韓国・北朝鮮
中国による「サード報復」文大統領は訪中で糾明を
韓国紙セゲイルボ 中国によるサード(高高度防衛ミサイル)配備への報復は、今後、韓中関係が正常に戻っても忘れてはならないことだ。内包された意味が通常でない。大量破壊兵器でもない防衛兵器体系の一つが国家間の関係を揺るがした…
赤いキムチの恩情
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 先日、妻がマンションのボランティア団体のキムジャン(越冬用キムチの漬け込み)分かち合いイベントに行ってきた。主婦の会員が少しずつ材料を持ち寄り、白菜数百個分のキムチを作って独り暮ら…
政府の均衡外交と新南方政策
韓国紙セゲイルボ 似た境遇の核心中堅国と協力を 北核脅威が持続している現時点で韓国外交はどこに向かっているのか。中国のサード(高高度防衛ミサイル)配備に対抗する経済報復を解消するため、サード追加配備、米国ミサイル防衛(…
平和解決望むなら石油禁輸
中国は国境紛争で対峙するインドを牽制(けんせい)するために隣国パキスタンの核武装を間接的に支援した先例がある。それもあって、北朝鮮の核武装も日本を牽制するために「暗黙の了解」を与えているのではないかと疑問視されている。…
北ミサイル潜水艦開発に思う
元統幕議長 杉山 蕃 探知システム突破は困難 ペイしない大型化・長射程化 先日、北朝鮮のミサイル潜水艦開発を決定付ける衛星写真が米国から公開された。映像は北朝鮮造船所の衛星写真で、円筒形の潜水艦用サイロとおぼしきものが…
【パトリオット TVラジオ】「北朝鮮が“米に届くミサイル”を撃った理由」田村重信氏・伊藤俊幸氏対談、爆笑!伊藤氏の素顔も
北朝鮮が11月29日、2カ月半の“沈黙”を破り、ミサイル発射実験を強行した。大陸間弾道弾(ICBM)と見られ、射程距離は米本土に届くと推定される。北のミサイル開発の現状と日米の対応を元海上自衛隊呉地方総監、現金沢工業大…
北タンカーの運航中断原油供給量に影響か
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮のタンカーが7月を前後して、大部分の運航を中断していることが明らかになったと米国の声(VOA)が船舶のリアルタイム位置情報を提供する「マリントラフィック」を引用して、24日報道した。 マリント…
南柯一夢
韓国紙セゲイルボ 世界最長の38年在任したジンバブエのロバート・ムガベ大統領が退任すると、ありとあらゆる暴露が続いている。グレース夫人がパリ旅行で1億870万ウォンの買い物をし、香港などに豪華別荘を購入したとして、「フ…
縮小される北朝鮮観光ツアー
韓国紙セゲイルボ 中国の旅行社、半日旅程も 中朝国境隣接地に所在する中国の旅行社が政治的緊張と旅客減少によって、最近になって北朝鮮観光商品の販売を中断したり縮小していると香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが25…
北ミサイル発射、米攻撃能力を確保させるな
北朝鮮は首都・平壌に近い平安南道平城付近から1発の弾道ミサイルを発射した。青森県西方約250㌔の日本海の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる。北朝鮮の弾道ミサイル発射は約2カ月半ぶりで、今回は飛距離がワシント…
温かい平昌五輪を願う
パルパルを懐かしみ 平昌冬季五輪開催まで2カ月余り。1988年のソウル(パルパル)五輪を懐かしく思い出す。 私は新聞社の外報部五輪取材班のチーフだった。競技取材は運動部が中心だが、これを機にどう韓国と共産圏の交流の扉…
わが家の耐震設計は…
地球だより 先日、南東部の浦項市で発生したマグニチュード5・4の地震は建物損傷など多数の被害を出し、韓国人の地震に対する危機意識を呼び起こしたようだ。特に昨年、すぐ南側の慶州市で観測史上最大の5・8の地震が起きたばかり…
北サイバー戦略、韓国で実態報告
違法に外貨稼ぎ、情報統制も 先週、ソウルで北朝鮮民主化運動などに携わる市民団体が主催し、北朝鮮のサイバー戦略に関する最新事情を報告するセミナーが開かれた。そこで浮き彫りになったのは軍事機密の入手などに加え違法な外貨稼ぎ…
韓国与党代表、米政権の対北強硬姿勢支持
交渉による解決に期待 韓国与党「共に民主党」の秋美愛代表はワシントン・タイムズとのインタビューで、トランプ米大統領は、就任当初から北朝鮮の核開発問題を政策の優先課題に据え、両国間で激しい非難の応酬が続いているものの、交…
分岐点に立つ政府と検察の積弊清算作業
韓国紙セゲイルボ 文在寅(ムンジェイン)政府と検察の積弊(積み重なった弊害)清算作業が分岐点に立っている。あちこちで“抵抗のバリケード”が築かれ、保守系メディアは「過度な捜査ではないか」と問い詰め、「積弊清算を装った政…
テロ支援国再指定、北朝鮮への圧力強めていけ
トランプ米大統領が北朝鮮をテロ支援国家に再指定した。2008年に当時のブッシュ政権が指定を解除して以来、9年ぶりのことだ。北朝鮮が国際社会の批判や自制を求める声を無視して核・ミサイルの脅威を高め、テロ行為を繰り返してき…
韓国慰安婦支援団体、「親北」疑惑に訴訟乱発
特報’17 日韓合意で存続に危機感? いわゆる従軍慰安婦問題で被害者支援を謳(うた)う市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」が北朝鮮の理念や体制に好意的な「親北派」ではないかとする疑惑をめぐり、挺対協が今年に入…
“ゴム紐”月探査
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 月は地球から38万㌔離れた、最も近い天体だ。1959年に旧ソ連の月探査船ルナ2号が月の表面に初めて到着した。10年後の69年、人類が月に第一歩を記した。無人探査は76年8月、ルナ2…
“トランプ見直し”ブーム
韓国紙セゲイルボ 対北交渉の呼び掛けを評価 ドナルド・トランプ米大統領が日本、韓国、中国などアジア歴訪を終えた。韓国政府とメディアは「トランプが変わった」と評価した。訪問前の“トランプリスク”の心配が消えるほどだった。…
テロ支援国再指定、対北軍事行動の可能性高まる
米国は中国特使が訪朝を終えた段階で北朝鮮をテロ支援国に指定した。北朝鮮を「殺人政権」と認定し、9年ぶりの再指定だ。 今後、北朝鮮が米国と国際社会の圧力に屈しない場合、米国の軍事行動の可能性がますます高まるはずである。…
韓国の内部分裂と韓米日の離間も狙う北朝鮮
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮の核開発が体制保障のためのものという点は明らかだが、核挑発は韓半島の核戦争危機を招くほどになり、世界を緊張させている。米国が国連制裁はもちろん、強力な金融制裁など非軍事的行動で北朝鮮に圧迫を加え…
【Podcast】[パトリオットTV]「北朝鮮の核ミサイルは完成しているのか?」田村重信氏・香田洋二氏対談
北朝鮮は核ミサイルを完成させているのだろうか。 第41代自衛隊艦隊司令官を務めた香田洋二氏を迎えて、田村重信拓殖大学桂太郎塾名誉フェローがメインキャスターでこの問題を聞いた。 (音声のみ)
中国の権謀術数
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 中国の紫禁城の中心、太和殿前の観光客のいない広場に立ったトランプ米大統領は、何を考えただろうか。「自分の他に誰がこんなふうに立っただろうか。誰がこんな待遇を受けただろうか」。土産の…