政治 rss

安倍首相訪米、大きな成果 親密な関係を世界に示す

 安倍晋三首相の訪米は日米同盟の強固さを世界に示すことができたほか、「ゴルフ外交」でトランプ米大統領との絆を深めるなど狙い通りに終わったといえる。  首脳会談後に発表された共同声明は日本が期待したことがほとんど盛り込まれ…

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自衛隊に上から目線?

 熊本に「憲法と領土問題を考える」講演会の仕事で出張した。滞在中、熊本日日新聞(2月6日付)に次のような記事が掲載されていたので、少々長くなるが紹介したい。  県教職員組合青年部のセミナーが4日、熊本市で開催された。ジャ…

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日米首脳会談、同盟強化で地域安定に貢献を

 安倍晋三首相は米国でトランプ大統領と初の首脳会談を行った。両首脳が日米同盟や経済関係の強化で一致したことを歓迎したい。  「米軍受け入れに感謝」  両首脳による共同声明には「核と通常戦力による米国の軍事力を使った日本防…

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「日米蜜月」時代の再到来

個人的信頼を固めた両首脳  安倍晋三首相とトランプ米大統領による10日の首脳会談は、「日米蜜月」時代の再到来を予感させるものとなった。予測不能なトランプ氏の言動が世界に不確実性をもたらしているだけに、首相がトランプ氏と個…

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混乱や厳しい交渉覚悟を

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬みき  トランプ大統領が安倍首相を迎えた様子は、大統領の得意の言葉を用いれば「トリメンダス(途方もない)」な大歓迎ぶりだった。  首脳会議の成功はトランプ氏にも絶対に…

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「日米同盟はアジア平和の礎」

両首脳初会談、閣防衛義務を確認  安倍晋三首相は10日午後(日本時間11日未明)、トランプ米大統領と首脳会談を行った。両首脳は日米同盟や経済関係を強化することで一致。沖縄県・尖閣諸島については、米国の対日防衛義務を定めた…

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改憲項目整理、国会憲法審査会で原案作りを

 通常国会の会期中に日本国憲法施行70周年の節目を迎えるのを前に、各党は憲法改正の具体的な項目について論議を進めている。時代の変化などで法律が改められるように、憲法も必要に応じて改正しなければならない。各党は衆参両院の憲…

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首脳会談を前に政府の「対米協力案」に同様な批判展開する朝日、産経

◆「増長させる」と懸念  朝日と産経が、10日の日米首脳会談を前に政府が検討している「対米協力案」に対して、似たような批判を4日付社説で展開している。  「対米協力案」とは、朝日や産経によると、「両国が協力してさまざまな…

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「テロ等準備罪」法案に相変わらずの紋切型反対論で難癖付ける東京

◆左派紙による猛反対  テロほど許せない凶悪犯罪はない。爆弾や銃器を使って一般市民を大量に殺傷する。これを断じて防ぐ。このことに異論のある国民はよもやいまい。国際社会の共通課題でもある。その一環で政府は「テロ等組織犯罪準…

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共謀罪、野党は国民の不安をあおるな

 安倍晋三首相は、共謀罪の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について「国内法を整備し、国際組織犯罪防止条約を締結できなければ、2020年東京五輪・パラリンピックを開けないと言っても過言ではない」…

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米国防長官来日、中朝への抑止効果大きい

 マティス米国防長官が来日した。トランプ政権の閣僚として初の日本訪問である。安倍晋三首相との会談では、米国が「100パーセント」日本を支持すると表明した。トランプ政権によるアジア重視の公式メッセージである。  尖閣に安保…

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女性自衛官も一線進出

 第33回土光杯全日本青年弁論大会が1月7日、東京・大手町のサンケイプラザホールで開催された。私も防衛大の4年生の時に弁士として出場した経験を持っている。卒業後は土光杯OB会事務局長に就任し、毎年欠かさず大会を見学してい…

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各党代表質問、日本の未来のため切磋琢磨を

 通常国会で安倍晋三首相の施政方針演説などに対する各党代表質問が衆院で始まり、23日は民進党の野田佳彦幹事長、大串博志政調会長、自民党の二階俊博幹事長が質問に立った。  野田氏は内外の情勢に「人類が培ってきた叡智(えいち…

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施政方針演説、立党の原点踏まえ未来拓け

 通常国会が召集され、安倍晋三首相が2012年末の政権復帰から5回目となる施政方針演説を行った。  その最大のテーマは「新しい国づくりに挑戦する」ことだ。内閣支持率は高い水準を維持しているが、長期政権による驕(おご)りも…

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日本共産党大会、「本気の共闘」は望めまい

 日本共産党が党大会を3年ぶりに開催した。「自共対決」時代の始まりとした前大会とは異なり、今大会は「自公政権とその補完勢力に、野党と市民の共闘が対決する新しい時代が始まった」と指摘。次期衆院選に共闘して勝利し、野党連合政…

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首相4ヵ国歴訪、米国と地域を結ぶ役割果たせ

 安倍晋三首相はベトナムでの日程を最後に、フィリピン、オーストラリア、インドネシアなどアジア太平洋4カ国の歴訪を終えた。  今回の歴訪の最大の意義は、各国首脳との会談で「地域の平和と繁栄のためには、米国の関与が不可欠」と…

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陸自配備が焦点 宮古島市長選スタート

陸自配備が焦点 宮古島市長選スタート

南西諸島防衛に影響大、翁長陣営が県内選挙初の分裂  任期満了に伴う宮古島市長選が15日告示され、4人が立候補した。22日に投開票される。軍事的拡張を続け不当な海洋進出を進める中国の船舶がわが国の領海を頻繁に侵犯する中、陸…

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防衛省発足10年に思う

 防衛省が「庁」から「省」に昇格(平成19年1月9日発足)して、今年で10年が経つ。発足当時、安倍晋三首相(第1次安倍政権)は、防衛省の幹部職員や自衛官を前に「省昇格が新たな国造りを行うための大きな第一歩となる」と訓示し…

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86歳不破氏の去就にも注目

どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点(4) 「知的後退が見られる」 元共産党書記局長代行 筆坂秀世氏に聞く 党執行部の体制を見ると、よほどのことがない限り、志位氏が委員長ということでこれから10年、20年いくのか…

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共通公約作りが落しどころ 小沢一郎氏が知恵付け

どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点(2) 元共産党書記局長代行 筆坂秀世氏に聞く 蓮舫、野田執行部は、民共共闘で一歩引いている印象だが、最終的にはまとまると。  僕はそう思う。昨年10月の衆院補選でも民進党は共…

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「太平洋戦争」の名称の背景

 昨年暮れのとある会合で、先の戦争の名称について、参加者の間で意見が割れ、あわや喧嘩(けんか)になるのでは…と思う場面があった。  私は、先の戦争の名称については「大東亜戦争」だと主張し、次のように説明した。  そもそも…

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首相真珠湾訪問 「和解の力」で日米同盟強化を

 安倍晋三首相はオバマ米大統領と共にハワイの真珠湾を訪れ、75年前の日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する「アリゾナ記念館」で献花した。  戦後に一つの区切り  1941年12月、日本海軍は真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦…

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殉職覚悟の不時着

 埼玉県狭山市の入間川河川敷に平成11(1999)年11月22日、航空自衛隊入間基地所属のT33Aジェット練習機が墜落し、乗っていた2人の自衛官が即死する事故が起きた。  この事故では、墜落時、練習機が高圧線を切断したた…

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