旬日に迫り、朝鮮半島では南北閣僚級会談を通じ、双方の思惑を込めた交渉が行われ、帰趨(きすう)が注目される。今回は会談合意内容とともに、五輪…

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平昌五輪に来る北朝鮮「美女応援団」の謎に迫るも突っ込み不足の新潮

◆いつの間にか主役に  2月9日から韓国で平昌冬季オリンピックが始まる。韓国はもとより日本のメディアもそうだが、五輪の事前報道は「南北統一チーム」や「美女応援団」ばかりで、肝心のスポーツの祭典、記録への期待、などアスリー…

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純粋なスポーツ精神と思えない北の五輪参加

韓国紙セゲイルボ  平和の祭典オリンピックで分断国家が単一チームを構成して参加したのは1956年イタリアのコルチナ・ダンペッツォ冬季五輪の東西ドイツが初めてだった。  国際オリンピック委員会(IOC)加入を望む北朝鮮は1…

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北の五輪参加、融和戦術に惑わされるな

 韓国・平昌で来月9日、開幕する冬季五輪に北朝鮮が選手団のみならず応援団や芸術団など総勢数百人を送り込んでくることが決まり、連日、その話題でにぎわっている。だが、本来の競技に対する関心をよそにいわゆる「美女軍団」の動向ば…

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女子大危機論

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  キム・ホソン誠信女子大総長(男性)が大学改革方案の一つとして“男女共学への転換”の意向を示唆した。  女子大は受験生の半分だけを対象に学生を選ぶ『受験生の募集』から始まって、女子大…

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度を越した“南北共同路線”

韓国紙セゲイルボ 北の政治宣伝・扇動の場に  北朝鮮の平昌冬季オリンピック参加宣言以後、文在寅政府の“平和もの乞い”が度を越している。まず、正体不明な朝鮮半島旗で南北共同入場というのは、主催国がその国旗を掲げられないとい…

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五輪後に再び危機モードに 北朝鮮情勢で米専門家

大気圏内核実験の可能性も  ブッシュ(子)元米政権で国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長は23日、北朝鮮が平昌冬季五輪に参加することで対話ムードが広がっ…

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慰安婦像は“韓国の恥”、安倍首相は平昌へ行くのか?【PTV RADIO:007】

 2050年、現在のG7で世界GDPトップ10に残るのは米、日、独だけ。日本はインドネシア、ブラジルに追い越され、メキ元韓国国防部北朝鮮分析官で現拓殖大学客員研究員の高永喆氏に慰安婦問題、平昌冬季五輪、文在寅政権、東アジ…

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効果疑問な国連対北経済制裁

日本大学名誉教授 小林 宏晨 30%削減の基準値不明 対案は「パチンコ営業禁止」  国際関係ではこれまで戦争に代わってたびたび経済制裁が行われているが、その効果は極めて疑わしい。アメリカの対キューバ経済制裁、欧州連合(E…

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