インタビュー rss

対話での解決が最優先 公民党名誉主席・梁家傑氏

揺れる香港 各派リーダーに聞く(1)  香港行政長官選挙の普通選挙改革をめぐり、制度の民主化を要求する学生ら民主派が幹線道路の占拠デモを継続して40日が過ぎた。デモを継続する民主派と政府や親中派の動きは立法会(議会=70…

続き

金正恩体制いまだ不安定 孫光柱・元デイリーNK編集長に聞く

 最高指導者・金正恩第1書記による統治が表向きには安定したかに見える北朝鮮。だが、エリートたちを中心とする組織・人を完全に掌握したかは定かでなく、一般住民の忠誠度も弱いなど、権力基盤は盤石とは言えない。北朝鮮体制の特性に…

続き

道義国家の礎築く西郷の教え 西郷隆盛の曾孫 西郷隆夫氏に聞く

日本人の心  「敬天愛人」で知られる西郷隆盛の遺徳を偲び、曾孫(ひまご)の西郷隆夫氏が縁深い福岡市近郊で西郷家に伝わる秘話を語った。10月11日、福岡南洲会の國分友貴氏(ブルーコンパス)が主催する「あすなろ塾」初回講演で…

続き

日本型経営に大変革の波 企業リスク研究所代表 白木大五郎氏に聞く

性弱説こそリスク管理の王道  日立製作所や関連企業で労務、人事、リスク管理やコンプライアンス(法令遵守<じゅんしゅ>)の担当役員として辣腕(らつわん)を振るった「企業リスク研究所」代表の白木大五郎氏は若手経営者を育成する…

続き

大学入試の抜本的改革を 下村博文・文部科学大臣に聞く

 下村博文・文部科学大臣(教育再生、東京オリンピック・パラリンピック担当)はこのほど文部科学省大臣室で本紙のインタビューに応じ、これから推進したい教育改革として「大学入試制度」を挙げ、「抜本的に改革したい。100年に一度…

続き

日清戦争勃発120年の日本と韓国 作家 片野次雄氏に聞く

根底に日本近代史の混迷  今年は1894年の日清戦争勃発から120年に当たる。明治の日本が体験した初めての対外戦争で、これを通して日本は国民国家に脱皮し、経済的にも飛躍した。その近代日本の成功体験の裏で、戦場のほとんどが…

続き

チベット人の焼身抗議 チベット問題を考える会代表、真言宗十善院住職 小林秀英師に聞く

中国政府が人権弾圧・宗教迫害  中国に弾圧されているチベット人の焼身抗議が135人に上った。土地を奪われ、政治的権限を失い、さらに民族文化と宗教を破壊され、経済を収奪されているチベットの悲劇は、日本にとって対岸の火事では…

続き

未来に残したい郷土の浜辺  いしかり海浜ファンクラブ事務局長 石井滋朗氏に聞く

環境ボランティア  札幌に隣接する石狩市。日本海に面した石狩湾には北海道の母なる川・石狩川が流れ込む。また、延々と続く自然のままの砂浜と海浜植物が生い茂る砂丘、さらに約20㌔㍍にも及ぶ天然のカシワ林は圧巻。一方、夏場にな…

続き

わが国のがん対策の現状と今後の課題 がん対策推進協議会会長 門田守人氏

病院完結型から地域完結型医療へ  政治評論家で元厚生政務次官の長野祏也氏が主宰する「新世紀医療政策研究会」が18日、都内で行われ、がん治療ではわが国の第一人者であるがん対策推進協議会会長門田守人氏が「わが国のがん対策の現…

続き

道徳教育に欠かせない宗教 教育評論家 棚橋嘉勝氏に聞く(下)

死は人生教育の場  道徳教育の教科化が課題になっている。教育基本法第15条(宗教教育)では「宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養及び宗教の社会生活における地位は、教育上尊重されなければならない」とされているが…

続き

子供たちに死を教える教育を 教育評論家 棚橋嘉勝氏に聞く(上)

死は人生教育の場  同級生を殺害した佐世保市の女子高生は「人を殺してみたかった」と言ったというのは、10年前、類似の事件を起こした小6女児と似ている。長崎県が力を入れていた「命の教育」は、なぜ少女の心に届かなかったのか。…

