イラク全民族・宗派による民族統合政権を 中東問題専門家アミール・ベアティ氏に聞く


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過激派侵攻で反政府勢力が結集

 イラク出身の中東問題専門家アミール・ベアティ氏(72)は23日、国際テロ組織アルカイダ系スンニ派過激派武装組織「イラク・シリアのイスラム国」(ISIS)の軍事攻勢を受けるイラクの現状についてインタビューに応じた。欧州の中東専門家としてBBCアラブ放送、ドイチェ放送、アルジャジーラ放送などで中東情勢やテロ問題を分析してきた同氏は、シーア派とスンニ派、クルド系などイラク全民族、宗派から構成された民族統合政権を樹立して危機を乗り越えるべきだ、と主張した。
(聞き手=ウィーン・小川敏、写真も)


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