続き

どう動く北朝鮮―日米韓中の思惑 拓殖大学客員研究員 高 永喆氏

日米韓離間工作に騙されるな  本紙のコラム「半島NOW」の執筆者である高永喆拓殖大学客員研究員はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の第156回定期講演会で「どう…

続き

北海道農業の活性化 一般社団法人北海道農業サポート協会代表理事 大沼康介氏に聞く

農家の自立と企業化を支援  TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉が大詰めを迎える中、日本の農業は大きな岐路に立たされている。とりわけ、他の都府県に比べ専業農家の割合が大きい北海道は、重要5項目の農産品目で自由化が進め…

続き

生誕150年のダルマパーラと日本 蘭華寺住職 バーナガラ・ウパティッサ師に聞く

スリランカ近代化のモデル  千葉県香取市にある蘭華寺(らんかじ)で7月20日、イギリス植民地下のスリランカ(セイロン)やインドで仏教復興運動を展開し、建国の父と呼ばれるアナガーリカ・ダルマパーラ(1864~1933年)の…

続き

集団的自衛権と日本の安全保障 座談会(下)

同盟強化へ「自助」力高めよ 日米韓でアジアの安全を守れ 中 谷行使は政府の判断力に委ねよ 吉 原抑止・撃退できる体制整備を 黒 木  黒木 本来集団的自衛権とは自然権ですね。これをやるかやらないかは時の政府が政策判断とし…

続き

集団的自衛権と日本の安全保障 座談会(上)

 安倍政権は、集団的自衛権の行使を限定的に容認する閣議決定を行い、日本の安全保障は新たな段階に入った。そのための法制化も急がれている。そこで、中谷元・元防衛庁長官(自民党衆議院議員)、吉原恒雄・元拓殖大学教授、世界日報論…

続き

接種勧奨一時中止続く子宮頸がんワクチン 全国被害者連絡会事務局長・日野市議 池田利恵氏に聞く

死亡者の圧倒的多数は高齢者  全身の痛みや運動障害など、重篤な副反応を訴える少女が大勢出たことで、接種の積極的な勧奨が一時中止となっている子宮頸(けい)がんワクチン。厚生労働省は副反応を「心身の反応」と結論づけたが、その…

続き

子宮頸がんワクチン被害者の救済 北海道議会議員 柿木克弘氏に聞く

被害者救済の輪を広げたい  子宮頸(けい)がんワクチン接種によって深刻な副反応が生じると報告されて数年がたつ。北海道美唄(びばい)市では、接種を受けた女子高校生が全身痙攣(けいれん)や脱力感で生活に支障を来すなど重い症例…

続き

被災地復興で見直される神社 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

地域を支える神社の文化力  東日本大震災の被災地では神事や祭りの復興が、被災者の人たちに力を与えている。阪神・淡路大震災で崩壊した社殿を再建し、「神社は地域のコミュニティーセンター」が持論の加藤隆久・生田神社名誉宮司もた…

続き

生活に言及多かった江藤淳

文芸評論家 菊田 均 人の生存を決める要素 「書く」行為の基盤に危機感  新設の大学教員に採用が内定したところ、「学内では政治活動をしない」との誓約書の提出を求められた人物がいる。彼はしばし悩んだのち、誓約書の提出を拒否…

続き

孫子に行き着いたリデルハート 京都産業大学名誉教授 間宮茂樹氏に聞く

戦略論を考える  北朝鮮の核開発、中国の軍拡と海洋進出という現実の脅威に対して、わが国は万全の態勢で臨まねばならない。その点で、安倍政権の取り組みは集団的自衛権の行使容認も含め、当然の措置と言えよう。安倍晋三首相を「戦略…

続き

ネット投票、金融街占拠は違法 「愛護香港力量」招集人 李家家氏

香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方(下)  ――7月1日の民主派組織「民間人権陣線」の大規模デモは香港警察の発表で9万8600人、主催者発表で51万人、香港大学民意研究計画の調査では17万人となっている。デモが行わ…

続き

最もやりがい感じた3年間 退官する普天間航空基地司令官 ジェームズ・フリン大佐に聞く

アジア太平洋地域の安定と安全に貢献  在沖米海兵隊の普天間航空基地(宜野湾市)の司令官交代式が11日に行われる。現職のジェームズ・フリン大佐は基地司令としての任務を終え、退官する。3年間で築き上げた地元との信頼醸成、新型…

続き